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7話 剣姫と新たな弟子

また新キャラ

名前:カイ・エリオス

年齢:15歳(アーサーと同級生)

外見:黒髪で鋭い青い瞳、体格は普通だが筋肉質

契約神:アテナ(知恵と戦術の女神)

能力:契約による魔力の補正で、既に冒険者レベルA級

性格:真面目で努力家、少し緊張しやすいが負けず嫌い

朝の光が学園の大理石の廊下に反射し、白い柱がキラキラと輝く。

新入生たちは少し緊張しながら講堂へ向かっていた。


「はぁ……今日も始まるのか……」

アーサーが小さくため息をつく。


「大丈夫でしょ、アーサー。焦っても仕方ないし」

隣のエリナが軽く肩を叩く。


その時、廊下の角から小さな声がした。

「……ルミナス様、お願いがあります!」


振り返ると、黒髪に鋭い青い瞳の少年、カイ・エリオス。

新入生ながらアテナと契約して冒険者レベルA級という逸材だ。


「僕を……師匠にしてください!」


ルミナスは金色の髪を揺らしながら首をかしげ、にこにこと微笑む。

「うーん、カイくん……ありがとう。でも、今は自分の力で頑張る方がいいと思うな」


「えっ、でも……」

カイは少し肩を落とす。


「私も応援してるし、手伝えることがあったら言ってね」

天然で柔らかい笑顔を向けるルミナスに、アーサーは目を丸くした。

「……断る理由が優しすぎて逆に怖いな」


ルミナスはくるりと振り返り、講堂に向かって歩き出す。

「それに、まずは自分の力で挑戦するほうが楽しいと思うよ」


講堂では、既に生徒会メンバーが整列していた。

中央には、剣姫――ルミナス・エテルネル。

金色に輝く髪と桜色の瞳、柔らかい微笑が人々の目を惹きつける。


「新入生の皆さん、今日は学園内で魔力結界の異常を確認してもらいます」


ルミナスは歩きながら説明するが、その声にはどこか優しさがあって、新入生たちは自然と背筋を伸ばす。


廊下の奥で光の渦が揺れる。

「うわっ!」

カイが思わず声を上げる。


ルミナスはさっと手を掲げ、揺れる光を落ち着かせる。

「ほら、大丈夫。落ち着けば怖くないよ」


「す、すごい……!」

カイは目を輝かせ、アーサーも小さく息をのむ。


「大事なのは焦らないこと。練習すれば、誰でも少しずつできるようになるから」

ルミナスは桜色の瞳でカイを見つめ、微笑む。


廊下の端で、レオが両手を広げて叫ぶ。

「うぉぉ、やっぱ上級生って桁違いだな!」

「まずは落ち着け」

エリナが容赦なくツッコむ。


カイはルミナスの背中を見つめながら、心の中で誓う。

(……いつか、あの笑顔の金髪剣姫に認めてもらうんだ……)


そして、まだ誰も気づいていない学園奥深くの影が、ゆらりと揺れていた——。


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