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才能奪って成り上がる!無職の俺がヒロイン達と社会を支配するまで  作者: pyoco
第2章『作者がやりたいことやるでしょう』
176/262

第154話『俺、完全監視される』

【読たんへお願い!】


作者の夢──

ヒロインの薄い本です!!(ドン!!)


え?真面目な目標じゃないって?

うるさいっ!!

作者は本気なんです!!!(大事なことなので3回目略)


この夢を叶えるためには──

もっともっと!この作品が知られなきゃダメなんです!!



評価

ブクマ

コメント(なんでも嬉しいです、雑談感覚でOK)

リアクション


あなたのアクション、全部が……

“読たんの一押し”が、作者の魂の着火剤になるんです!!

あなたが思っている以上に──

あなたのリアクションやコメントに、作者は救われています。


ブクマ、評価、コメント、リアクション。

その一つ一つが、

「ちゃんと届いてるんだ」って教えてくれるんです。




可愛いけどやべー子たち!

愛しいのに社会壊すヒロインたち!


このバカで全力で尊いヒロインたちを、

もっと世界に広めるために──


お願い!

あなたの「読んだよ」が、作者のエネルギーになるんです!



今後の目標:

「薄い本、ください」って言われるくらいのヒロインズを育てたい!


その第一歩を、あなたの一票で……!



「とりま3人撃破⭐︎ あと2人!チョロチョロです♪」


──突然、ユズハが社内の真ん中で謎のポーズをキメながら宣言した。


「おい!?チョロチョロ言ってるけど、苦労してんの俺なんだけど!?

ていうかそのポーズなに!?なんで腕クロスして『シャキーン!』って音鳴ってんの!?」


「合理性のない素人集団のような輩でしたね……」

リアが冷静に、感情ゼロのジャッジを下す。


「えぇ……でも、彼らは本当に闇の筋から恐れられてる存在なんですよ?

まあ……今回は……アレですけど……」

エンリが頑張ってフォローしようとしたが、語尾が迷子になって終了した。


「それもこれも潤様が素晴らしすぎるだけのこと……

所詮、悪徳など潤様からすれば──小蝿同然……」


「小蝿って……

俺、毎回ギリギリで命拾いしてんだけど!?」


「まーまー、潤くんええやないの〜?あと二人やし、うちらもおるしなぁ〜?

なぁ?ホラホラ〜、うちの胸で癒されたらええんちゃう?」


──カエデが正面から抱きつき、潤の上半身を埋没させる。


「ぬあっ!?息が……!これが……4人目か……!?」


「カエデちゃん!ちょっとー!ミリーも〜!ぶーぶーっ!」


「ちょっと!カエデ!潤様から離れなさい!これは明確な侵略行為です!

あなたはその豊満さを武器にしていることを、もう少し自覚なさい!」


「いややー!どかせるもんならどかしてみぃやぁ〜♪ うちは潤くんのバリアやねんっ!」


「はぁ……本当、何故こんな稚拙なのに勝ててしまっているのか……理解不能ですね……」

リアが若干呆れ気味にため息を吐いたその瞬間──


「そんなこと言ってぇ〜?リアちゃんも、羨ましいんじゃないですかぁ〜?

クールぶっても無駄ですよぉ〜〜〜?」


──ユズハがすかさずリアに急接近、

クール顔の頬を両手でぐにぐにと引き伸ばし始める。


「ちょっ……やめなさい……ムニムニするのは……!

私はそういうキャラじゃ……ッ、ない……!」


「ミリーもやるーっ♪ リアちゃんムニムニ〜〜〜♡」


「はい♪じゃあ私は……ヨシヨシしてあげますね〜〜〜♪」

エンリが潤の頭を撫で始める。


「おい……お前ら……全員……落ち着けぇ……ッ」

──視界がぐにゃりと歪む。


「潤くん!? なんでなん!? うちの胸、そんな毒やった!?」


「潤様!? 完全に意識飛んでます!これは……これはカエデの凶悪な胸による圧殺……!!

