ひとつひとつ
ひとつひとつ
つみあげて
あめかぜおこって
たおれて
ひとつひとつ
つみあげて
あめかぜおこって
たおれて
なんども
なんども
くりかえして
あとになにがのこるのか
のこらないかもしれない
さきはわからない
それでも
ひとつひとつ
つみあげていく
なにもなかったところに
つまれていく
なぜつみあげるのか
そのてをとめないのか
わかるときと
わからなくなったときが
こうごにやってきて
わかることはやらない
わからないからやるのだ
と
うたいながらひとつひとつ
つみあげたことがあった
くずれたら
またひとつひとつ
つみあげる
つみあげるしか
のうがないのか
と
天からわらいごえが
きこえても