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第七話:『赤い過去』

…ギャグ少ない(泣)

「!!」


夢…限り無く悪夢に近い夢にうなされ、飛び起きたらシャツは汗に滲んでいた。


愛を起こさない様に立ち上がる。


また…夢をみた、二日連続だな………しかし、今回は違った。































楽しい何かの集まりに、色んな人がいた。

懐かしい友人から初恋の人や先生などたっくさんいた…楽しかった〇〇の誕生日兼お別れ会だ。


それは懐かしくも微笑ましい風景であった…違う、だっただ。


楽しい風景は一瞬で紅く染まった…地も紅い…背景も紅い…紅い赤い世界。


そして、その世界で不気味に佇む少女がいた。


少女は体を赤く染めていた…色んな人の血で、友人から初恋の人…果てには先生や住民の血で、自分が放った炎を背を向け、赤い少女はニタリと笑い、呟いた。


『ともちゃん…愛してる…』


少女は呟くと歩き出した…他の外敵を駆除をするため…少女は歩んだ。


汗だくは嫌なので、シャワーでも浴びようと部屋を出ようとしたら。


「兄貴…」


愛を起こしてしまった…と思い、謝ろうと振り向くと……………そこには、知らない少女がいた。


確かに確かに愛だ…しかし、愛と思われる女子からは禍々しい感じが漂い、目には光が宿っていない。


愛らしき者は、光のない目で俺を見詰めた。


鳥肌が立つ…その目で見ると恐怖が噴水の様に吹き出す。


「何処に行くの?」


愛らしき者は、俺に質問した。


「し、シャワーを浴びに…」


愛らしき者は

「そう」と納得すると、布団の中に潜り込んだ。


…な、なんだ…さっきのは、あれは愛なのか…と考えながら、風呂場に向かっていたら。


「!?」


角に小指をぶつけた…悲鳴に鳴らない激痛に悶え苦しみ、跳ね回ると今度はぶら下げてあったフライパンに顔が直撃する。


再び苦しんでいると、こけて頭を強くぶつけ………意識が飛んだ。































〜愛視点〜


兄貴が中々戻らないので、心配になり風呂場に向かおうとした途中…肉を踏む感触が足に伝わった…。


下を向くと上半身裸の兄貴が大の字になってのびていた。


「兄貴〜!」


〜祇園視点〜


愛ちゃんの叫び声が聞こえたので駆け付けてみると、知樹の上に馬乗りし、高速の往復ビンタをする愛ちゃんがいた。


奇怪な絵図に停止してしまい、愛ちゃんが往復ビンタを加速させるのをみて、流石に止めた。


愛ちゃんを止め、知樹の顔を見たら頬は見事に腫れ上がり、頬は痛いし青色になっていた。






















数分後…知樹は

「漢祭りはいやー!!」と泣きながら、起上がり何故かあったフライパンに頭を強くうち、再び眠った。


この後、25回ぐらい変な事を叫びながら起き、何故かあるフライパンに頭を打ち気絶するを繰り返した。


多少呆れ気味になりながら観ていた…何故かって………楽しいからさ。

たまにはこういうのもいいと思う。


きっと…うん…多分。

〜知樹視点〜


起きたら、頭と頬に痛みを感じた。


愛は安堵の笑みらしきものを浮かべた後に激怒された。

それをクスクスと笑いながら、見る祇園が恨めしく思った。


色々と話を聞いたら、穴に入りたくなった…恥ずかしいよ…俺。































祇園は用事があると家を出ようとしたら、愛も用事があると一緒に家を出た。


ちなみに田山は街に繰り出し、ナンパ巨乳研究同好会(非公式)の任を全うしてるらしい…馬鹿だろうアイツと思いながら、ポストを見たら…一通の手紙があった。

























それはバトルアクションの挑戦状だった…まじか、しかも宛先は家で書いてあった名前が『神田知樹へ不童子彰様より』だった。


〜完〜

視点チェンジが激しいぜ!!でも…基本はやっぱり知樹視点です。

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