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お仕置きタイム続行中、そして目覚め

お忙しい中、通勤中、休日真っ最中の中、クリック&タップ誠にありがとうございます。


引き続きこの回もグロいシーンが入りますお気を付けください。

拙い文章ではございますが、どうか楽しんでください。

あれは確かガトリング砲?やばい!あれはヤバすぎる!!

俺は痛いのを覚悟した。思いがけず痛みが来るより、「来る!」と判っていて受けるのとでは全く違う。

しかしあれは反則だ。アレを避けようにも転ばされていたし覚悟を決めて足を踏ん張っていたので次の動作に移れない。


ヒュイイイイイイイイン


高速で銃身が回転を始め男が腰を下ろし射撃準備に入っていた。


ドドドドドドドドドドドバババババババババッ


次の瞬間には俺の全身に衝撃が走った。クロスガードのような体勢を取っていたが腕がものすごく痛い!

足や胴体も痛くて気絶しそうだ!

そのうち「キキキキキキキン」と多分さっきの戦闘の時もだが、鱗が俺の事を守ってくれていたらしく、今回も鱗が俺を助けてくれているはずなのだが、「キキキキキドスッツキキキドスドスッ」と音が変わり体のあちこちで真っ赤な鉄棒を刺し込まれたような熱い感覚が入ってきた。


数十秒続いただろうか、遂に踏ん張り切れなくなり後ろに数メートル吹き飛ばされた。

それでも銃弾の雨は止まず俺は倒れたまま横向きに丸くなり数十秒受け続け、そして耐えた。

そして銃弾の音も衝撃も収まり仰向けに体を向き直して起きようと思ったが、体が動かない。


「動け!動け!」と思いながらも横向きの状態から動けない。

そうしているうちに俺の体も周りから水溜まりのようなものが広がってきた。

「血だ」と俺は思いつつもあれだけ銃弾を撃ち込まれるとこうなるかと思ってしまった。


誰かが俺の目元に立っているので、目線だけ上に向けるとあの金髪野郎がニヤニヤしながら俺の事を見下ろしていた。


「――!―――!」


何か大声で俺に向かって叫び、顔面を思いっきり蹴った。

金髪は痛がっていたが「素足でければ痛いだろうがバーカ」と言おうとしたが言葉が出ない。

痛がっていた金髪が最後に俺に向かって唾を吐いて去っていった。


―くそ。ここまでなのか?どうにかならないのか?―


そう思いつつもどんどん出血しているのだろう血溜まりが広がっている。

銃を持ったやつらが、再び数発撃ちながら俺に近づき髪の毛を掴み上げてそのままの状態で起こされた。


―痛い痛い!髪の毛引っ張るんじゃねえ!―


そしてそのままズルズルと引き摺られ、中央にパツンパツンの軍服に赤いベレー帽をかぶったガチムチのおっさん外国人、左後ろにあの黒無口、右後ろに吉良がいてニヤニヤ俺を見て笑ってやがった。


