表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

57/106

移動開始

お忙しい中、通勤中、休日真っ最中の中、クリック&タップ誠にありがとうございます。


お待たせしました。

仕事が忙しくなってきました。頑張って更新続けます。


拙い文章ではございますが、どうか楽しんでください。

 ミノル達は本日の宿泊先である山脈街道のログハウスに到着していた。

 フェリエ王国の同盟調印で出発時間が遅く、到着した時は既に日も落ちて真っ暗になっていたが、龍化した体は星空の明るさであれば、昼くらいの調整が可能であった為、飛行に支障はなかった。


「雪が~積もりすぎて~ログハウスが~わかんない~」


 山脈街道は除雪がされておらず、アーデルハイドが着地に難色を示していた。それもそのはず、本確定な降雪から一度も除雪はされておらず、積雪は7mにも及んでおり少しだけ雪が盛り上がっている所が見受けられるだけで判別がつきづらい状況になっていた。


「あ、あそこもしかしてログハウスじゃないか?」


 ミノルが示した場所は、羽の羽ばたきで少しだけ家らしき構造が見えていたので、付近に着地をする。

 幸いにも着地した場所には何もなかったようで踏み潰した感覚がないため、ミノルは安堵の溜息をした。

 ミノルは着地点から少しづつ雪かきをしながら進むと20m程でログハウスの横の部分が露出した為、そこを起点にぐるりと雪かきをする。

 さすがに体長が60mある体での手での雪かきは、10分程度で終わりセレスティア達を下すと《身体構成》で龍人へと変わり入り口を除雪をして建物の中に入った。


「ふい~龍化の時は寒くないけど、龍人になると魔法掛けなきゃ寒いね。」


 ミノルはそう言いながら衣服についた雪を、はたき落としながら建物内を火と風の魔法を捜査して温風を作り温めていた。

 アーデルハイドやリュセフィーヌは食事の支度を準備しており、アリステリアとディーフェリア、セレスティアは寝室に行きベットメイキングをしていた。


「各寝室の暖炉にも火を入れてきました。」


 ミノルは浴室に行き、もともと軍施設のため湯舟が大きくなかなか難儀していたが、何とか湯舟をお湯で満たす事が出来て戻ってくると食事の支度が出来ていた。

 食事は自然冷蔵していた野菜のポタージュにパンとワインが用意されていたが、その前に入浴と皆が言っていた為、順番に入浴を済ませて食事とした。


 呑兵衛のアーデルハイドやセレスティアは1人1本でワインを飲みながら食事をしており、ミノルとほかのメンバーは1本を分け合って飲んでいた。


「食事しながらではあるが、残り勇者の確認をしてくれるかの」


 そう言ってリュセフィーヌはA3くらいの紙を広げると、そこん記載された名簿を皆で見ていた。



   ――――――――――



勇者序列1位:新庄英雄:魔法剣士:アドラ神聖公国伯爵:武具"神剣「女神の栄光」":ユニークスキル"造語魔法"他数点不明


勇者序列2位:木村美結:槍術士:新庄伯爵婚約者:武具"神槍「常勝の輝槍」":ユニークスキル"スキルマスター"


勇者序列6位:吉田佳央莉:回復師:新庄伯爵婚約者:武具"聖杖「女神の癒し」":ユニークスキル"聖女の資格"


勇者序列7位:吉村由紀:上級魔法師:新庄伯爵婚約者:武具"聖杖「女神の魔杖」":ユニークスキル"全属性魔法完全制覇""魔力無制限"


勇者序列8位:結城恵一:魔剣士:アドラ神聖公国子爵:武具"聖剣(レイピア)「無銘」":ユニークスキル"カースマスター"


勇者序列9位:三村清美:修道士:アドラ神聖公国女男爵:武具"聖槌(聖魔法)「竜殺しの大槌」":ユニークスキル"補助魔法「極」"


勇者序列11位:小田みのり:魔法師:アドラ神聖公国女男爵:武具"聖杖(魔法)「無銘」":ユニークスキル"魔法博士" 


勇者序列12位:葉月真由:重装歩兵:アドラ神聖公国女男爵:武具"聖矛「龍破」":ユニークスキル"鉄壁の守り""自然治癒「極」" 


勇者序列14位:牟田正:アサシン:アドラ神聖公国準男爵:武具"聖剣(短剣2本)「無銘」":ユニークスキル"マスターシーフ"


勇者序列15位:根本倉雄:貴族:アドラ神聖公国準男爵:魔具"知識の指輪":ユニークスキル"絶対記憶":兵器開発技術顧問


勇者序列16位:木村亮介:貴族兼奴隷商人:アドラ神聖公国準男爵:魔具"隷従の烙印":ユニークスキル"奴隷作成「極」":クラス担任:高級奴隷商会頭


勇者序列17位:鈴本宏:貴族兼商人:アドラ神聖公国準男爵:魔具"約定の羽ペン":ユニークスキル"交渉術「極」":スズモト商会会頭


勇者序列18位:園田美穂:サムライ:アドラ神聖公国女男爵:武具"聖剣(日本刀)「ドラゴンバスター」":ユニークスキル"刀術マスター"


勇者序列19位:芝和歌子:魔道士:アドラ神聖公国女男爵:武具"聖杖(魔法)「竜殺しの杖」":ユニークスキル"魔道"