カエデ!? 今日こそは覚悟なさい!一騎打ちです!!」


──社内に飛び交う、殺気と甘気の大乱闘。


その様子を、こっそり覗いていた影が一つ。


イヨ(旧:サイレントアサシン)

「ふぇ……ふぇぇぇぇん……なんで……なんでこんな人達に負けたんですかぁぁぁ〜〜〜!?!?」




 


──そして朝。


「潤さん、おはようございます♪」


「ん……エンリ……? ここは……俺の部屋……だよな?」


「はい〜。カエデさんが潤さんに、ちょっとおイタをしちゃいましたからね〜?」


──“ちょっと”じゃねぇよ! 乳で窒息しかけたんだぞ!? あれほぼ兵器だからな!?!?


「安心してください〜。カエデさんには、ちゃーんと反省してもらってますよ?」


(※反省中:廊下で正座して圧殺禁止令10回書き取り中)


──もう何も聞かねぇからな。平和を守るために、俺は沈黙する……。


 


 


「それより潤さん、最近ちょっとお疲れのようなので──今日はノアちゃんと私で、潤さんの全身全生活管理をしようかと♪」


「いやいやいや!! 大丈夫! 疲れてるけど自力でなんとかするから!! やめて!? 自主性の終焉なんだけど!?」


「だめですっ!!」ノアが食い気味に叫ぶ。


「潤様は最近、ポテチを主食にし、カフェインに依存し、栄養バランスも崩壊しております……!」


──そこまで言う!?


「ちょうど良い機会ですので、我々が潤様の生活を──再構築します」


「再構築って言った!? なんかシステム更新されそうな響きで言った!?!?」


「潤さん? 拒否権って……必ずしも存在するわけではないんですよ〜♪」


──あれ!? 俺の人権どこいった!?


 


「ご安心ください潤様……!」


ノアが勢いよく手を取ってきた。


「このノアがすべて管理します。食事、睡眠、着替え、メディカルケア……そして!」


「……そして?」


「そろそろ──トイレの時間では?」


「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」


──何!? 俺の尊厳が! ウォシュレットより早く流されてく!!


「羞恥の極みなのでやめてくださいほんとに!! 俺、婚期逃すどころかお婿に行けなくなります!」


「大丈夫です♪」


「どこが!?」


「私たちがいれば、お婿に行く必要なんてないですから♪」


 


──その発想はなかった。


というか、その発想はあっちゃいけなかった。


 


 


かくして始まる──


《完全監視デー》


──命は守られるが、尊厳が死ぬ!!


俺の自由は、母性と忠誠によって完膚なきまでに奪われた……。









あとがき小話

今回の小話はカクヨム内のコメントの返しです


BARキラっテーラー──今宵の記録


──グラスの氷が、静かに音を立てる。

“ぷるぷる”と震える読たんの肩に、誰かがそっと手を置いた。


作者『……怯えなくていいよ?』


バニー服で。

しかもモフモフ付きのガーター仕様で。

読たんの横に、自然な流れで座ってくる作者。


読たん『ぷるぷるぷるぷるぷる……(絶対無理)』


リア『……この状況を“怯えなくていい”と表現するのは、明確に論理破綻していますね』


カウンター越し、冷静なツッコミ。

だが──その横で、グラスを傾ける別の影。


ユズハ『じゃ〜ん♡ 本日のオリジナルカクテル、その名も──』


『ナイトメア・バニー2025』

〜副作用:バニー服の作者がランダムで脳内に再生されます〜


潤(※脳内通信)『絶対飲んじゃダメだ読たん!! 俺はあれを一度飲んでから、

「耳がピコピコしてる作者」が脳裏から離れない……ッ!!』


リア『……ユズハ。これは“飲ませてはいけない情報毒”に分類される案件です』


ユズハ『え〜? でもでも、先輩の脳内で“キラっキラ〜♡”って作者が踊ってるの、ちょっと面白くないですか〜?』


作者『ちなみに次はハロウィン衣装を発注中です(小声)』


読たん『ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる』


──そして今宵もまた、

BARキラっテーラーに一人、新たな被害者が生まれた。



※「ナイトメア・バニー2025」には記憶定着成分が含まれております。お飲みの際は自己責任でどうぞ。


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