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08

 休みがやってきた。

 朝早くに姉と別れて、私は近くのお店へと向かう。

 特になんてことはない、何度か利用したことのある場所。


「おい、なんでわざわざ別移動なんだよ」

「先におはようございますと挨拶するのが普通では?」

「おはよう」

「おはようございます」


 確かに一緒に来れば良かったかといまさら気づいた。

 長年一緒にいるのだ、特に気にすることもなかっただろうに。

 そして今日はお腹の調子がいいので気にする必要はない。

 なんならバッティングセンターにだって行けるよ。


「昴くん、新渡戸くんはまだですか?」

「まだだな、ぶっちゃけいなくてもいいけどな」

「そんなこと言ってあげないでください」

「本当だよ、本当にあんたは頭がイカれてんな」


 新渡戸くんも来たので店内へ。

 案内された席に座って足を伸ばしたら対面に座った新渡戸くんの足に当たったので謝罪。


「気になる女子を下らない噂話で追い詰めようとする男に言われたくねえな」

「まあまあ、楽しくいこうよ」

「キノがそう言うなら従う」


 結局シャーペンをあげて満足してもらった。

 だってそうしないといつまでもお風呂に入れなかったし。

 下着はちゃんと死守できたし、被害も特にない。

 これから涼さんがいる時は部屋の扉の鍵を閉めておこうと学べたことは大きかった。

 とりあえず注文を済ましてゆっくりすることにする。

 依然として言い争いを繰り広げているふたり、なんだか私がお姉ちゃんになったみたい。

 なのでふたりの頭を撫でて黙らせる、あ、いや、ぐっと掴んで黙らせたと言うべきか。

 これ以上はお店の人に迷惑をかけることになってしまうし、いつまでも喧嘩されていると困るからしょうがなかった。


「おぉ、美味しそう!」


 イチゴやミカン、キュウイなどが入っていて美味しそうなパフェが運ばれてきた。

 いいねえ、いまの若い子なら写真で撮ってネットに上げたりするのかな?

 私は食べることにしか興味がないからしないけどね、うん、やはり美味しいっ。


「はぁ……なにぶすっとした顔してるの?」

「「いや、お前のせいだから」」

「なんで? あ、これ食べたいの? あげないよー、へへへ」


 もちろん奪われて食べられるなんてことにはならなかったものの、新渡戸くんの横に座っていた昴くんにおでこを突かれた。


「煽るな」

「ごめんなさい……」


 大理石でできているというわけではないのだから突かないでほしいが。

 なんか最近調子に乗ってきてないか? ご飯を食べたうえに物をねだったりとか。

 厳しく対応しないと駄目なようだ、この先なにか悪いことをしてたら絶対に言う。


「つかよ、なんで俺の横に座ってるんだお前は」

「あんたが座ってきたんだろうが」

「お前がキノの横に座れないよう対策したんだよ」

「俺は元々三門の横なんか狙ってなかったぞ」

「え、じゃあ俺を狙っていたのか? キノに選ばれないからって同性愛はちょっとな……」

「て、てめ――」

「ふたりとも黙って? パフェが美味しく味わえなくなるでしょ?」


 このふたりって相性悪いようでいいんだから仲良くしておけばいいのに。

 なんだかんだ言って付き合ってあげているのに、昴くんは素直じゃない。

 新渡戸くんだってさん付けで呼ぶぐらいなんだからもう少し態度柔らかくしたら完璧なのにね。


「ふたりもなにか頼んで食べなよ、奢るわけじゃないけど」

「だな」

「三門の言う通りだ」


 私は食べ終えてからお手洗いへ。

 もう終わるけどちょっと痛くなってきた。

 冷たいものだったからあんまり良くなかったのかな?

 はっ! それかもしかしてふたりを見ておかなければならないというストレス?

 もしそうならプロのムツキちゃんを呼ばなければならなくなるかも。

 そもそも女1に男2っておかしい。


「よう」

「え、ふたりもそれ頼んだんだ」

「キノが美味そうに食べていたからな」

「ふふ、そっかっ」


 ……こういう可愛さを見せてくるからずるい。

 恐らくこういう変化にムツキちゃんもちょっと揺れちゃったんだろうなと予想する。

 奏くんって明るい時はとことん明るいし、お姉ちゃん優先モードの時は絶対に守るからね。

 奏くんの笑顔を見ると私でも元気になるぐらいだからムツキちゃんではなおさらのことだろう。


「おい昴、そのイチゴくれ」

「嫌だよ」

「なら三門をくれ」

「無理だ、つか選ばれるわけないだろ」

「じゃあ昴が選ばれるって?」

「そんなことは言ってない、イチゴとキノを同等に扱うな」


 うーん、食べたら終わっちゃうイチゴよりは価値があるかな?