勇者序列23位:米谷遼子:魔法師:アドラ神聖公国公爵嫡男夫人:武具なし:ユニークスキル"篭絡「極」":クラス副担任:魔法研究所所長


勇者序列24位:野村雄二:貴族(軍務長官):アドラ神聖公国男爵:武具なし:ユニークスキル"知識の宝庫":クラス教育実習生:アドラ神聖公国内政アドバイザー


魔大陸遠征組

小田みのり

葉月真由


ドナクレア島攻略組

結城恵一

牟田正


ドナクレア島制圧組

三村清美

木村亮介

野村雄二


ゴラス大陸南方遠征組

園田美穂

芝和歌子


ゴラス大陸南北方遠征組

鈴本宏


アドラ神聖公国駐留組

新庄英雄

木村美結

吉村由紀

吉田佳央莉

根本倉雄

米谷遼子


   ――――――――――



「こう見ると戦闘だけじゃなくて多方面に広がっているな」


 ミノルはリストを見ながら改めて多人数召喚による戦略の幅が広がる事の恐ろしさというものを実感していた。

 元勇者の藤原南朋、絶賛寝返り中の本条毅からの情報から現時点の生き残りの勇者のリストが挙げられていた。

 ドナクレア島は居住区は占領したものの、森や平原に生息する魔獣は、リュセフィーヌの実家であるドナクレア城に近づくにつれて天災級の魔獣や、神災級の妖狐族、ドナクレア眷属の魔龍族が暮らしており、勇者であってもきちんとしたパーティーを組まないと攻略は不可能であった。


 理由として挙げられるのは、妖狐族、魔龍族による天災級魔獣をはじめ使役した魔獣の戦略行動によって遅々として進まぬことであった。


「上空を飛ぼうにも眷属の魔龍族がおるからの。浮遊戦艦ごときでは攻略はできんの。これが古龍の領域に誰も手を出せぬ理由じゃ」


 そういってリュセフィーヌはワインを飲みながら、占領できない理由を述べていた。


「今回の魔大陸への勇者増員はおそらく、ゴラス大陸南方遠征組かアドラ神聖公国駐留組だと推察できますね」


「確立としては南方遠征組というところでしょうか?」


 アリステリアとディーフェリアが意見を述べる。

 実際に南方のザンパース王国は古龍のアコンカグヤ家が支配領域とする地域で遠征の度に、甚大な被害が出ており、報復行為としてアコンカグヤ家からの直接攻撃により、国境は一進一退を繰り返すばかりであった。


「ドナクレア家を~討ち取った事に~調子に~乗っちゃった~?」


「ふん。あほとしか言えんの。複合毒の投与と呪術の重ね掛けによる弱体化が失敗した時のことなぞ考えておらんのじゃろ?」


 リュセフィーヌは呆れたというような言い方をしてワインをグラスに注ぐ。

 ドナクレア家を討ち取ったことにより、実際に数家の古龍に同様のことを行って一時期にアドラ神聖公国に甚大な被害が及んだことが、三年前にあり勇者を首都に駐留せざるを得ない状況になっていることはヘティスハーク王国に居た時にミノル達は聞いておりなんというおバカな人達と思っていたくらいだった。


「そうしますと、魔大陸とドナクレア島への攻略に注力を注ぎ始めたというところでしょうか?」


「たぶんね。どちらかが落ち着けば古龍領域以外の大陸に手を付けるかもだね」


 セレスティアの問いにミノルが答えるのだった。

 こうして勇者の現状とおさらいをしながら夕食が進み、夜も更けていくのだった。






 翌朝、夜も明けきらぬうちから出発。

 午後にはヘティスハーク王国とアドラ神聖公国にある国境砦に到着し、ヘティスハーク軍国境守備軍司令官となったパーパド王子との再会を果たし、ヘティスハーク王からの同盟締結の文書をもらった王子はフェリエ王国開放とミノル達の無事を祝って不謹慎ながらも砦にて、どんちゃん騒ぎが始まりアドラ神聖公国の弱体化へ向けて兵士共々、英気を養ったのであった。


「なに?国境ここの戦線にいた勇者がいなくなった?」


「はい、ここ数回の小競り合いに勇者が参加しなくなっていたので、不思議に思っていたのですが、今年に入ってから挑発行為のみに敵軍が方向転換しているので、おそらく勇者は国境ここにはいないと思ったほうが説得力があります」


 勇者の不参加にパーパド王子はミノルの問いに答えたのであった。


「…となると、フェリエ王国の国境に移ったか、魔大陸増援へと移ったかですね」


 昨夜の打ち合わせに擦り合わせしてきたかのように、セレスティアが会話に参加してきた。

 ここにきて予想が現実味を帯びてきた事にミノルはリュセフィーヌ達を見るとミノルに向かって頷いてきた。


「一応、フェリエ王国の国境と本国にも知らせを届けておきましょう」


 そう言いながら、セレスティアが手紙を書いておくと言うと、手紙はこちらで届けておくとパーパド王子が提案し、ミノル達はお願いするのだった。




最後までお読みいただきありがとうございました。


次回も楽しみにしていただければ幸いです。


次回は明日予定しております。よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