「勝良くん残念だったわね~。いかに丈夫な鱗に覆われた貴方でも対策を打たれていては、形無しよねぇ。ドラゴンの事は既に研究が進んでいたのよぅ?」


―ちくしょう。せめてお前の喉元噛み切って一矢報いてやる!―


俺は呪い殺さんと吉良を睨みつけながら、無力になった自分を呪っていた。

おれは膝立ち状態にさせられ両手は左右1人ずつ掴まれた状態にさせられた。

そうすると、中央のおっさんが黑い刃のサバイバルナイフを逆手に持って俺の心臓めがけて振り下ろした。

しかし鱗に遮られて刃が通らない。


おっさんはムキになって何度も突き刺そうとするが通らなかった。

しかし何度目だろうか2㎝ほど突き刺さり俺は痛みから「グウッ」と声が出た。

そこから先は刃が入らなかったが、そこから腹に向けて刃を下ろしてきた。


―こいつ俺を引き裂くつもりか!―


俺は抵抗しようとするが、やはり力が入らない。

おっさんはニヤニヤしながら刃を下ろしてくるが、なかなか下ろすことが出来なく遂には「キンッ」と音を立ててナイフの刃が折れてしまった。

折れた拍子に手を切ってしまったのだろう、自分の手を押さえていた。


―はは、ざまあみろ―


「――!――――――!」


自業自得なのに何か怒鳴りながら俺の顔を警棒で何度も叩きつけてきた。

俺も既に感覚がなくなってきていたので痛みはないが、理不尽な扱いにただ睨みつけるしかできなかった。

そうして新しいナイフを仲間からもらって再び俺の開きを作るべく引き裂きに没頭し始めた。


その後ろで、吉良が気持ち悪いのかハンカチを口に当ててこちらを見ているが、明らかに目が笑っていた。


―くそ!くそ!くそ!お前ら絶対いい死に方しねえぞ!末代まで呪ってやるからな!―


ナイフ出の切り裂きがみぞおち辺りまで来ていた。もはや視界が暗くなってきていてどうしようもできない。

周りからはゲラゲラと笑い声が聞こえてくるだけになり俺は諦めていた。


―ああ、最期は碌な人生じゃなかったな。このまま解剖されるのか。来世ってあるのかな。―


体を引き裂かれながら嘲笑されるのを感じながら俺は意識を閉じた。



―ああ、なんじゃ。もうそれで終わりかえ?それでも貴様は男子おのこなのかえ?だらしのない。―


―そうだ、俺はここまでなんだだからもう寝かせてくれ。―


―ええい!もっと妾を楽しませい!妾の与えし力が小さき者どもに屈するわけがなかろうが!―


―与えし力?ちょっとまて!お前誰だ!―


―ほほっ、元気が出てきたようじゃな。ならば早ぅこ奴らを蹴散らしてたも。―


―人の話を聞けえい!―


―なんじゃ、うるさいのう。そんなに大声で叫ばなくとも聞こえておるわ。―


―この体はお前がやったものか?―


―そうじゃ。妾が寵愛を受けるにふさわしい良き体になったじゃろ?―


―寵愛って・・まあ良い。んで?あんたは誰だ?―


―貴様!妾に向かって「あんた」とはなんじゃ!「あんた」とは!―


―ああ、すまないあなたの名前は何と言うんですか?―


―むう・・・妾はリュセフィーヌ。魔龍という種族で巷では滅神龍とか帝魔龍と呼ばれておるのじゃ。―


―ああ、そのリュセ・・・なんちゃらさんどうして俺がこんな目に会わなきゃならないんだ?―


―リュセフィーヌじゃ!・・・まあよい。それについては落ち着いてから話そうぞ。とにかくこ奴等をどうにかしてからじゃな。―


―それが出来れば、こうなってないのだがね?―


―ふむ、じゃが妾がおヌシの中で眠っておった間に色々と出来るよう鍛錬をしておったじゃろ?―


―ああ、知ってるんだな。その通りだが、これが俺の全力だ。もう何もないんだ。―


―なんとまあ、難儀よな。おヌシの力はまだほんの触り程度よの?まだまだ余力があるはずじゃが?―


―あるはずって、無理だ。俺にはその力が出せない。―


―はあ~。仕方がないのう、今回だけじゃぞ?力を貸してやるのは―


―貸してやるってどうやって?―


―何、簡単なことじゃ。おヌシの体をちぃとばかり借りるぞ?痛くはないから安心せい!―


―痛くはないって大丈夫なのかよ。―


―ほれ!おヌシは心静かに、妾の力の使い方見ておるのじゃぞ?―


―・・・わかった。す~はあ~・・・こうか?―


―そうじゃそうじゃ!ならば・・・いくぞ?―


俺はゆっくりと目を開けて辺りを見回した。


―あれ?宙に浮いてる?それにあれは?俺?―


