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もしかして・・・死んだ?

どうも蓮季です。

この度はなかなか新話を更新できずにすみませんでした。

これからは空き時間にちょくちょく更新していく所存ですので是非読んでみてください。

それと新話を更新しました。

今、僕は異世界デビューする前に創造神エクスティアから転生するときにもらうスキルや権利、技能その他諸々の引継ぎをしてもらっている。

引継ぎといっても俺に特にすることはなくただエクスティア様のことをジッと眺めているだけだ。

傍から見たら美少女がブツブツと独り言を言っているようにしか見えない。




「‥‥だから‥‥これ入れて…」


「あ、違う‥‥またやり直し‥‥でも…」


「あ…れだか、ら‥‥もう…しちゃえ」




といった感じで現に少し離れていても彼女の独り言が良く聞こえてくる


彼女の独り言を聞き入っていると急に背後から寒気を感じたため振り返ってみるとそこには創造神エクスティア様とは違った輝きを放つ誰かがいた。

それが誰だったのかは眩しすぎてわからなかったが…



「ほらカリバーン、彼あなたの神気しんきに当てられて震えちゃってるじゃない!だから、微量にしておけっていったのよ!!」


「そんなにカリカリ怒るなよキュー。俺だって悪気があってやったわけじゃないんだからさ」



神気?なんのことだ?よくわからないが、どうやら二人の感じからすると知り合い同士でカリバーンと呼ばれた20代前後に見える紅色髪をした男性はキューと呼ばれたこちらも20代前後に見える白髪慧眼の美人女性にいつも怒られているらしい…

なんか神界にいるのにどこかの新婚夫婦のワンシーンを見ているかのように感じてしまった。



二人の容姿に付いてもう少し詳しく語っておこうか…なんかこのニ神とは付き合いが長くなりそうな気がするから。

まず、カリバーンと呼ばれていた方だけどパッと見は20代前後のイケメン顔で髪色は紅ショウガみたいな紅色髪、髪型はツンツンヘアーで目つきは鋭く左頬に何かで十字に斬り込まれたような傷跡がある。一方、キューと呼ばれていた方はこちらも20代前後に見える美女で多分男性からしたら彼女にしたいランキングナンバー1に入るんじゃなかろうか?髪色は白髪で髪型はポニーテール、瞳の色は慧眼そして手には黒い杖が握られている。



って誰に説明しているんだろうね?



暫く考えこんでいると「おーい」と誰かに声をかけられていることに気づき前を向くとそこには不思議そうに首をコテンと可愛らしく曲げているキュー様がいた



「どうしたの、大丈夫?」


「あ、はい大丈夫です。えっと貴方たちは誰なのかなと思いまして」


「え?あーごめんね自己紹介がまだだったね!私はキュール、魔法を司る神よ。で、あっちの顔に傷があるのがカリバーン。剣を司る神よ」


「ご丁寧にありがとうございます。僕は日番谷陽翔と言います。日本という国で死んで気づいたらここに居ました。エクスティア様曰く自分が管理している異世界に転生させてくれるらしいです」



僕が自己紹介し終えるとキュール様は「聞いてるわよーそのために私たち呼ばれたんだもん」とニコニコした表情で笑っていた



どういうことかと詳しく聞いてみると僕の転生用の体ができるまで神界時間で約1000時間、日本時間に治すと約10日かかるらしい。それまでボーッとしているのもアレだからこのお二人に稽古をつけてくれるように頼んでおいてくれたらしい。何とも気の利く創造神様だこと…



「ということで今から稽古しよーぜ!!」

「…!?」



僕がどうしようか悩んでいる最中で返事もしてないのにこの剣神様、急になにもない空間から剣を取り出して斬りかかってきたんだけど!?

それに僕武器とか持ってないのに戦えるわけないじゃん!!こんなの一回でも受けたら死んじゃうよ!!




「おいおい、どうしたよ!そんなんじゃ現世に降りてもすぐに死んじまうぞ!!」



カリバーン様が剣を振りながらなにか叫んでいるけど、今の僕にはそんなの聞く余裕なんかない!!キュール様は額に手を当てながらやれやれと言う風に首を左右に振っているだけで助ける気は無さそうだし…あれ?もしかして僕、死んだ?

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