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お仕置きタイム一旦休み。自己紹介?

お忙しい中、通勤中、休日真っ最中の中、クリック&タップ誠にありがとうございます。


すいません今回と次回が少し説明みたいな内容になります。

残り2人の「ざまあ」は盛大なものになります。

ただいま執筆しておりますが、またグロくなりそうです。


拙い文章ではございますが、どうか楽しんでください。

「さて・・・と帰るとするかのう?」


リューはそう言って羽を広げた。

同時に俺は俯瞰から自分の視界へと戻っていった。


―おお!びっくりした。でもリューさん?羽広げてどうしようというんですかな?―


「おお、ヌシは知らんかったな羽だけではな、飛べんのは知っておろう、そこで!」


そう言って右手の人差し指を地面に向け指でくるんと円を描くと英語の筆記体のような光る文字が空中から現れて、体に巻き付いていくとふわりと体が少しだけ浮いた。


「妾たちのあの体で羽だけで飛べるわけなかろうが。魔力と翼、この2つで妾たちは空を飛ぶのじゃ。」


羽を「バサリ」と一煽ぎするとそのまま空へと上がり隠れ家の方向へ向かい始めた。

地上ではホイッスルを鳴らしたり「とまれー!」と叫ぶ迷彩服達がいたが、あえて無視していた。

飛行中は公園の上を飛行していた俺達の事を見てスマホで撮影していたり、ビルの間を飛行中は地上30mほどを飛んでいるとオフィスで働くサラリーマンたちと目が合って気まずい思いをしながら、隠れ家へ到着した。


「ここからは、ヌシに体を戻すぞ?」


―分かった。―「頼む・・・って!おお、元に戻った。」


―今度は逆の状態になったの。―


こうして隠れ家へ戻ってきた俺は鍵が無い事に気づいて「おやっさんの所に行くか」と思っているとリューが「まかせい」と目の前に丸い球体が現れてそこから何か厳重な梱包された、連れ去り前の俺の服と財布や鍵が現れた。

梱包を外して取り出すと一つ一つに政府の部署が掛かれたタグが付いていた。


「調べられたなこれは・・・でも偽名と住所がついている類を持ち歩いていなくてよかった~。」


俺はもしもを考えて小物類は100均で買っており、電気料金等も支払うと即ゴミ箱へ捨てていた。唯一手掛かりになりそうなのは、この鍵なので心配はしていた。

しかし一両日中にはここを引き払わなければならないな、とも考えた。


そう思いながら鍵を開けて部屋に入ると、人が一人目の前に立っていた。

俺は「!」と、咄嗟に踵を返し逃走を図ろうとしたその時、


「待て待て待て、逃げるでない。妾じゃ、安心せい。」


「リュー?だって今は俺の中にいるはずじゃ・・・」


「忘れたか?あの闘争の時、ヌシはどうなっておったの?ここに見えるのは妾の思念じゃ。」


顔はものすごく美人で北欧系?ロシア系だろうか?髪は金髪。キレイに入ったメッシュの青みがかった銀髪癖のないストレートをうなじの所で金の輪で一つに束ねただけで腰まである長さ。

瞳は右目が赤、左目が金でオッドアイって言うんだったかな?

瞳孔は縦長で・・・なんか爬虫類というかやはり人間じゃないんだなと感じてしまった。


胸はでかく腰はくびれおしりもでっちりしてなく程良い大きさ。

うむ!むしゃぶりつき・・・ウオッホン!


「あ、ああ、すごく美人ですね。」


俺の言葉に、にかッと笑い「そうじゃろそうじゃろ!」と嬉しそうに笑った。

何かヒマワリが似合う美人って感じ。

リューはそのままふわふわと宙に浮きながら、俺と一緒に部屋へと入っていった。


「あのさ、リューさん?」


「なんじゃ?改まって?」


「その・・・お胸とお股を隠してもらうと話しやすいんですが・・・。」


「おお!忘れておったわ!許せ。」


そう言って余裕のありそうな白の長袖と緑色のキュロットスカートに一瞬で切り替わった。

俺はホッとしながら、俺がどうしてこうなったのかの経緯を聞くことにした。


「とりあえず、俺の名前は勝良かつらみのるだ。初めましてかな?」


「うむ。そうじゃなヌシと同化してからは眠りの中で、夢を見ているような感覚で観ておったの。今日までの経緯は妾も体験したも同じじゃ。」


そう言いながら腕を組みうんうんと頷いていた。俺は「いや、そうじゃなくて」と言おうとしたが左手で制止させて話を続けて来た。


「妾はリュセフィーヌ=ドナクレアじゃ。万物の魔導と豊穣を司り、そして秩序を守りし古龍の1匹じゃ。

ドナクレア姓じゃが、もともと妾達は持っていなかった。妾の守護する領域に住む住民との盟約で名乗っておる。

そしてこの境界越えは勇者たちが原因なのじゃ。」


そう言ってリューは、ぽつぽつと語りだした。

彼女がいた世界は「フィーグル」と言って地球と同じ球体の惑星。大陸の90%は北半球にあるが、3割が1年中雪の解けない「永久氷河」と呼ばれる地があるが、氷河によって水が豊かな砂漠などの死の土地もない緑豊かな大陸という。


