scoaling in rains
雨音が激しく鳴らすコンテンポラリズム。苦い顔をして。
「こんなに雨降って、いいんかねえ」
知ってるかい? こんな噂を。
「土砂降りの日に狂った人間が外に出るのは、なぜか。それは、気持ちがいいからさ。さらには?」
雨打ちはみんな狂人だからって? いいよ。
「奴ら、ブラスビートを刻んでるつもりなのさ、雨が。楽しくって仕方がない、だっていつだって、」
自分のために音楽は鳴るから。
細なる雨の搔き消えんところにて。
ありなすん所にいわす影一つと平。
紅薄まりし濁水の分からざりき所へ。
叫声も辿らぬ足濡れのおとなしくす。
…………。
なんだい? こんなささなりの日に。
「サシが入った。こんな日にゃ非番しかおらないから、手ェ貸しなよ、用心棒」
そりゃあまずいな。行くか……巻きは。
サー、ス、サー、スーー。
ホトケか? 運ばれて?
ああ、まだ問題ない。あるけどな。
「カイ、ゲームしようぜ? いいか?」
「いいよグレイ。なんのゲームか律したぜ」
「そう。格ゲーだよ。カ・ク・ゲー!」
落下してくる影。カーキスのオールコートにスティングマチェットを伏した人外。
スラクトスルースハイシュタッドエルレルィンクスエリモサンクトスーー合把。
フラッドスラッシャーショットスライリングウルートゥスリングルススライセン・スライスンクルアードゥスリンクスリンカリルンクルシュタッドレンスクルーエルスリンカリンクスウルトゥラフラッシュイットスケープハーツトゥリンスク。
だたりと倒れる外野刃。頭をはぐと灰色の染め毛がけばだたる。吐血塊。錯乱視。
「心臓は外した。多分傷ついちゃねえ。観念して、縄になりな」
「鐘が鳴るのを待ちわびていた……今、それが来たーー俺は、満足だ」
エルスティンクレットエルトゥスィン。
「しっかり直して帰るんだな、楽土へ」
死ぬには都合が良すぎるよ。
…………。
やあ。へとへとだぜ。
怒ってるんだろう? すぐに分かる。
グライシスの鳴る音の方に。赤い唇動。
分かってる。俺が、ね。いつもじゃないのも。……今日は、だ?
微笑んだのか。かみの後に僅かな雑味。
「そこがいいんだよな。忘れないで、ね」
じゃあ。
…………カラン。
アリオラルのとりなす所に伏す所。
オリオラルのくりねる所にありすなる。
アリアランスクの抱く所にありなくせるすく。
裏腹のおとがいをなぞる柔光はハレインス。
ありなす所におりはべれば、いわれんや。
ありなおす所もありなんせば、いわんや。
グリーンミュージックの渋らしきもすなるく。
ありなるくの逢人に合わせたもうは愛の理りか。
死生をかい抜けし日の繰りめくりしる事世にて。
ありましく事にてつきを奉じしることに。