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異世界への扉 〜千年続く物語に、終止符を打つ〜  作者: 阿蘇輝
一章 【旅と夢】
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プロローグ

 薄暗い地下牢。身の回りを確認することすらままならない場所で、一人の少女が少年に何かを話しかけている。


 ――こいつは、何がしたいんだ。


 少年はただ、この少女が不快であり、不思議である。


「お前、何がしたいんだ?」


「え?」


「俺が危険だってことわかってんだろ。それならなんで俺に構うんだよ」


 急な問いかけに、少女は少し驚きながらも、冷静に答えた。


「あなたは、選ばれたの」


「だれ、に」


「――世界に」


 少女から発せられた言葉は、驚きとともに少年の生気を少しだけ取り戻した――。


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