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才能奪って成り上がる!無職の俺がヒロイン達と社会を支配するまで  作者: pyoco
第2章『作者がやりたいことやるでしょう』
174/262

第152話『私、色気の本気を見せつける』

【読たんへお願い!】


作者の夢──

ヒロインの薄い本です!!(ドン!!)


え?真面目な目標じゃないって?

うるさいっ!!

作者は本気なんです!!!(大事なことなので3回目略)


この夢を叶えるためには──

もっともっと!この作品が知られなきゃダメなんです!!



評価

ブクマ

コメント(なんでも嬉しいです、雑談感覚でOK)

リアクション


あなたのアクション、全部が……

“読たんの一押し”が、作者の魂の着火剤になるんです!!

あなたが思っている以上に──

あなたのリアクションやコメントに、作者は救われています。


ブクマ、評価、コメント、リアクション。

その一つ一つが、

「ちゃんと届いてるんだ」って教えてくれるんです。




可愛いけどやべー子たち!

愛しいのに社会壊すヒロインたち!


このバカで全力で尊いヒロインたちを、

もっと世界に広めるために──


お願い!

あなたの「読んだよ」が、作者のエネルギーになるんです!



今後の目標:

「薄い本、ください」って言われるくらいのヒロインズを育てたい!


その第一歩を、あなたの一票で……!



くっ……作戦Aは潰された。

でも問題ない──切り替えが早いのが、プロのハニートラップ。


(なら……プランB!)


──手を握りながらのお礼。


女が見つめて手を取って「ありがとう♡」──これに動揺しない男はいない。

「心臓が跳ねた」

「手の温もりが……」

「この人を守りたい──」


……そんな幻想を──


スッ……(手を出す)


……スッ(潤、半歩後退)


えっ……?


(避けた!?避けられた!?)


いやいやいや!

たまたまよね!?タイミング的に偶然重なっただけで!


よし……もう一度!


スッ(手を出す)

……スッ(潤、横向いて缶コーヒーを飲む)


もう一度!!


スッ(手を出す)

……スッ(潤、スマホでカフェの場所検索)


(くそだらぁがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)


(なんで美女の手を避けんのよ!?)


(貴様ほんとに男かぁぁぁぁ!!!)


なら……最後の手段!


──腕に抱きつく作戦!!


(ここで一気に距離を縮め──)


ギュッ!!


『いやぁぁぁぁぁぁぁぁ抱きつかないでぇぇぇぇ!!!』


「えっ!?!?」


潤が突然、涙目になって叫び出した。


『今……ハグは……嫌なの……!!あの……あのデカいミリーを思い出すの……!!』


『うわぁぁぁぁぁぁん!!Loppiの様になりたくないよぉぉぉ!!やめてぇぇぇぇぇぇ!!』


(めっちゃ泣き出したぁぁぁぁぁぁ!?!?!?)


私「ご、ごめん……なさい……?」


潤『貴女にはわからんでしょうねぇ!?

抱きつかれる側のプレッシャーなんて!?

ポテチ片手に寝たいだけの俺の人生をぉぉぉ!!!』


(えええええええ!?!?!?)


(ハグって……トラウマになるものなの!?)


(っていうかあのミリーって誰よ!!潤の中でハグ=災害!?)


──やばい。このままでは私の精神がやられる。


でも、最後の一手──

“褒めて持ち上げる”作戦!!


私は涙をぐっと堪え、

ゆっくりと、静かに言葉を紡いだ。


『あの〜……ごめんなさい……私……こんな素敵な男性に守られたのが嬉しくってつい……』


(どう!?この“健気風+好意アピール”!!)


……チラッ。


潤の顔をチラッと見ると──


(うわっ!?!?)


──さっきまで泣きじゃくってた男が、めちゃくちゃキリッとした顔で立ってる。


『……さぁ、行きましょうか。お嬢さん──』


(キリッ)


(キリッじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!)


(さっきまで「ハグ怖い」とか言って鼻水垂らしてた奴が!!

何で急に石田彰ボイスになってんのよぉぉぉ!!)


──かくして、作戦Bも大崩壊したまま、

シュガーキルは引きつる笑顔を浮かべつつ、潤に手を引かれてカフェへ向かうのだった──。


(……なんなのこの人……)


(全然……揺れてくれない……)


(心が……折れそう……)



──その後も、私は試した。


ありとあらゆる女の武器を使って、

この男を落とすために。


でも──


ことごとく。


全部が、潰された……!!



●作戦C:間接キスでドキドキ作戦


『そのラテ……私もちょっと飲んでみたいな〜♡(チラッ)』


「ガルルルルルル……」


(えっ……!? なにその唸り声!?)


(犬か!? 警戒心MAXの犬なのかコイツは!?)



●作戦D:足が痛いフリで密着誘導作戦


『あっ……ちょっと足……痛いかも……』


「え?じゃあ整形外科探します?」


(ちゃうわ!!)


(手を引いて支えてくれるやつを期待してたのに、

なんでフルスピードで医療解決に向かうのよ!?)



●作戦E:過去の恋愛話で共感狙い作戦


『昔ね……少しだけ、大切な人がいて……』


「へぇ……俺も昔バイト先の先輩にラップバトルで負けてトラウマです」


(いや“恋バナ”って言ったよね!?)


