みゃお!
みゃおー!
みゃおー!
小さな子が猫の真似をしている。
街にいる猫達が集まってきた。
エヘヘ。
小さな子はみゃおみゃお、と猫達と話をしている。
◇
変化の魔物は街に入り込んだ。
干渉の守りもつけており、かなり高位の聖職者であっても見抜くのは難しい。
◇
虫ケラどもの食べる食事は臭いからして我慢がならん。口の中に変な味が残る。
部屋に持ち帰った料理にかかっているものをきれいに拭いてから、魔物は口にした。
ん、猫が窓を横切った。
◇
みゃお、みゃお。
小さな子は猫達から話を聞いている。
一匹の子が気になることを小さな子に伝えた。
◇
この街にいる聖女が合図をした。
淡い青い光を纏う騎士が部屋に飛び込む。
変化の魔物は、露見したことを知り逃げようとしたが、戦闘も逃走も得意ではない。
騎士の剣に捉えられ斬られた。
◇
小さな子は、それからも猫と会話して、街に入り込んでいた魔物を見つけた。
細工師達は、魔法使いの協力も得て、街の入り口につける魔道具を作っている。
聖職者達による巡回も始まった。
小さな子は、大好きな騎士に褒められてニッコニコ。
◇
……きゃー!!!
小さな子が最初に頼もうとしたものは、一番上のお姉ちゃんの猛反対でボツになり、小さな子は猫に頼むことにした。
チューチューの方が数も多いのに、小さな子はまだそう思っている。