俺は宙に浮いた状態になっていて、見ているとどうやら俯瞰に見る状態で俺の位置があるみたいだ。

何というか幽体離脱した自分が自分を見てる感じなのかな?と思った。

よく見ると俺の体は尻尾は千切れかけているし、羽は被膜はほとんど千切れ飛んだのか骨組みしかなく右の羽については真ん中でぽっきりと折れ曲がっていてボロボロであった。

すると今にもアジの開きにならんとしていた俺が、「カッ」と目を見開きうなだれていた頭をあげてガチムチのおっさんを見ていた。


「な!なんだコイツ急に眼を開いて睨んできやがったぞ?」


俺は驚いていた。

あのおっさんの話す言葉を理解できていたのだ。


―これも妾の力の一端ぞ?―


頭の中にリュセフィーヌの声が響いてきたので下の俺を見てみるとニヤリと笑いながら視線を俺に向けていた。


―リュセフィーヌ。俺の言事が見えているのか?―


―ああ、ヌシの思念が見えておる。それとリュセフィーヌと呼ぶのは長かろう?汝にはリューと呼ぶことを許す。―


「分かった」とリューに言うと再びおっさんに視線を戻していた。


「中佐、コイツ気味が悪いですぜ。早くヤッちまおう。」


そう言って左腕を持っている外人の一人が言った。

しかしリューは指動作も何もなく両手を「ブンッ」と降ると両手を抑えていた2人は正面に投げ飛ばされ壁に激突していた。


「え?」と間抜けな声をあげていた中佐は後ろを向いて投げ飛ばされた部下たちを見ていた。

しかし周囲の部下は銃を構えてリューに銃口を向けていた。

リューは膝立ちのまま動かず胸に刺さったナイフを見ていたが、右の親指と人差し指でナイフの刃をつまんでいた。


「さて、小さき者達よ、ようもこの身に傷をつけてくれたものよのう?覚悟はできているのかえ?」


そう言いながら、つまんでいたナイフをゆっくりと抜いていった。


「な!なんだこの力、こいつ摘まんでるだけなのに離せねえ!」


「ほれがんばれがんばれ、おヌシらの力とはこの程度なのか?ガッカリじゃのう。」


そう言いながらリューは「クッ」とつまんでいた指を少しひねると「パキン」と刃を折ってしまった。

中佐は驚きながらもバックステップで素早く後ろに引き「撃て!」と命令を下していた。

俺はあの時よく見ていなかったがサブマシンガンだろう銃を構えて銃弾を浴びせていた。

また、あの黒無口もガトリング砲を打ち出し再び銃弾の雨が俺の体を襲っていた。


数分後「カチッカチッ」と引き金を引いていたが銃弾が出ていない銃弾が尽きたのだろう。

黒無口も同じく抱えていたガトリング砲を床に投げ捨てた。

硝煙の煙で見えてはいないが、みんなが「どうだ!」とばかりにドヤ顔をしていたが煙が晴れた俺の姿を見て驚愕した顔に変わっていった。


リューの周りに数えきれないほどの銃弾が30㎝手前ですべて止まっていて唯の1発も届いてはいなかった。その銃弾の中でリューは


「なんじゃ、もう終わりかえ?」


と笑みを浮かべながら立っていた。そして指を「パチン」と鳴らすと銃弾はバラバラと床に落ちて行った。


「さて、次は妾のターンじゃな。まずはそこの黒いの、これは返すぞ?」


とリューはニヤアと三日月のような笑みを浮かべ右手の人差し指を黒無口に向けると「ズドドドドドド」と両足に数十発もの床に転がっていた銃弾が打ち込まれた。


「ぎゃあああああああ!」


「まだまだじゃ」


そう言いながら這いつくばりながら逃げようとする黒無口をスイッと指差していた手をそのままに、手のひらを返したような仕草をして宙に浮かび上がらせた。

そして床の銃弾をまた数十発両腕に打ち込む。黒無口は涎と鼻水、涙で顔面をぐしゃぐしゃにしながら「ゆ、許してくれ」と泣きながら懇願してきたが、


「嫌じゃ」


と、リューが一言言った後、再び銃弾が胴体に残らず全て打ち込まれて絶命した。

「さて次じゃ」と見回しパンツ姿の金髪を見る。

金髪は「ヒイッ」と短い悲鳴をあげて、腰を抜かし尻もちをついていた。リューは眉を顰めながら股間から湯気をあげているシミを見ながら。


「ヌシは妾に唾を吐きつけたのう?しかも粗相するとは・・・体内の水分は大切なのじゃがな?そうそう撒き散らかすでない。」


そう言って同じく指差しをすると金髪の頭上に大きな水の塊が浮いており「存分に補給するがよい」と言うと水は触手が生えたように彼を巻き付けながら穴という穴から入り込みどんどん金髪に体は全身が風船のように膨れていった。


