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アイドルズデーモンナイト  作者: 中川優成
5/9

第一話(5)妹は元アイドル

 隣で、白いドラゴンがライブを見たくて飛び跳ねている。

 私は見かねて、抱きかかえると嬉しそうに目をキラキラ輝かせていってくれた。


「ありがとう!!」


 あれ?この世界で言葉が分かる?


「どういたしまして」


『本日は、メッセージアプリGROWで私達ブレイブアンヘルの公式アカウントを登録してくれた新規の方はファストカメラ(画質の向上したチェキ)で、無料2ショット撮影ができます。この後の特典会にぜひお越しください!』



 ライブが終わり、私はドラゴン君を抱っこしながらフロアの外にでた。


「皆、集まって何してるの?」


 フロアにいたファンの子達が、集まってる一角があった。


「さっき特典会って言ってたな。アイドルと、撮影できるみたいだ。」


 私が聞くと、竜也は教えてくれた。


「そのドラゴン何?」


「僕は、ヘリオスだよ!」


『みんなの言葉が分からない・・。あの、私楽屋に呼ばれてるからいくね。』


『楽屋?』


『そう!兄貴が家になかなか帰ってこなかった一年間の間、ブレイブアンヘルに入ってたから。』


 何か、兄妹で話して愛奈さんは行っちゃった。


 この建物は無機質で灰色で冷たい。

 それに反して、ここに集まる人々は優しくそして熱気帯びての興奮とそれぞれの夢が包む。


 そんな、衝撃と希望と夢が興奮と情熱とともに優しく包む特異な空間。この、魅了されるキラキラ輝くステージに、どうやったら立てるのかな。



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