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夏生詩集3

ひとつひとつ

作者: 夏生

ひとつひとつ

つみあげて

あめかぜおこって

たおれて

ひとつひとつ

つみあげて

あめかぜおこって

たおれて


なんども

なんども

くりかえして

あとになにがのこるのか

のこらないかもしれない

さきはわからない


それでも

ひとつひとつ

つみあげていく

なにもなかったところに

つまれていく


なぜつみあげるのか

そのてをとめないのか

わかるときと

わからなくなったときが

こうごにやってきて


わかることはやらない

わからないからやるのだ

うたいながらひとつひとつ

つみあげたことがあった


くずれたら

またひとつひとつ

つみあげる


つみあげるしか

のうがないのか

天からわらいごえが

きこえても







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― 新着の感想 ―
[一言] ひらがなだけで書くと、雰囲気がすごくやわらかくなりますね。内容は七転び八起きって感じなのに。厳しさとか辛さよりゆったりした感覚でいいなと思いました。
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