表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アイドルズデーモンナイト  作者: 中川優成
6/9

第一話(6)自分の力で・・・。

私達が愛奈さんが戻ってくるのを待ってると、ブレイブアンヘルのメンバーの女の子が前を横切った。

とても輝いていて可憐で、その汗をかいてる姿も美しくかっこよかった。

他のメンバーが、ファンが待つ方へ向かう中一人駆け寄ってくれた女の子がいた。


『唯奈?』


愛奈さんが、私の隣で何か言ってるけど知り合いなのかな?


『ミカちゃん。アイドルにあこがれてるんだよね。いつか、同じステージに立とうね。楽しみに待ってるね!』


「今の方は?」


私が聞くと、竜也が答えてくれた。

「ブレイブアンヘルの月宮唯花さんだね。」


「優しくてあたたかい笑顔だった。」


「うん。」


「唯奈さんは・・」


「竜也。ありがとう。でも、日本語覚えていつか自分の力で聞きたい。唯花さんが、伝えてくれたこと。」


「そっか。日本語頑張らないとな。」


竜也の言葉に私は力強く頷いた。


熱気にあふれる優しい場所。

このステージに必ず立とう!!そしていつか、ブレイブアンヘルさんと一緒にステージに立ちたい!!

心に強く決意を固めるとともに、宿屋で毎日を真剣でありながらも慣れで惰性で働き過ごしていた私にとって、心を震わせるほどの目標が出来た。


世界そのものが、美しく輝いてる様に思えた。


この日は、ブレイブアンヘルさん関連の動画をHPCで見れるようにしてもらい、自分たちの住んでる世界へ転移して戻った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