 それより昴くんだ、そうだとか言ってくれればいいのにさ。

 あれ、最近の私は常にこういうことを考えてしまうようだ。

 振り向いてくれないからこそ逆に燃えてしまったということか。

 抱きしめてもあれだったからこんのくそぉ! となっていると。


「わからないな、それならなんで三門を求めないんだ?」

「こっちにはこっちが考えたペースってのがあるんだよ、誰かに急かされてそれを変えたくねえ」

「その間に取られるとか考えないのかよ?」

「考える必要もない、キノは必ず俺のところにいてくれる」

「大した自信だな。でも、本人が目の前にいるのに言えるのは強いか」


 だからっていつまでも無根拠に追い続けることはできない。

 それらしい反応を見せてくれないと困る、抱きしめてノーリアクションはやめてほしい。


「三門はどう思ってるんだ?」

「……一方通行は嫌だよ」

「そりゃあそうだな、俺が正にそれで終わろうとしているもんな」

「ごめん、受け入れられないよ」

「わかってる」


 最初からこれだけで良かった、そうすれば腕を握られることもなかったのだから。


「あの時は悪かった、ここは俺が払うから任せろよ」

「なら俺のも頼む」

「しょうがねえから払ってやるよ」

「嘘だろ? 雨が降りそうだからそろそろ帰るか」

「なら昴の家に行こうぜ」

「別にいいがなにもないぞ? ま、払ってもらうし連れて行ってやるか」


 良かった、ちょっと大変だったからムツキちゃんがいてくれると助かるから。

 お金はちゃんと自分の分は払って外に出る、うん、結構気温が低くてよりダメージが。

 早く帰って転びたい、ムツキちゃんには悪いが任せてもいいだろうか?


「昴くん、今日はもう帰りますね」

「やっぱり体調が悪いのか?」

「ちょっと寝不足で……すみません、今日はありがとうございました」


 それで家に着いたタイミングで本当に雨が降ってきた。

 姉と涼さんは大丈夫だろうかと心配して数時間経過したが、まだお昼ぐらいなので帰ってくることもなく。幸いこちらはあんまり状態が良くなかったから寝ているだけで不安さはそれで吹き飛ばすことができた。


「もしもし?」

「あ、キノっ? 私だけど」

「うん、雨は大丈夫なの?」


 どうやら大丈夫そ、


「い、いま……ほ、ホテルにいるんだけど」


 うじゃなーい! なんだその展開はっ。


「ほ、ホ……テルって」

「あ、うん……雨宿りとしてだけどね」


 そりゃそうでしょうよ、本格的に利用するために入っていたら困っちゃう。

 涼さんなんか可愛いとか綺麗とか言って揺らしそうだからね、その気にさせたら終わりだ。

 そんなことはしないと思いたいけど、涼さんだって男の子だからわからないわけで。


「や、やらないでよ? 自分の身体を大切にしてー!」

「し、しないよ!」

 

