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可愛いのは私だけでいい  作者: 柊ひまわり
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男好き

なんで。なんであの子なの。あの子のどこがいいの。あの子の何に惹かれたの。分からない。分かりたくもない。あなたもあたしを一人にするんだね。


中学の頃 女友達とうまくいかなかった。いつも下校している小学校からの友達のすみれがいつの日からか「えみりってなんかうざい」、そう言われた。


思い当たる節はあった。

当時すみれには彼氏がいて、その彼氏は私と同じクラスで 私たちはクラスメイトとして仲が良かった。頭のよかったすみれの彼氏にプリントの答えをよく移させてもらったりした。家も近くて彼は私によく「今度あそびいっていーい?」なんて言ってた。

もちろん私は眼中にもないし、すみれの彼氏だと分かっているのでシカトしていた。


でも、すみれはその光景を見てはいない。

まぁきっとクラスの子がすみれに大げさに言ったんだろう。

それから私は学年では「男好き」なんて言われてた。普通の人なら嫌な気持ちになると思うけど私は違う。


だって、女は嫌いだから。

ネチネチしてて見えの張合い。ダイエット中なの〜って言いながらカロリーメイトを食べている姿が醜い。男のほうが優しいし、陰湿じゃない。ちょっと甘えれば言うことを聞いてくれる。

だから、「男好き」って言われたところで別に間違ってないからそんなに気にしていなかった。


1ヶ月後すみれとその彼は別れた。



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