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うれしくて、ピョン!の謎が解けた! ~じつは推理小説だったが、誰にも気づかれなかったハナシ。

作者: ソウ マチ

昨日のエッセイ「うれしくて、ピョン!」の謎が解けました!


女の子に本をプレゼントしたら、彼女がよろこんでピョン!と飛び上がったのは事実です。でも不思議だった。どうしてあんなに反応が速かったんだろう?? わたしだったら話を理解するまで5秒はかかる。それなのに女の子は反射的に飛び上がってよろこんだ。なんでだ?? 反応が速すぎる……。


誰も気にしないと思うのですけれど、こういう小さなことが気になるのです。昨日からずうっと考えていた。他にやらなきゃいけないことはたくさんあるのですけれど、ずうっと考え続けていた(苦笑)。


そして先ほど謎が解けました! 彼女に確認できないですけれど、おそらくこれが正解です!!


彼女はお母さんといっしょに本屋さんへ行って、ほしい本を見つけた。ウキウキしながらレジに並ぶと、前のソウが同じ本を大量に買っているのが見えた。表紙にはすごく可愛いイラストが書かれていて、彼女はその本がほしくなった。あの本は、なんという本だろう? あの本もほしいな……。 たくさん買っているから、きっとすごく人気のある本なんだろうな。わたしもほしい……。


彼女が熱心に見ていると、おっさんだかおばさんだかわからん人物がカバンからサイン色紙を出した。そして店員さんに渡した。店員さんは「ありがとうございます!」と頭を下げている。このおっさんおばさん、ふつうのお客さんじゃないみたい。いったい誰なんだろう? それにしてもこの人、クサイな。どうしてこんなにクサイんだろ?(← バックに灯油をぶっこぼしたのに気付かず持ってきた。ものすごくくさかった! たぶん色紙も灯油くさかったと思う!)


あの表紙のイラスト、すごくかわいい……。わたしもいつか、あんなイラストが描けるようになったらいいな♡ あれ? おっさんおばさんがこっちを向いた。なんだかアヤシイ人だな。なんだろ?


ソウ:突然、すみません。これ、わたしの書いた本です。よかったらどうぞ♪


えええええっっっ!? このアヤシイ人がっっっ!? このヘンな人が………………、

















この可愛いイラストを描いたんだ!!(← ちがう!!)

この人ヘンだけどクサイけど、こんなに可愛い絵を描く人なんだ!!(← クサイのは合ってるけど、ちがう!!)

この人、イラストレーターさんだ!!(← ちがう!!)

神絵師さまに会えた! そして神絵師さまが描いた本をプレゼントしてもらった!!(← ちがう!!)

やったぁ~!! 神絵師さまに会えたぁ~!!(← 完全に間違っている!!)


そして反射的に「うれしくて、ピョン!」したのだと思います。反応が速かったのは、ちょっと前から表紙を見ていたせい。そしてそのイラストをいいなと思っていたせい。いいなと思っていたイラストの本がもらえたから、うれしくてピョンした。そしてその可愛いイラストを描いたイラストレーターさんに会えたと思ったから、全身からうれしいオーラがだだ漏れしていた。


十中八九、間違いないです! これが正解!! そしてわたしは彼女の期待を完全に裏切っている!! わたしが書いたのは文章だから! 神絵師さまは七海喜さんだから!!


…………ちょっと、胸がイタイです…………(涙)。凹む必要はないのですけれど、ナチュラルに凹みます。おかしいと思ったのですよ。わたしの書いたお話でそんなに喜んでくれるはずがないもの……(涙)。

そういえば「おかあさん、わたしうれしい!」の女の子も、七海喜さんの書いたキャラが自分だと知って喜んでいらした……。そうか……。彼女たちの素敵な笑顔を引き出したのは、七海喜さんだったのか……。