 不安なので通話を少しだけしたままにしてもらうことに。

 今日のイベント楽しかったとか、横の人たちが親切だったとか、恥ずかしかったとか。

 向こうではふたりがハイテンションで、とにかく楽しそうな雰囲気が伝わってくる。


「雨も弱まってきたしそろそろ帰ろうか、キミのこと送るよ」

「うん、本当に涼くんがいてくれて良かった」

「いまここでそういう笑顔を向けられちゃうと……その気になっちゃうよ?」

「えっ? あ……涼くんが相手なら……」


 消しておこう、なにをしようが本人たちの自由だからね。




 日曜日もしっかり休んでやっと普通に戻ることができた。

 どんなに行動しようとそういう意味でお腹が痛くなったりはしない。

 でも、


「うぅ……」


 購買でアイスが売っていたから買って食べた結果、普通の腹痛に。

 だけど安心する、なんか常に気になる感じの種類じゃなくなったからね。

 数分で落ち着いて戻ったら教室に奏くんと昴くんが来ていることに気づく。


「よう」

「こんにちは、土曜日はすみませんでした」

「気にするなよ」


 奏くんには明るく挨拶をして、今回は頭を撫でたり抱きしめたりしないでおいた。

 ムツキちゃんのことが好きなら邪魔するべきじゃないし、ムツキちゃんも奏くんのことが気になっているところだと思うのでできない。

 新渡戸くんは昴くんと仲良さそうに話していて、少しだけ羨ましくなったぐらいだ。

 というかあれ以来、クラスメイトの子といるところを見ないけど大丈夫だろうか。

 私が壊したようなものだからそのことについては触れないけれども。


「キノ、ちょっと別のとこに行かないか?」

「いいですよ」


 腹痛も治ったから自由に行動しても大丈夫。

 だけど今日はもうアイスは買わない、痛くなったら嫌だから。


「冷えるなあ」

「ですね」


 そうとわかっていて外に出てくる私たちはMかもしれない。

 でも、別に嫌いというわけではないから悪くないと思う。


「昨日、ラブホ利用したんだってな」

「なんか最後の雰囲気は怪しかったです」

「もうヤッたかもしれないな」


 姉は流されやすいから有りえないこともない。

 涼さんは1度押せ押せモードになると止まらなさそうだし。


「それは涼さんから聞きました?」

「ああ、終わった後に連絡してきた」

「お、終わったって……?」

「ああ、イベントが終わった後に連絡をしてきただけだ」


 私たちが電話したのは18時頃だったからやっぱり処女が守れられたかはわからないと。

 涼さんにも常識があって、冗談だよと終わらせた方に期待しておきたかった。


「今度はふたりでどこかに行こうぜ」

「どこにですか?」

「映画……とか?」

「それならバッティングセンターに行きましょう」

「俺はサッカー部だったんだが……」


 だからって簡単にサッカーができる場所もなし、なによりメンバーが集まらない。

 だったら近くにある運動できる施設を利用した方がいいだろう。

 なんでも近いは正義だ、数百円で球数を打てるのも良かった。


「それとこの前のことだけどさ」

「この前って?」

「キノが抱きしめてきた時のこと」

「あー」

「悪かったな、まともに対応できないで」


 いや、謝られても惨めな気持ちになるだけなんだけど……。

 あれで需要がないってわかって助かったからいいんですけどね。


「ただ、いきなり抱きしめてきたりするなよ、男なんか簡単に騙されるぞ」

「あなたも自然と女の子を落とそうとしていますよね」

「ならどっちもどっちか?」

「寧ろあなたの方が悪質です、なぜなら楽しく歌う場所であるカラオケ屋さんですらこちらをぼーっとさせてしまうんですからね」

「つまりそれは俺に惚れているということか」

「あなたの歌声に、ですけどね」


 そういえば行ってないからカラオケに行くのもいいかもしれない。

 あそこから友達とかと遭遇する可能性は少ないうえに、簡単にふたりきりになれるから。

 おまけに大好きな歌声が聞けるということになれば他のところより優先度が上がるわけで。


「カラオケ屋さんに行きましょう」

「いつだ?」

「はい? 今日に決まっているじゃないですか」


 もうね、お腹の痛みとかないから無問題!

 ――の、はずだったんだ。


「いたたた……アイス食べすぎたぁ」


 でもさ、たかだか数百円でジュース飲み放題、アイス食べ放題なら利用しなきゃ損じゃん?

 ちなみに最後までちゃんと歌声は堪能したし、なんなら腹痛になったことでおんぶしてもらえたし全くもって嫌な時間とはならなかった。


「重いな……」

「このまま私の家に行きましょう」

「元々そのつもりだがな」


 涼さんぐらいデリカシーがない気がする。

 それとも私にならなんでも言えるとか思われちゃってる?

 だったらその勘違いを正しておかないと、なんでも使ってね。


「というわけで、あなたはいまからここから出られません」

「そうか、じゃあ泊まるわ」

「はい、私が作ったご飯しか食べられません」

「そうか、美味いからいいわ」

「私の部屋でしか寝られません」

「そうか、何度も寝泊まりしたことあるしいいわ」


 うん、こうしておけば大丈夫。

 強がっていられるのはいまのうちだけだ。

 実際に寝る時間とかになったら、くくく、困った彼が容易に想像できるぜい。

 で、実際にその時間はあっという間にやってきた。


「早く寝るぞ」

「あ、床なんだ、くくく、なんだかんだ言って恥ずかしいんじゃないですか?」

「じゃあ寝るか、お前も横でな」


 うわーお、これじゃあまるで私がそうしてほしいみたいになっちゃった。


「キノ、飯美味かったぞ」

「へ? な、なんでこのタイミングなんですか?」

「は? それはお前がすぐ風呂に行ってしまったからだろ」


 いやいや、昴くんと寝るぐらい初めてのことじゃない。

 昔は大きくて心地が良くなるからということで抱いて寝たこともあるぐらいだ。

 ただ同じベッドで転んで寝るぐらいでなんだ、いちいち動揺していたらなにもできないぞ。


「それにまた泊まりたかったんだよな、お前と自然にふたりきりになれるし」

「い、いいから寝てください……」

「お前さ、俺が逆に緊張するもんだと予想していたんだろ? それで自分が照れてたら馬鹿だろ」


 うるさいうるさい、いいんだ、昔を思い出せて滅茶苦茶いい時間だ。

  

