『祝10000PV!潤くんへの自己紹介動画(暴走Ver.)』
『ありがとう、10000PV。──これはまだ、始まりの物語。』
みなさん、こんにちは!
そして──ほんっっとうにありがとうございます!!
カクヨムで3000PV、なろうで7000PV、
ついに……合計10000PVを超えました!!
この数字、見たとき思わず画面を二度見しました。
「え? これ本当にオレの作品??」って。
始めた頃は、誰か一人にでも読んでもらえたら嬉しいと思ってました。
それが今、こんなにも多くの方に読んでもらえているなんて、正直まだ実感が湧きません。
コメント、ブクマ、評価──
どれも全部、書き続ける力になってます。
SNSや活動報告で声をかけてくださった方、初見でふらっと読んでくれた方も含めて、
本当に、全方向に感謝です!
でも、ここはまだ通過点。
次は――「読んで良かった」と言わせる物語を目指して。
これからも全力で、面白くて、ちょっとバカで、でも胸に残るような物語を届けていきます。
引き続き、応援よろしくお願いします!
『潤くんへの自己紹介動画(勝手に)撮ってみた!』
「……よし、撮影準備完了、っと!」
ユズハがちゃっかり潤のスマホを手に取り、スタンドにセットしていた。
「え? ほんまにやるん?」
カエデが潤のベッドで寝転びながら、片手でスナックをつまむ。
「当たり前じゃないですかぁ~。だって潤くん、10000PV達成したんですよ? 今こそ“記念動画”っしょ~」
「せんぱ~い♡ これ見たら絶対キュンキュンするやつですって~!」
「……違法に撮影機材を使用する行為には、厳重な倫理的問題があります」
リアがスッとノートPCを閉じて立ち上がる。
「まぁまぁ、硬いこと言わないで~」
ミリーがぴょんと跳ねて、画面の前に飛び出した。
⸻
【ミリー】
「えへへっ! じゃあトップバッター、ミリーなのー!」
(カメラに満面の笑みを向けて手を振る)
「元気で無邪気で、ちょっと甘えんぼなミリーなのっ! 潤くんがいないと~……寂しくて、つまんないの!」
「だから、次のPV記念は、潤くんの膝の上でやりたいなーって!」
「あとあとっ! ぎゅーしてくれるなら、何回でも記念日つくろうねっ♪」
⸻
【カエデ】
「次、ウチやな。んー……自己紹介なぁ……」
(ポテチをバリッと食べながら)
「カエデって言います。甘えん坊の関西弁ヒロインやで~。ほな、次は──」
リア「ちょっと待ってください。まだ“紹介”になってません」
「細かっ! ほなちゃんとやるわ……潤くんのこと、世界で一番大事にするって決めてんねん」
「けどな! うち以外とイチャついたら、即☆制裁☆やで~!」
(と言いながら後ろでノアにガチで肩組みにいこうとして、軽くあしらわれる)
⸻
【ユズハ】
「どもども~、先輩の一番の推し候補、ユズハでぇす♪」
(カメラにウィンクしてから、スマホを奪って自撮りモードに切り替える)
「好きなことはからかいとチラ見せですっ☆ 得意技は焦らしと駆け引き~」
「え? 潤くんの好きなとこ? えっとねぇ~……顔と声と雰囲気と、あと──」
(しれっと全部言いそうになるが、ノアが静かに奪還)
⸻
【ノア】
「……潤様。ご覧いただけておりますか?」
(まっすぐカメラを見つめ、手を胸に)
「ノアと申します。常に潤様のそばにいられるよう、日々の支度を欠かしません」
「この場に他の者がいることは少々心外ですが……。愛情の深さにおいては、誰にも譲るつもりはありませんので」
(後ろでバタバタしてるミリーとユズハを見ながら)
「……次は、リアさんですね?」
⸻
【リア】
「……リアです。冷静で知的な立ち位置を、主に担当しています」
(メガネをかけ直しつつ)
「読者様へ──この作品をご覧いただきありがとうございます」
「ちなみに、潤とは契約上──いえ、なんでもありません」
(少し頬を染めながらも、すぐ真顔に戻る)
「以上。情報の開示はこれまでとします」
⸻
【エンリ】
(みんながドタバタする中、画面端から静かにフレームイン)
「ふふ……潤さん。きっとこの動画を見て、苦笑いされてる頃でしょうね」
(後ろでミリーが転び、ユズハとカエデがもみ合い、ノアが割り込み、リアがログ削除中)
「皆さん、潤さんのことが本当に大好きなんです」
「……私も、もちろんそうですよ」
(やさしく微笑みながら、さりげなくスマホを手に取り)
「改めまして、エンリです。潤さんのそばにいて、温かく包み込めるような存在でありたいと思っています」
「それと──皆さんのことも、できる限り守っていきたいですから」
(そっとカメラに手を振り)