(なにその“即興ディスバトルで心折られました”みたいな戦歴!?)



●作戦F:ボディタッチ誘惑作戦


(いける……この距離感……!)


スッ……(潤の太ももに手をそっと──)


…………


………………


(無反応!?)


(え、ちょ、何この鈍感性能……!?)


(恋愛シミュレーションゲームだったら“攻略不可ルート”に分類されるレベルよこれ!!)



●作戦G:うっかり胸が当たっちゃうドン作戦


ドンッ!


『きゃっ、ごめ──』


「……ボソボソ」


(ん?なに言ったの……)


「……カエデやエンリの方が……全然大き……」


(……ナチュラルに他ヒロインと比較してんじゃねーーーよッ!!!)


(傷つくとかそういうレベルじゃなくて、むしろ殺意湧くわよ!!)



●作戦Z:涙の告白フィニッシュ


『私……あなたのこと……本当に素敵だと思ってて──』


「……ふふっ、ありがとう」


(……やっと届いた……!)


「“素敵”って言われるの……今日三回目だ……ふふっ」


(自分でカウントしてるぅぅぅぅぅ!!!)


(なに? その“セルフ評価ポイント制”みたいな感性!?)



──そして、時刻は夜。


商店街はすっかり静まり返り、

シャッターもひとつ、またひとつと降りていく。


カフェも閉まり、照明は切られ、残るのは──

静かな空気と、自販機の微かな機械音。


私はベンチに座り込み、ひとりで空を見上げた。


(……何これ……)


(何この疲労感……)


(ねぇ私……今、“暗殺任務”中だったはずよね?)


(なんで……ハニートラップのはずの私が……一番メンタルやられてんのよ……!?)


──そう。

ハニートラップ作戦は、全滅した。


理想の誘導も、甘い言葉も、涙も、色気も、通用しなかった。


だが……まだ、終わらない。


明日こそ──

この男を落として──そして──


(……いっそ殺しちゃおうかな)


その瞬間。


「カフェ、閉まってたんで……公園でも行きます?」


──自販機の前から、潤の声が聞こえた。


(……)


(お前が壊したんだよッ!!!)


──この男、

無意識で私の計画を、完膚なきまでに粉砕してくる。






【あとがき小話:約束のシャボンディ編】


作者『というわけで!約束の1カ月が経過したので──シャボンディ諸島いくで!!!』


潤「……え?なんの話?」


作者『あれだよあれ!“ギャグもやりたいことも詰め込む章”を1カ月限定でやるって言ってたでしょ?それの終了記念!!』


潤「お前それさぁ……“記念”って言えるほど終わってねーからな!? 結局ずっと暴走してたじゃん!あれ“ギャグ詰め合わせ地獄編”だよ!?」


作者『でも……楽しかったやろ?(満面の笑み)』


潤「うるせぇ!俺が何回ノド潰す勢いで内心ツッコんだと思ってんだ!!」


作者『さあ、物語は進む!ついに本筋へ!──冒険再開!いざシャボンディへ!!』


潤「だからなんなんだよそのシャボンディって!!勝手に航海編始めんな!!俺たち一回も海出てないからな!?都市型陰謀ギャグだぞこれ!!」


作者『いや〜でも、あの“ヒロインが暴れて潤が潰される構造”にちゃんと向き合えてよかったなって思ってて』


潤「ちゃんと向き合った結果が“ランジェリーショップ脱出”とか“殺害予告からの健康指導地獄”なんだよなぁ!!俺は一回も平穏に過ごしてないからな!?」


作者『でも!!なんと!!』


潤「うわ、なんか始まった……」


作者『本筋パート、既に下書き20話ストックあります!!!』


潤「えっ……マジで?」


作者『マジで(キラ⭐︎)』


潤「……え、ちょっと待って、それならもう少し早く出しても──」


作者『ただし公開はちょっと先です(キラ⭐︎)』


潤「ほらあああああああああああ!!!!やっぱりそうだああああああああ!!!!」


作者『いやいやいや!!“ちゃんと作り込んでから出す派”ですから!!勢いで公開するとヒロインが想像以上に踊り狂ったりするし!!』


潤「それもう出来上がってる地獄だろ!!今さら鎮めるとか遅ぇよ!!」


作者『でも今回は違う!“成り上がり”系じゃなくて──“成り上がりを見ながら伏線張ってた勢”だから!』


潤「読者が一番警戒するやつーーーッ!!ギャグだと思ったらシリアスきそうなやつーーーッ!!」


作者『さぁ、読たん!準備はいいかい!?ギャグと陰謀と才能バトルが交錯する新章へ、出発だ!!』


潤「公開は“まだ先”って言ったのは誰だよ!!!!」


──


次回予告(仮)──


ヒロインたちの暴走は加速する──!

潤の尊厳はまたしても地面にめり込む──!

そして「本筋」という名の新たなカオスが開幕──!


“それは、才能と事件とドタバタと──ギャグの暴発による、社会破壊ラブコメ”


※ギャグ編の下書き20話貯まってるけど、本編公開タイミングは作者の胃腸次第です。

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