「そんなこと言う昴くんにはこうですから!」

「懐かしいな、昔はよく抱きつかれて寝てたよな、涎でベチャベチャにされたりな」

「今日はサメさんの代わりです、覚悟しててくださいね?」

「なら俺も抱きしめて寝るか、抱き枕の代わりだ」

「――っ!? は、はぃ……さ、さっさと寝てくださーい」


 今度その抱き枕は捨てておこうと決めたのは言うまでもない。




「はぁ……」


 あっという間に寝てくれて助かった。

 部屋から出たらちょうどキミが出てきたところでようと挨拶をする。


「キノは寝ちゃった?」

「おう。あ、ヤッたのか?」

「結局すぐに帰ったからなにもなかったよ、焦らなくていいって涼くんも言ってた」


 1階で話すことにした、キノが起きても面倒くさいし。

 どうやらキミは腹が減ったので夜食を作りにきたらしい。


「昴くんも食べる?」

「ああ、じゃあ貰うかな」


 と、言った自分を殴りたかった。


「お、おま……な、なんだよこの味は」

「え、美味しいでしょ? お腹も膨らむしさ」


 キノが作ってくれた美味い飯を食った後だからなおさら思う。

 家事についてはこいつが勝つことはないなと。

 思えば昔からなんかちょっと違ったんだ、味音痴とまでは言えないが。


「これからはキノに作ってもらえ」

「昼夜逆転生活を送っていたからさ、こんな時間に頼むのは悪いし」

「早い時間に作ってもらっておいて後で温めればいいだろ?」

「あ、その手があったか!」


 はぁ……逆にこっちがいますぐ起こして美味い飯を食いてえよ。

 それでもぐっと我慢して、ソファに深く腰掛け足を伸ばす。


「どこで寝てたの?」

「キノのベッドの上」

「えっ、そうなんだ?」

「ああ、しかも抱き合ってた」


 でも向こうからしてくるならってこっちもしたらすぐにあいつは寝て。

 普通男に抱きしめられながらすぐ寝るか? という気持ちと、寝てくれて助かったという気持ちが混ざって気持ちが悪かったから出てきたのだ。


「こ……いびとなの?」

「違うな」

「……その気がないなら」

「ある」

「あ、そうなんだ! ならいいね!」


 あるという言葉だけですぐに評価を変えてしまうのは駄目だ。

 キノもそうなんだよな、甘いところがあるから他人が付け上がる。

 俺もその内のひとりだが、まあ他人よりかはまだマシだと思いたい。

 困っているのは告白のタイミングだ、なまじ距離が近いせいで近づいてドキドキとかもあんまりないからな。そういう点で言えば先程のそれは最高のタイミングだったかもしれない。

 ただ、勢いだけに任せたくないのと、先程のは挑発されたから仕返した的なところもあるからこうしてなにもせず出てきた形となる。


「キノは昴くんの歌声が好きなんだからその時に言えば……どうかな?」

「今日カラオケ行ってきたんだよな」


 しかも見栄張って俺がキノの分も払ったから余裕はないと。


「な、なら、いまからここに呼んで――」

「んー……まだ起きてたのー? ね、私の抱き枕知らない? 大きくて温かいやつ」

「昴くんならここにいるよ?」

「あ、それそれ、それ私のだから返してね」

「うん、それじゃあ部屋に戻るね」


 キミがリビングから出ていき俺とキノだけになる。

 寝ぼけているのか俺の膝の上に座ってそのまま正面から抱きしめてきた。

 そのまま額にではあったが口をつけようとしてきたため頬を掴んで阻止。


「んー……? なんで拒むのー」

「元に戻れ」

「戻ってるよ、だからこうしてるんじゃん」


 どっちだよ……それっぽいことをして揺さぶってくるのはこいつの方じゃねえか。


「ね、なんでお姉ちゃんとふたりきりでいたわけ?」

「敬語はいいのか?」

「いいんだよ、どうせあなたの彼女になるんだから」

「すごい自信だな」

「違うの?」


 仕方がないからこちらからも抱きしめて告白しておいた。

 自分から大胆なことをしてきていたくせにいまさらぷるぷると震えている馬鹿を発見しつつ。


「よろしく頼む」

「……まあ、うん」

「あ、金はないから当分カラオケには行けねえぞ」

「いいよ、本人がいてくれれば」

「チョロいな、今日の昼までは声がって言っていたのに」

「うん、でも好きになれてそれが悪いということはないから」


 はぁ、嫌だね、こうしてすぐに変わってしまうから。

 こいつ切り替えの速度だけは早いからもう普通だし。


「よろしく」

「ああ」


 でもまあ、それでは悔しいから本気で照れさせておいた。

 もちろん、終わった後には謝っておいたが。 

本編は終わり、読んでくれてありがとう。

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