「この騒がしい日々が、潤さんにとって幸せな時間でありますように──そう、心から願ってます」
(背景で爆発音/ポテチが舞い、ノアが「潤様、こちらへ!」と叫ぶ)
【潤】
──そして、数時間後。
潤の部屋。誰もいない。
スマホの前に座り、潤がふっとカメラを見つめる。
「ふっ……潤です」
(やたらスタイリッシュに前髪をかきあげる)
「ここまで来るのに、苦労もあった……でもそれもすべて、俺の魅力ゆえに集まる試練」
「つまり──スーパーいけいけスタイリッシュワンダフル主人公の、この!お・れ・が!」
(指をビシィッとカメラに向け)
「ついに世間にバレ始めたってことかなっ!!」
──直後、スマホに通知が乱れ打ち。
《ユズハ:はぁ!?キモーッ!!》
《リア:寒気がしました》
《カエデ:めっちゃ痛いで潤くん!?》
《ミリー:ぎゃー!潤くんどこでスベったの!?》
《ノア:……私以外にこの動画を見せないでください》
《エンリ:ふふ、潤さんらしくて素敵ですよ(半笑い)》
潤「──うおおおおお!? まって!お前らなんで見てんの!? 今のナシ!カット!!」
(カメラに飛びつこうとして画面がぐるんと揺れる)
潤「恥ずかしぃぃぃーーー!!」
──映像は、そのままクラウドに保存され、全員にシェアされた。
【あとがき特別編】
祝・合計10000PV突破記念
―作者Q&A:そして“ある計画”が動き出す―
作品の裏側に迫る!……と思いきや、
回答者のテンションが明らかにおかしい。
でも大丈夫。潤が止めに入ります(物理的に)
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Q1:何故この作品を書こうと思ったんですか?
作者「可愛いヒロインたちを書きたかったからですね。
それがすべて。あと……その、**“ある計画”**を実行するため──」
キリッ
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Q2:書いていて楽しいことはなんですか?
作者「基本、ノリです。ノリと勢いとウェーイで書いてます。
楽しくなければ書かない。筆が乗れば踊り出す。パッションがあれば全裸(※比喩)で書く。
あともちろん……**“ある計画”**のためにね」
キリッ×2
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Q3:この1ヶ月の活動中、一度サボりましたが、振り返ってどうですか?
作者「うっかり……ハースストーンに逃げました。
あっという間にレジェンド。わーい!ってなって、
ふと、“ある計画”のこと思い出して……『俺、帰らなきゃ』ってなって原稿戻りました」
キリッ(3コンボ)
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Q4:さっきから“ある計画”って言ってますが、正体は?
作者「それはですね……この物語の核心。すべての始まりにして終着点……
つまり、“このヒロインたちの、こ〜んな感じの、ちょっと大人っぽくて、もしかしたら薄い――」
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【ド ン ッ!!】
潤「ちょっっっまてぇぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!」
潤「お前それ言わせたらアカンやつだろ!?
記念回だぞ!? 感謝を伝える回で何しれっと“誰か描いてください”的な願望ぶち込んでんの!!」
潤「しかも“薄い”って言ったよな!? 今“薄い”って言ったよな!?」
潤「てか“俺、帰らなきゃ”ってヒーロー気取りで原稿戻るのやめろよ!
お前の原稿執筆、ぜんぶ“推しキャラをいかに愛でるか”だけで構成されてんだよ!」
潤「はぁ……ま、読者が笑ってくれてんなら、それでいいけどな。
でもな? 次の記念回、絶対俺がメインやるからな? “潤の知られざる苦労と魅力特集”やるからな?
表紙に“イケメンではありませんが何か?”って書かせっからな!!」
⸻
【そして、改めて──】
読者の皆さま、本当にありがとうございます!
この作品は、あなたが読んでくれた“その1PV”が、
筆を走らせ、ヒロインたちを動かし、作者を覚醒させています(主にテンション的な意味で)。
ふざけたり、叫んだり、爆発したりする物語ではありますが──
これからも、どうか末永くご一緒ください。
次回、潤激おこ全開の「俺が主役の記念回」……あるかもしれません。