高校入学と劇的変化
私、田中 真実。あだ名は、まーちんとか、まみりんとかかな。
今日から高校生!そして恋い始めます!!
中学のときは、部活一直線で恋なんかどうでも良かった、だけどね、恋したいなぁーって思ったの!!
私は私服OKの学校にわざわざ入ったんだ、だって私服のほうが、自分らしさを、アピールできるでしょ?私はそうおもうんだ。
ん?部活がなにかって?陸上部だよ、しかも女子一人でね。だから髪も短くして、男に混じって、やってたんだ、髪型とも男っぽいし、私はズボン派だから、3年間ズボンだったけど、モテたんだ!!
まあ皆女子からだけどね、声も男っぽいしね。
だから高校に入ったから、男子から告られたいんだ。
それを知ってるのは、姉ちゃんだけなんだ。
姉ちゃんといっても双子だけどね。
姉ちゃんは私と違って吹奏楽部で部長だったし、女の子って感じだから、男子に、モテまくりで、彼氏も小学校時代から、いるんだよね!!
顔は似てるってよく皆から言われるけど、何でモテないのさー!!
やっぱ髪型?声?性格?服装かなぁー?って考えてもわからなーい!!
中学の時一度、優美華のカッコを真似て、エクステつけて、男子の家行ったんだけど、合わねー!とかキモイーとかいわれて優美華ってこうじゃんって言ったら、
「優美華は女子ぽいから、いいけど、お前は、男より男ぽいから、合わねんだよって」爽人にはっきりいわれちゃった。
爽人は家が隣で幼馴染って奴、同じ年で「できる男」ってやつ。
なぜなら、スポーツ万能、成績優秀、絶対音感の持ち主なのだ。
しかも顔はかなり整っていて、ファンもかなり多い、どっかのアイドルよりも、かっこいいらしい
だから毎日1人には告られたり、逆ナンされているのだ。
どんな可愛い子に告られても返事はNO!恋にあまり興味がないらしい。
まあ私もそこまでは、いかないけどどこぞの男子よりは告白される回数は多い、下駄箱に手紙が入っていて、まさかとか思っ
ていつも、裏を見るがみんな女の子、もう慣れた!!
だから今日は、女子に見える学校の標準服での入学式。
標準服と言っても、結構自由。
カラーシャツやネクタイ、リボンは何種類か選べるから、そこでも個性が出るんだよね。
前の私だったら、カラーシャツは水色で、ネクタイに男子のズボンってとこだけど、初日から男っぽいのはどうかと思うって
モテ子が言ってた。
もちろん優美華だけどね…
だから標準服は、優美華が選んでくれた。
ピンクのカラーシャツに濃いピンクと薄いピンクのストライプのリボンにベージュのチャックスカート。
まさに優美華って感じ。
たぶん優美華が着たら
すごい似合うと思うけど、こんな女か男かわからないやつが似合うわけないと思いながら、
学校がある、駅まで向かった。
そしたら、信じもしなかったことが!!
それは爽人が駅にいたのだった
それも同じ校章バッチを付けていた。
「はぁ?なんで爽人がいんの?」
人の質問に答えない爽人は初めてだった。
それどころか、私のスカート姿に目をまん丸くしていた。
そりゃーそうだろう。
びっくりすると思う。
たぶんスカートを履いたのは、物心ついてから初めてである。
爽人が目をまん丸くするのも仕方ない、親ですらびっくりしすぎて、母は洗っていたお皿を落としそうになったほどだ。
父は毎朝欠かさず見てる新聞を床に落としそうになっていた。
実の親というのに失礼すぎる。
確かに驚くのも分かるけど、それにしても沈黙が続きすぎだ。
「なに?」
ちょっと鋭く言ってみた。
ここで釘をうっとかければ、またからかわれるに違いない。
「あ、いや。その。スカート・・・」
爽人のこんなつっかえた声は初めてだった。
「やっぱ似合わないよね?」
「あ、いやー思ったよりも似合ってると思う。お前ピンクに合うな。」
「はぇ」
思わず変な言葉が出た。
爽人とはいえ、初めて男子に褒められた。
ちょっと嬉しい。
「てか爽人学校の行かなくて平気なの?」
「迷った」
「はぁ?」
「だから道に迷って訳わからなくなった。」
「じゃぁ一緒に行こうよ。初日から遅刻はまずいっしょ」
「あぁ」
そして、高校に着いた。
「キャー!!」
門の中に入った瞬間悲鳴?みたいなものが聞こえた。
まぁ驚くほどじゃない。
優美華や爽人と一緒にいたらどこに行っても、いつもこうなる。
まるで有名人と一緒にいるような気持ちになる。
でも今日は違った。
「あの人たち超顔綺麗!!」
「カップル?」
「ヤバイ!!超お似合い♥」
え?嘘ー?いま
今お似合いって言った?
ええええええー
爽人だけとか良くあるのにまじ?
うち女として認められてる?
ねー神サマーーーーーーーーー!!
こんにちはチェリーです☆彡
ちょっと甘すぎな恋愛っぽくてすみません。
私の恋愛は、ちょっとというかかなり辛い経験しかしたことがないのでこれが憧れです。
聞きたくないと思いますが、私の経験上、今までで2人とお付き合いしたことがあります。
付き合う前は3人の人に振られ、1人目は大好きな先輩で、直接告りました
そしたら「付き合うって何?」と聞かれ。2人目はずっと仲が良くて、爽人と真実のような感じだったのですが、いろいろな人に噂され、私が告白したときは、すでに遅しってとこですかね。
えー手紙で告ったのですが、返事が返ってきませんでした。
それから声かけても、避けられました。
3人目はありえないほど、さっぱりと、「お前なんか絶対無理」
と言われ散々でした゜(゜´Д`゜)゜
せっかく出来た彼氏は遠距離の年の差で、友達に嘘をつくのが辛くなり、
今後のことも考えても、答えが見つからず、別れました。
次の彼氏は最初はただのクラスメイトでした。
でも急に告られてうっかりオッケーした瞬間。
「今度キスしない?」と言われ
初めてドン引きしました。
まぁこんな辛すぎる話を載せてもつまらないので理想で書いてみました
これからも読んでくださる皆様のために作品を書いていきます。
よろしくお願いします。また次回で会えるのを楽しみにしてます。
チェリーでした。