そこに天上界に神族、地上界に龍族がそれぞれ支配していた。天上界では神族と天使族、そして地上界では人族と魔族が互いの不可侵の誓いを元に暮らしていたが、今から11000年前神族が人族を唆して天使族と手を組み、魔族の領土を侵攻してきた。


魔族は世界の8割を領域としていたが、天使族と人族の兵力に4割まで領土を減らしていた。

龍族は不可侵の誓を守っていたが、遂に人族と天使族が龍族の領域まで支配しようと動き出した。

神をも倒す力を持つ龍族は誓いが破られたと激怒し、今から9000年前に4代前のリューの祖先達が神々と地上の覇権を争った神魔大戦として始まった。


龍族が加わった魔族軍は領土と領域をどんどんと取り返して元の8割まで戻したが、ここで神族が異世界より「勇者」というものを召喚する事に成功した。

勇者の力は龍族にこそ及ばないが、どの魔族よりも強く遂には魔族を率いていた「魔王」を討ち倒し再び攻勢に出た。

世界は人族の領土を4割まで領土を広げる事に成功したが、龍族に屠られた神族の被害があまりに大きく人族4、魔族6で停戦した。


これをきっかけとして神魔大戦は終結宣言がなされて、4800年前に先々代のリューの曽祖父が、地球で云えば南半球のオーストラリアの無いニュージーランドの辺りあって、面積は日本の5倍で冬こそ極寒で厳しいが、春から秋にかけて温暖で豊かな土地のドナクレア島を領域として腰を落ち着けた。


―領域―

人族と魔族の住む大陸全土の中で龍族の住まう領域は人族と魔族の領土のどこにでもあり、その領域内(行動範囲)では不戦、共生、平等が盟約によって約束されている。

要は俺らの支配する地上界には、人族、魔族誰でも国家や領土主張をしてもいいけど、俺はどこに住むかわからんよ?でも、もし住んだ所の俺が目の届く範囲では、お互いにケンカしないで仲良く暮らしなさい。ということである。


「それで、その勇者さんがどうしたってのかな?」


そこからまた話は進む。

ドナクレア島にはエルフやゴブリン、竜人、獣人などの亜人が5割、魔人、皇魔が3割、人、天使が2割で4億人ほどが自治都市を形成してお互いに交流もあり仲良く暮らしていた。

所が300年前、海を隔てて人族の99%が創世3柱神を中心に7技能神を信仰している「アドラ神教」の総本山アドラ神聖公国が宣戦布告をしてきたのだ。


アドラ神聖公国は異世界の勇者召喚の秘術を持っており13年周期で最大3名の勇者を召喚できて、東の大陸の魔族の王や亜人の王を討伐しており、徐々に小国の人族の領域を増やしている大国だ。

また、瘴気に当てられた天災級の魔獣などの各国への派遣討伐も受けており厄介な国ではあった。


また、海を隔てているとはいえ、海運は最大でタンカークラスがいくつもの海を渡り、空には最大でカーフェリークラスの魔導船が航行しているので、大陸間は比較的簡単の移動が出来るとの事。


代々の勇者3名を旗印として何度も侵攻してきたが、リューの曽祖父を始めドナクレア同盟軍は精強でことごとく返り討ちに遭わせてきたという。

また、ドナクレアと同盟国である周辺国もアドラ公国を牽制してくれているのも勝機の一つであった。


幾度にもわたる宣戦布告と停戦協定の後、7年前になるが、公国の第2王女が類稀なる魔法の天才として生まれこれまで不可能であった3名以上の勇者召喚に成功したことから悲劇が始まった。


第1の悲劇

総勢21名にもなる勇者の部隊が編成されて多数の戦線の展開が可能となりアドラ周辺国は膠着状態となりドナクレア本島へも複数の侵攻作戦を実行し、ドナクレア同盟軍も複数展開により絶対数の少ない軍隊は少ない人数編成となってしまい敗走を余儀なくされてしまい、いくつかの自治都市が陥落してしまった。


