【特別回】『なろう単体5000PV突破記念 & ゴールデンウィーク20話投稿ありがとう回』
「才能を奪って、成り上がる!」
無職で底辺だった俺が、美少女ヒロイン達とともに現代社会を攻略していく物語、ぜひ覗いてみてください。
ちょっと空き時間に、俺の成り上がりハーレム物語をどうぞ!
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『潤様、タイトルをお読みいたします』
ノアが小さく咳払いをして、タブレットを掲げた。
『特別回――「なろう単体5000PV突破記念、さらにゴールデンウィーク中に5話×4日で合計20話投稿、おめでとうございます」』
『長えよ!!』
俺のツッコミが即座に会議室に響き渡る。
『なにその“実績全部盛りしました”みたいなタイトル。誰も覚えられねぇよ……』
『ふふ……事実は正確に伝えるべきかと』
ノアはどこまでも真面目だった。
『じゅんくーんっ! でもねでもね! ミリー、1話ずつ全部カウントしたのーっ!』
『それって暇だっただけじゃね……?』
『せんぱ〜いっ! せっかくみんなでお祝いしてあげてるのに、そんな態度ってどうかと思いますよぉ?』
ユズハが肘で俺のわき腹をつついてくる。
『潤君! ウチら、すごいんやで? 20話やで!? 20話!』
カエデが自分の指を全部広げて、2回振った。
『ふむ。投稿速度は、平均作者の7200%超ですね』
リアが冷静に統計を添えるのやめてほしい。現実味がない。
『まぁ確かに……がんばったとは思うけどさ……』
『じゃあじゃあ、今日は潤くんも「やったったわ〜」って顔してもええんちゃう?』
『それお前らが自分に言い聞かせてない?』
『いえ、潤様の偉業でございます。だからこそ――』
ノアが静かに立ち上がって、
『潤様の手、今日だけは独占させてください』
『ダメーっ!潤君はウチがもらうでー! 先に肩トントンしたのウチやもんっ!』
『じゃあじゃあじゃあ、ミリーがだっこするーっ! ぎゅー!』
『せんぱ〜い? ここで誰かを選んじゃったら……どうなるか、分かってますよねぇ?』
うわあああああ! やめろやめろ! 記念回で修羅場始めんな!
『……はいはい、みんな落ち着け!!』
俺は手を広げて、まとめ役に回る。
……いつも通りだな、まったく。
* * *
たかが5000PV。されど5000PV。
毎日のように投稿して、誰かに届いたか不安になって、
それでも続けた日々の積み重ね。
その証が、今、ここにある。
画面の向こうにいる、誰か一人が読んでくれたこと。
ひとつひとつの「読まれた」が、俺たちの物語を続けさせてくれる。
だから、今日は――
ちゃんと言っておこう。
『ありがとう』
この物語に、出会ってくれて。
* * *
『……で? 次はどこ目指すん?』
カエデがポテチ片手に聞いてきた。
『次は1万PVですかね。潤様の名にふさわしい祝福を』
『ならミリー、次はケーキ用意しとくー!』
『せんぱ〜い、特別回の構成、ちゃんと考えておいてくださいね? ミスったら公開処刑ですから』
『あんたら、もう次の修羅場の準備してんじゃねーか……』
俺は深くため息をついた。
でもまぁ――悪くない。
このふざけた日常が、ずっと続くなら。
どこまでも歩いていける。
* * *
そして、また物語で会おう。
その時は、君の“推し”が笑ってるといいな。
――葉山潤より。
【あとがき小話】
作者『イェーイ!!(パーティーハット装着)』
潤『……お前、なんであとがきで一人パーティーしてんの?』
作者『いやだってさ、GW突入だよ!?
世間は浮かれてるし、書き手も盛り上がらなきゃ乗り遅れるでしょ!? イェーイ!!』
潤『でもお前、更新予定20話だろ? それ、GWという名の執筆地獄じゃねぇの?』
作者『だからこそ! “気持ちだけでも楽しく”をモットーに!
はいっ!潤くんも被って! ハイテンション・パーティー・執筆地獄スタートッ!!』
潤『絶対に嫌だ……いやちょっと待て、なんか乗せられそうになってる自分が怖い……!』
作者『読者の笑顔がパーティー最大のごちそう!! ほら、クラッカー鳴らしていこうぜ! パーンッ!!』
潤『やめろ! 俺のツッコミより先にクラッカー鳴らすな!!』
作者『よ~し、あとがきもイェーイ! 本編もイェーイ! もう何もかもイェーイ!』
潤『語彙の崩壊速度が異常!!』
作者:pyoco(今、脳がテンションで殴られてる)
お伝えし忘れていましたが…作者のGWは土曜から4日間です……