「だずげでぐだざい」と金髪は懇願していたが「嫌じゃ」の即答で最後には「ボジュン」と鈍い破裂音をさせながら、肉塊となっていった。


「さて」と、リューは言いながら気を付けをして目を瞑る。

体中から「ちゅぽんちゅぽん」と音を立てながら受けた傷口から銃弾が排出されていた。

次に俺の体が淡い光に包まれ、光が収まると傷はすべて消えており羽や尻尾も元通りになっていた。

そして服までもが綺麗に血のシミも開いた穴も残さずに新品の様になっていた。


「これが修復と洗浄、そして治癒魔法じゃ。すごいじゃろ?」


と、リューは俺のいる方向に顔を向けてニコリとしながら説明した。

「さて」と、リューは残りのガチムチのおっさんと部下十数名、そして吉良がいる方向へ向き直した。


「まずは周りをこそこそ隠れて動き回る油虫どもじゃ。1人1人はめんどいからのう、まとめて駆除するのじゃ。」


そう言ってリューは左手を下から、右手を上から「パン」と縦に拍手を一度だけすると建物自体が「ズンッ」と振動し、ガチムチのおっさんと吉良を残して缶を縦に潰したような感じで、「ブシュ」と音を立ててつぶれてしまった後に残ったのは、人数分の潰れた塊と血溜まりだけだった。


「さあ、「めいんでっしゅ」と「でざーと」だけじゃのう?」


そう言いながら、スキップをして2人に近づいていった。

ガチムチのおっさんがコロコロとリューに向かって缶のような物を転がしていって、それを見たリューが、


「ん?なんじゃ?」


それを足でトラップをして拾おうとした瞬間


バアアアアアンッ!


ものすごい音と閃光が発生した。


俺は目が見えなくなり行動が出来なくなっていたが、数十秒後ようやく目が見えてきたのだが、あの2人の姿が見えない。

慌てて周囲を見渡すとエレベーターに乗って逃げ去る姿を発見した。


「リュー!おい!リュー!あいつらが逃げていくぞ!」


とリューがいた場所を見てみると両目を両手で押さえながら


「目がー!目がー!」


と、ゴロゴロと転げまわっていた。


「ああ!もう!あいつらが!」


俺はあいつらを追いかけるべく、移動しようとしたがその場から全然動けない。

走ってもまるでランニングマシーンに乗っているようなその場で駆け足をしている状態であった。

そうしている間にエレベーターが閉まり2人は何処に行ったか分からなくなってしまった。


「何で動けないんだよ!くそ!逃げられた!」


「ああ・・・ひどい目にあったのじゃ。まだチカチカするのじゃ。」


「リュー!逃げられちまったぞ!追いかけようにも体が1歩も進まねえんだよ!」


「そりゃそうじゃ。意識を飛ばしているだけじゃからのう。魂魄はここにあるのじゃから動けんのはあたりまえじゃ。」


「何を落ち着いて!ああくそ!もう少しだったのに!」


「まあ待て、妾が手を下すよりヌシが手を下した方が気分もスッキリするじゃろ?彼奴等も近日中にはそうそう遠くには行けんはずじゃ。既に手は打ってあるから落ち着けい。」


「でも!そりゃそうだが・・・・」


「まあとにかくこれ以上の揉め事は妾も起こしとうない。・・・多分またここには来そうな気がするが、妾たちも巣へと戻ろうぞ。」


そう言ってリューは羽を広げ「飛び方を教えてやる」とそのまま窓から飛び出して空高く舞っていくのだった。

俺は「滑空だけじゃないのか!」と驚きながらも、2人を逃してしまった悔しさをグッと噛みしめつつ潜伏場所に戻るのだった。




最後までお読みいただきありがとうございます。


次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。

今後ともよろしくお願いたします。


次回更新は17時です。

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