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才能奪って成り上がる!無職の俺がヒロイン達と社会を支配するまで  作者: pyoco
第1章『ズバリ!才能奪取成り上がりでしょう!』
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第33話『俺、社長室で事件に…』

「才能を奪って、成り上がる!」


無職で底辺だった俺が、美少女ヒロイン達とともに現代社会を攻略していく物語、ぜひ覗いてみてください。


ちょっと空き時間に、俺の成り上がりハーレム物語をどうぞ!


感想・評価・ブクマ、ぜんぶめちゃくちゃ励みになります。

書く気力が120%になるので、応援よろしくお願いします!


ブックマーク&評価をいただけると、次の展開の原動力になります!

感想も全部読んでますので、お気軽に一言でも残してくれると喜びます!





.


はぁ〜……また変なのに目をつけられて……



なんで俺、こんなにも巻き込まれ体質なんだろうな……




社長室でひとり、頭を抱える。



……と言っても。

俺に出来ることは特にないんだけどな!


 


ガチャッ!


「潤様っ!」




勢いよくノアが駆け寄ってきて、そのまま俺の手を両手で取る。



「久しぶりの……二人きりですね」



あー……確かにな。


最近はユズハだエンリだカエデだで、部屋の人口密度がバグってたし。


静かな時間、久々かも。


 


でもノアはそのまま、怒りの表情に切り替わる。



「ところで……エンリからお聞きしました。大蔵とかいう人物が、潤様を侮辱したと……!」

 


……え? そこ怒るとこ?



「まぁまぁ落ち着けって。俺は別に気にしてないし」



だがノアは許さないモード全開。



「そうはいきません! あのレグルス・ホールディングスとかいう会社のCMには、今後一切出ません!」



あー……ノア、人気役者だったな。影響力ヤバそう。



「それと……必ず、いつか謝罪させてみせます」



襲撃するとか言い出さないだけまだマシか…


 


ふと、思い出した。



「ところで最近、カエデ見ないけど? なんか知らない?」



そう。



ユズハもエンリも頻繁に顔出してくるのに、カエデだけは珍しく見かけてない。

俺の部屋にも来ないし。



いや、寝てる間に来てる可能性もあるけど。

……それはそれで怖いな。


 


ノアは涼しい顔で答える。



「カエデ様でしたら、部下を引き連れて全国を駆け回っております」



「全国……何やってんの……?」



いやいや、意味が分からん。

部下連れて日本一周でもしてんの?

この会社、何の会社なんだよ。

 


ていうか、最近知ったけど――



『悪党リクルートエージェント』って社名、マジでどうかしてるだろ。

センスが終わってる。


 


……ふと疑問が浮かぶ。



「そういえばノア?」



「はい、潤様?」



「俺って社長なんだよな?」



「はい。潤様のための会社ですから」


 


……あ、やっぱそこは譲らないんだな。


「……俺の給料さ、18万なんだけど。少なくない?」



めちゃくちゃリアルな数字。

社長ってそんなもん? いや違うよな?


 


ノアは――ちょっとだけ頬を赤らめて、でも堂々と言い切った。




「それは……お金を持つと、他の女性と遊びそうですし……何より……結婚式の資金を、少しずつ貯めておこうかと……」


 


……いや、え?

なんか今、とんでもないことをサラッと言った気がするんだけど?


 


俺、そんな約束した覚え――


ないよな!?!?!?


 


でもまあ、仕事ほぼしてないし文句も言えない




ガチャッ!



「せんぱ〜い♪ そろそろユズハと会いたいな〜って思ってたんじゃないですか〜♡」



開口一番、部屋に入ってきたユズハが俺にすり寄ってくる。


距離感ゼロ。物理で攻めてきやがった。



べ、別にドキッとなんかしてねぇぞ!?

これは……反射的な生理現象だ。人として当然の防衛本能。




「先輩? もしかして今、ドキッとしちゃいましたぁ〜? ユズハを〜ぎゅ〜って抱きしめたいとかぁ?♡」




……くっ。

この小悪魔め……!


 


「潤……様……?」




真横から聞こえる、氷点下の声。



「ひとまず、この者を排除しても……?」



ヒィィッ!!

ノアさん!? ちょ、落ち着こう!?

それ完全に暗殺者の顔してるやつ!!


 


雰囲気を即座に察知したユズハは、ひらりと俺から距離を取る。

この辺の逃げ足の速さは流石だ。



「っとっと〜ノアさんが怒る前にやめときますけどぉ〜」




一歩下がったと思ったら――


「二人きりの時はいいんですよ〜? い・つ・も・みたいに、抱きしめて〜くれても♡」



してねぇ!!

してねぇからな!?!?!?



……俺が誰よりノアのヤバさ知ってるんだからな!?

ガチで何かのスイッチ入るんだよこの子は!!


 


案の定、ノアがスッ……とポケットから何かを取り出しかける。



え、なにそれ……トンカチ?

え、トンカチ!?!? 



待て待て待て!!

社長室でそれは事件!普通に事件だから!!


 


「じょ、冗談ですよ〜♪」


ユズハが満面の笑みで一旦終息宣言。


「それより、大変なんですよぉ〜」


 


……いや大変さ、今の小芝居で全部吹き飛んだんですけど!?

むしろ今のノアの殺意の方がよっぽど事件レベルだったんですけど!?!?





【あとがき小話】


作者『あのさ……気づいちゃったんだけどさ……』


潤『ん? どうしたよ、珍しく静かじゃん』


作者『……俺のあとがき、本編と関係なさすぎじゃね?』


潤『やっっっっっと気づいたか!!』


作者『だってさ!? もやしの話とか、チュー助とか、アメリカンドッグとか!!』


潤『本編で誰一人そんな話してねぇからな!?』


作者『いやでも……なんかこう、“あとがきでゆるく息抜き”みたいな……そういうの、ありかなって……』


潤『わかるけど限度があるんだよ! 最近“本編2”みたいになってきてるからな!?』


作者『すいませんでしたァァァ!! 反省して次回からは本編の感想とかちゃんと書きますうぅぅぅ!!!(机バンバン)』


潤『もうその机バンバン芸もあとがき名物になってんだよ……』


 


作者:pyoco(本編も好きでいてください)


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