わたしじゃなかった……(涙)。わたしが人様を喜ばせることができるなんてカン違いして、とんだ大マヌケだわ(涙)。ナマケモノのわたしがマヌケなんて、ナマケモノマヌケだわ(涙)。今度から皆さまにわたしのことを「ナマケモノマヌケ」って呼んでいただこう(涙)。 でも、そんなこと言っちゃダメ。そんなのナマケモノ様に失礼だわ。わたしごときがナマケモノを名乗るなんて、100万年早いわ……(涙)。


まぁ、いいや(← あきらめが早いのはわたしのイイトコロ☆)。きっかけは七海喜さんの素晴らしいイラストで、結果的にわたしの書いたお話でよろこんでもらえたらいいや。入口は七海喜さん、出口はわたしで万事オッケーでしょ!!


本を贈ると高確率で言われます。「絵が描ける人だったの!?」描けません。書いたのは文章です。本を読まない方って、文章とイラストが分業だとご存じないのですよね。本が大好きなわたしからしたら「商業出版でイラストも本文も自分でできる人なんて、ほとんどおらんぞ……」と思うのですけれど。


だから彼女も間違えたのだと思います。でもわたし、イラストは描けません。ごめんね!!


わたしの冴えわたる名推理が終わったところで、次のお話です。


わたし、推理小説を書いたつもり……だったのですよ……。


拙書「姫さまですよねっ!?」はコメディに分類されています。もっと詳しく言うと「歴史コメディ」さらに詳しく言うと「ジェットコースター歴史コメディ」です。でもわたしは「推理小説」として書いた。それなのに推理小説の「す」の字も出てきません。えぇ、まったく出てきませんとも。


書店さまによって本の置き場所が少しずつちがいます。児童書コーナーに置かれることが多いですけれど、ラノベや郷土のコーナーに置かれていたこともあります。でも推理小説の棚には置かれていない。誰も推理小説だと思っていないらしい……。 二巻ではさらに推理要素を増やしたのですけれど、何回も読んでくださった担当様も校正様も推理小説とは思ってないらしい……。


そういうわけで、ぜひとも皆さまに「姫さまですよねっ!?」をお読みいただきたい! そして推理小説かどうか判定していただきたい!! 


コメディと書かれているのを見たときは、かなり驚きました! だってコメディを書いたつもりはありませんでしたもの! 笑わせようと思って書いてないのでどうしてコメディと呼ばれるのかさっぱりわからんですばい!! いったいどのへんがコメディなのか、そのへんも教えていただきたい!!


いまは3巻と新刊とエッセイと異世界を同時進行で書いています。3巻と新刊はお仕事で、エッセイと異世界は趣味です。仕事と趣味が完全一致していると知った新聞記者さまから言われたのは…………、












記者:ソウさんは……変態……ですね……。


ずううううっと書いているので、自分でもヘンだとは思っているのですよ。自分では内心「わたし……バケモノ?」と思っていたのですけれど、変態だったんだ! ものすごくしっくりくる! バケモノじゃなくて変態だったんだ!!


昨日はお手紙を10通、色紙を5枚(表裏びっしり書いてある)を書きました。書きすぎて目はチカチカするし、首が痛くなってきた。この痛みを忘れるためには…………、













エッセイを書こう!


ちがうやろ! 書きすぎて痛くなってるんだから書くなよ! 一番やったらアカンやろ!! パソコンから離れろ!!


でも書くこと以外になにをしたらいいかわからないので、けっきょくエッセイを2つ書きました。変態です。書くしかできない変態です。ww


今度からわたしのことは「ナマケモノマヌケ変態」とお呼びください。でも呼ばれたらキズついて泣きますけど。ww


そうそう。思い出しました。わたしを変態呼ばわりした記者さまには間髪入れず「新聞記者だって変態ですよ!」と返しておきました☆ 変態同士、気が合うのです。ww


それでは変態仲間(!!)の皆さま、どうぞ良い一日をお過ごしください~♪♪

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[良い点]  技術職と研究職でストレスを感じない人は、まぁみんな変態です。
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