第2の悲劇

曽祖父と祖父が騙し討ちに遭い戦死してしまった。何度目かの停戦協定を締結するべく会談の会場へ赴いた2人は勇者6人の闇討ちに遭った。

しかし歴戦の龍族である2人は勇者たちを撃滅寸前まで追い込んだが、ドナクレア住民数百名を人質にされた。

ドナクレア住民を保護の盟約を交している2人は、あえなく捕縛されたが、これも嘘。

勇者とアドラの間諜が事前に潜入して寝返りをさせていたのだ。

ちなみに寝返りのほとんどが天使族と人族だったという。

そのまま祖父と曽祖父は殺され武具や魔導兵器の素材にされてしまったとの事だった。


第3の悲劇

曽祖父と祖父の素材は歴戦の龍族だけあって素材になっても強力で、父や兄2人は苦戦を余儀なくされ、あえなく戦死、そして素材となった。

残った母と妹とリューは最後の決戦に出たがやはり雄龍よりも力が弱く総勢16名の勇者の総攻撃に遭い母は慰み者として隷属刻印をされたが、自爆覚悟のの魔力暴走でアドラ軍の30%を壊滅に追いやった。

妹もアドラ軍総司令官の慰み者として隷属させられていたが、ナニを噛み千切って逃走。


リューは一族で一際高い能力を持っていた為、唯一の「万物の魔導と豊穣の司」の称号を曽祖父より受け継いでおり、いつか一族再興の希望としてドナクレアから魔族を一部だけであったが率いて脱出。

リューは連戦の戦いで魔力が枯渇していて住民の転移が危ぶまれていたが、脱走してきた妹が自身の命を使って姉と3万人にも及ぶ住民を同盟国の魔王国に転移させリューの腕の中で静かになくなったと言う事だった。


こうして守護者を失ったドナクレア島は同盟軍も壊滅し次々と町や村が略奪や住民を奴隷として残らず売り払われて最期に領域全体がアドラ公国の植民地として占領された。


「・・・・・・・・何というか壮絶だったんな」


「悲しくないと言えば嘘になるの。」


「敵は討ちたくないのか?」


「・・・今はまだ力が足らぬのだ。」


リューは、そう言いながら自嘲気味に静かに笑うのだった。


「勇者は強い4人までならは勝つことが出来るのじゃがの。そうじゃの今の勇者は1人でヌシ100人が束になっても瞬殺じゃな。」


「リューさん、あなたはどんだけ強いんだ・・・・」


「じゃが妾も先日の戦闘で肉体を失ってしまったの。」


「そこで俺に体を龍に変化させて憑依して戦うつもりなのか?」


「むー、半分アタリでほとんど違うの。」


「どっちだよ!」


カラカラと笑いながらリューは俺の体について説明を始めた。

元々は勇者たちの騙し討ちでもはや自分の命は尽きると覚悟していたが勇者の一人が、禁呪の中でも「使ったら死刑」と言われるほどの禁呪をリューに放ってきたらしい。


「あの馬鹿共のおかげで、逃走途中の町が4つほど吹き飛んでいたがな。」


・・・とんでもない奴等である。

とりあえず、自身の体を素材にさせられても体内にあって強力な魔導兵器には欠かせない龍魔石は殺した龍の魂も封じ込めていなければ、ただの魔力石にしかならないので、魂を溶け込ませた「命の雫」を地面に染み込ませ、大地に帰ろうとしたその時に、ジェノサイダー勇者が放った禁呪と魂が抜けて空になった体を自爆させる呪文が、良い具合に絡み合って境界に亀裂が発生、一部が崩壊して俺らの世界につながったと。


「良い具合ってどんな具合なんだ?それで?」


境界の向こうを見ると、俺が間抜け面してこっちを見ていたので「コイツを使って体の再生しよう」と決めて境界の穴めがけて命の雫に眷族化を込めて俺と合体していまにいたる・・・・と。


「あの・・・リューさん?それ「とばっちり」ってこっちでは言うんですよ?」


「あほう。それくらい知っておるわ!妾とて良いように使ってやろうとは思ってなかったのじゃ!」


「・・・と言いますと?」


「ヌシを見てな、ああ、ヌシなら妾の家族となるにふさわしい雄じゃ。って思ったんじゃ!」


何故か顔を赤くしながら頬を膨らませ目を潤ませていた。


「そんな~ちらっと見ただけでそんなことになるわけないじゃん?人でもね「一目惚れ」ってあるけど、ちゃんとその人を見ないとならないんですよ?」


「・・・甘いのヌシは。我ら龍族でも古龍は直観力が特に優れておっての?なんと的中率は99%じゃ!」


「・・・・・・・残りの1%が若干の不安なんですが、でもリューみたいな美人に言われると照れるな。」


「じゃから、妾の番になって欲しいのじゃ。」


「うん、まあそういうことなら・・・・って!ええええええええ!俺と?」


「そうじゃ。妾と夫婦になってたもれ。」


正座をしてもじもじしながら上目遣いで俺を見ながら言ってきたのだった。

・・・・・・なんかかわいい。



最後までお読みいただきありがとうございます。


次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。

今後ともよろしくお願いたします。


次回更新は翌日7時です。

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