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才能奪って成り上がる!無職の俺がヒロイン達と社会を支配するまで  作者: pyoco
第3章『初心者の作者が本気出すでしょう』
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第232話『私の邪魔はさせない』

「……読みに来てくれた、そこのあなたぁ〜?」


 


──ユズハのこと、ちょっとでも気になっちゃいましたか?

それとも……まさか作者のことを応援しようだなんて……そんな奇特な人、いるわけ──


 


「──いたぁ♡(尊い)」


 


えへへ、読んでくれるだけで嬉しいのに、

もしもしもし「ブクマ」してくれちゃったり〜、「いいね♡」とか「感想」とか「★」とかつけちゃったり〜〜

もしかしてDMとかテレパシーとかで「読んでます!」って伝えてくれちゃったり〜〜?


 


「いや、それ……作者が天井ぶち破って飛ぶやつですぅ♡」


 


ほんのちょ〜っとのリアクションでも、

ほんとにほんとに励みになっちゃうので……

「ふーん、面白かったかも?」って思ったら……


 


「ポチッとな♡ でお願いしま〜す♪」


 


そうすれば作者も……

「よっしゃ次も書くか〜〜!!」って鼻息荒くなるから!


 


「だってこの物語、まだまだ騒がしくなる予定ですからねぇ〜〜?」


 


じゃ、またお会いできるのを、指くわえてお待ちしてま〜す♡

(えっ、それは違う? まいっか☆)




 


──待ち合わせ当日。


俺は約束の時間より少し早く着いて、

エマとのデート場所でぼんやりと待っていた。


そのとき──


「潤さんっ!!」


見覚えのある顔が、慌てて駆け寄ってくる。

──ライラだ。


「えっ、ライラ?どうしたんだよ、そんなに急いで……」


「エマちゃんのご両親が事故にあったの!」


「……は?」


呼吸を整えながら、ライラが説明を続ける。


「さっき連絡があって……交通事故。命には別状ないらしいけど、病院に運ばれたって」

「エマちゃんには“私が潤に伝えておくから、早く病院に行きな”って言っておいたの」


「……エマ……」


「タクシー、もう捕まえてある!急ごっ!」


「えっ、お、おう……」


 


──気づけば、俺はライラに手を引かれ、タクシーのドアを開けられていた。


「運転手さん!◯◯病院までお願いします!」


エンジンがかかり、車が走り出す。


──俺とライラを乗せて。


 


 


──────


悪徳リクルートエージェント社 本部オフィス


 


「……あーあー、先輩、ついに浮気ですか〜?」


「潤様はそのような不義理をなさる方ではありません」


「けど、いませんよねぇ?今ここに」


ふわっと漂う“疑惑”の空気。


そのとき──


バンッ!!


「皆さん、大変です!」


エンリが勢いよくドアを開けて入ってきた。


普段はどんな緊急事態でも慌てない彼女が、眉を寄せて息を乱している。

一気に空気が張り詰めた。


 


「ど、どうしたの……エンリちゃん……?」


ミリーが心配そうに声をかける。


 


「株式が──敵対的買収を受けています。このままでは、会社の過半数株を買い占められかねません」


 


一同、騒然。


 


リアが即座に反応する。


「買い占め? 今の私たちの立場でそんなことが可能なはずが……。特定のファンドや企業ではどうにもならないレベルのはずですが」


「それが……今回は動きが速いんです。相当な準備があったか、もしくは……」


「──裏で繋がっていたか、ですね」


リアの眼が鋭くなる。


 


「とにかく時間がありません。潤様に連絡を!」


 


「……あかん!エンリが慌てとったからすぐ電話したけど……つながらへん!」


 


「せんぱ〜い!今このタイミングで行方不明とか絶対おかしいですって〜〜〜!!」


 


「ノアちゃん、GPSは!?」


ノアがすぐに端末を操作する。


「……反応が、ありません……」


「嘘……今日も7つ仕込んでおいたのに……」


 


リアが小さく呆れたように眉をひそめる。


「……あなた、いつもそんなに……? いえ、今は問わないでおきます」


「焦っても仕方ありません。優先すべきは状況の把握とリスクの抑制です」


 


「わかりました。私は一時的にでも資金繰りを整えられるか、動いてみます」

エンリは即座に資料を掴み、部屋を飛び出す。


 


「ならウチらは調査やな」


「任せてくださいっ!名探偵ユズハ、ふっかーつ!」


「ミリーもネットのトレンド調べてみるー!」


 


「ノアさん。潤の足取りを追ってください。今の彼なら──また、何かに巻き込まれてる可能性が高い」


 


ノアは一拍おいて、目を伏せ──そして静かに頷いた。


「はい。GPSの“反応不明エリア”から調べ直します」


 


 


──潤がいない今、

この社はヒロイン達の手で守られる。


だが──


 


彼女達はまだ知らない



潤が奪われた事を









あとがき小話


作者『潤〜〜三連休おわっちゃうよぉ〜〜〜〜〜(ゴロゴロ)』


潤『てか三連休ほとんどYouTubeのショート永遠と垂れ流して時間浪費してたの知ってるからな!』


作者『あれはやばい……なんの生産性も何もないのに永遠と見るやつ……』


潤『同じ猫が何回もスローでジャンプしてるだけの動画、何回見てんだよ……』


作者『いや違うんだよ!脳が!脳が勝手に求めてくるの!わかる?あれは俺の意思じゃなくて、もう指が再生ボタンを記憶してるの!』


潤『こわ。自己責任を全部脳と指のせいにすんな。』


作者『でもさー……せめて1日くらいは有意義に使いたかったよね……』


潤『1日どころか、3日間ずーっと「あとでやろ」って言ってたじゃねーか!しかも明日からまた仕事だろ?地獄の月曜日が“火曜日に延期された”だけだぞ』


作者『やめて!その現実を突きつけないで!お願いだから火曜日の存在を無にして……!』


潤『というか連休明け最初の仕事って脳の起動までに2営業日かかるって知ってた?』


作者『つまり……水曜までただのゾンビじゃん……!』


潤『いや、お前に限っては金曜までゾンビのままだよ』


作者『ひどくない!?なんなら月曜からゾンビだよ!?』


潤『ああ、つまり常にゾンビってことか』


作者『やめて!存在意義を掘削しないでぇぇぇ!』


──こうして、あとがき小話の更新もギリギリのテンションで書かれました。


読んでくれてありがとう!

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