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天賦の才とゲーム的異世界

 なろう系批判の一つに「努力しないで文字通りのチートで俺SUGEEEEE!している」というのがある。そういう奴らに私は問いたい、「お前は自分が努力すれば大谷翔平や藤井聡太みたいになれるとおもってるのか?」と。


 言ってしまえば、主人公無双ものの読者は自分の才能に劣等感を感じているから異世界で圧倒的な力を得ることに夢を持つのだと。「天賦の才」という点ではなろーしゅも大谷も藤井も違いは無い。


 ところで私はアクションゲームが苦手である、脳のマルチタスクが苦手で「敵の動き」「自キャラの動き」「次の展開の予想」「手元の操作」など複数の要素に同時に注意を払うことができないからである。だから「根気よくレベルを上げ」「熟考してコマンドを入力」すればクリアできるRPGを好きになったのである。なのに最近のRPGは戦闘がアクションばかりで困る。


 練習しないから? 「アクションゲームの練習」と「RPGのレベル上げ」を一緒にしないでもらいたい! アクションゲームのできない人間はそもそも何が起きているのかも理解しないうちに死ぬから何度練習しても上達しない。だから必ず強くなれる「経験値とレベル」というルールに惹かれるのである。


 そういう人間がステータスオープンの異世界に行けば、経験値が可視化されていて才能に関わらず必ず強くなれることに大喜びするだろう。だがこの手を書く作者自身がこれを理解できてない。ステータス表記のある作品は、だいたい主人公がリアル体術やプレイヤースキルでステータス以上の活躍をする。ダンまちに至ってはこっちの成長が限界なのに強敵に勝たないとレベルが上がらないクソ仕様である。「RPG的レベルアップ」に希望を見ているひとは、「こんな活躍自分には無理だ」と絶望してしまう。


結論

 VRMMORPGやステータスオープンの異世界は命中をステータス+乱数で判定してキャラがリアル体術で攻撃を見切ってもちゃんとダメージが入るようにしろ!

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