お風呂③
遅くなりすいません。これから、少しの間遅くなります。ブクマ評価、ありがとうございます。
「うわ〜、凄い広いね〜」
僕は風呂場のでかさに驚く。僕が住んでいた家の2倍はあると思う。
「凄いでしょ〜、エシュー」
マーラお姉ちゃんは、胸を張る。大きな胸がさらに強調されている。
「エシュー、こっち」
僕はモーラお姉ちゃんに連れられて、洗い場に行く。
「ここで、まず体洗う。そしたら、風呂に入る。わかった、エシュー?」
「えっ、うん。けど、コレはどうやって使うの?」
僕は始めて見る、道具に驚く。
「それ、魔道具。水属性が使われてる。魔力を流せば、使える」
「えっ、魔力を流すの?どうやって?」
「エシュー、知らないの?なら、こっちに来て」
「えっ、ちょっーー」
僕は、モーラお姉ちゃんの前に立たされる。
「エシュー、目瞑ってて」
「モーラお姉ちゃん、胸、胸が当たってるってば!」
「いいから、目瞑って」
僕はモーラお姉ちゃんに言われた通りに目を瞑る。すると、上から水が流れてきた。
「つめた・・・くない?えっ、なんで?」
「後で、話すから。目を瞑ってて、エシュー」
「う、うん」
僕はそれから、頭を洗われた。石鹸を使って。
「ねぇ、なんで水が暖かかったの?」
僕はさっきから気になった事を聞く。
「この魔道具には、水属性の他に少しだけ火属性の魔石が使われてるから。後、石鹸は昔の王様が、簡単に作れる方法を、知ってたかららしい」
「へぇ〜、モーラお姉ちゃんは物知りだね!」
「別に、これ位普通」
モーラお姉ちゃんは、そう言うが顔が赤くなっている。やっぱり、嬉しいのだろうか?
「エシュー、後、体を洗う。前、向いて」
「いや、それくらいはーー」
「前向いて!」
「はい・・」
僕はモーラお姉ちゃんにされるがままに洗われる。
「こっち向いて、エシュー」
「いや、さすがに、それは・・」
「こっち向く、エシュー」
僕はモーラお姉ちゃんの方に向く。
「いや、モーラお姉ちゃん。恥ずかしいんだけど・・」
「私も、裸。おあいこ」
「そりゃそうだけど・・」
「いいから、私に任せる」
モーラお姉ちゃんは、僕の体を隅々まで洗っていく。
「これで終わり」
モーラお姉ちゃんは、魔道具を使って泡を流す。
「じゃあ、風呂にはいっていいの?」
「うん、いいよ」
「わかった、ありがとモーラお姉ちゃん!」
僕は、モーラお姉ちゃんに礼を言い初めての風呂に向かう。




