第二話:『妹はBランク』
見た目は小学生、頭脳は高校生…その名も神田愛!! ランクはBランクだったり、貧乳だったり。
皆さんどうも、神田知樹です。
俺達雑魚同盟は日々、いじめにあってます。(祇園は対象外)
靴を隠されたり、上靴に画鋲が入っていたり、プリントが来なかったりと…結構イジメにあっています。
これが又、質が悪いことに先生までもがグルなところだな。俺達がランクが低い事が原因だろうな。
ったく、なんて心が狭いんだろう…とか思っても、そういう社会と法律があるから、しゃーない。
けどね、けどね…何やったけ?
あ〜そうそう、俺の妹は俺のことをこう言うんだ。
「おい、雑魚兄貴」
こう言われるんです(泣)
まぁ…ちょっとした愛情表現かな?
「雑魚兄貴、パン買って来て」
違うみたいです…この子、神田愛は心の底から、俺を下に下にそりゃもう奈落なみの下の人間と思ってるだろう。
ここで、紹介しよう。
神田愛、俺神田知樹の実の妹で能力者だ。
能力は『自然操作』だ、名のとうり自然を自由自在に操作出来ちゃう能力。
ランクは俺より…二つ上のBランク。
でも、胸と身長はちっさいですよ〜。
この前、なんてラーメン屋にいったらさ。
「しっかりした、小学生ねぇ〜」とラーメン屋のおバチャンに言われて、すごい苦い顔をしたり、三丸高等学校の近くにある祭壇小学校の教師に
「何処に行くんだい?君はこっち」と勘違いされる程ちぃさい妹君。
そんな事言ったら、間違いなくないバットエンドだろうな。
そうそう、妹といっても双子だ。
周りからは、
「腹違い」と言われる程似てないし、身長もまったく違う(俺は168、愛は132cm)。
読んでくれるだけでも嬉しいです