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才能奪って成り上がる!無職の俺がヒロイン達と社会を支配するまで  作者: pyoco
第2章『作者がやりたいことやるでしょう』
173/263

第151話『私、シュガーキル』

【読たんへお願い!】


作者の夢──

ヒロインの薄い本です!!(ドン!!)


え?真面目な目標じゃないって?

うるさいっ!!

作者は本気なんです!!!(大事なことなので3回目略)


この夢を叶えるためには──

もっともっと!この作品が知られなきゃダメなんです!!



評価

ブクマ

コメント(なんでも嬉しいです、雑談感覚でOK)

リアクション


あなたのアクション、全部が……

“読たんの一押し”が、作者の魂の着火剤になるんです!!

あなたが思っている以上に──

あなたのリアクションやコメントに、作者は救われています。


ブクマ、評価、コメント、リアクション。

その一つ一つが、

「ちゃんと届いてるんだ」って教えてくれるんです。




可愛いけどやべー子たち!

愛しいのに社会壊すヒロインたち!


このバカで全力で尊いヒロインたちを、

もっと世界に広めるために──


お願い!

あなたの「読んだよ」が、作者のエネルギーになるんです!



今後の目標:

「薄い本、ください」って言われるくらいのヒロインズを育てたい!


その第一歩を、あなたの一票で……!



(この間抜けそうな男、楽勝ね♪)


パッと見、地味で覇気もなくて──

髪も寝ぐせ気味。服もシワ。歩き方も気怠い。


(でも事前情報だと……)


【対象:葉山 潤】

・サイレントアサシン撃退(成功率100%の暗殺者)

・ラブアンドピース拘束(変装・精神撹乱型暗殺者)

・その他、複数の刺客との接触記録あり

→ ※全員、敗北済。


(つまり──この男、あの伝説のサイレントアサシンや化け物ラブアンドピースを超えた……)


(…………とか、さすがに盛りすぎでしょ!?)


どんな魔王かと思えば、横で缶コーヒー飲んで

「砂糖多すぎだろ……俺が糖尿にされるのかよ……」とか

ひとりで文句言ってるし!!


(──まぁいいわ。私に落とせない男はいない)


作戦はシンプル。


──王道中の王道。

それが、“危機を救われて恋が芽生える”作戦──!


(ふふっ……見てなさい、ハニーでシュガーなこの私の……!)


──作戦開始。


カフェまでの道中、前方から現れるのは、打ち合わせ済みの“演技チンピラ男たち”2人組。


背中に龍の刺青(描き)+サングラス(ダイソー)+口調(やや棒読み)

→ つまり、「いかにもすぎて逆に怖くない」プロのエキストラである。


(ここで私が“きゃっ”ってぶつかって──)


(潤くんが「大丈夫ですか!?」ってかばってくれて──)


(そこから私が見惚れて、距離が縮まっていくのよ……完ッ☆璧!!)


──スタート!!


ドンッ!!


「きゃっ……ごめんなさい……」


わざとぶつかるように倒れ込み、手をつく私。

服の袖もさりげなくずらし、肩が見えるセクシーアピールも忘れない。


──そして、男たちが“演技通り”怒鳴る!


「おうおうねぇちゃん!? ぶつかってお詫びの一つでももらわねぇとよォ〜?」


(よしきた!!さぁ!潤くん!見栄を張って!飛び込んで!かばって!!)


……


…………


………………


『なんでぇぶつかるんだよぉぉぉぉぉ!!

なんで!?どいつもコイツも自分の幅把握出来ねぇんだよ!?』


──潤が突然、声を張り上げた。


えっ……?


えっ……?


えっ……私、今“きゃっ♡ごめんなさい〜”って倒れ込んだはずなんだけど?


「いいかぁぁ!? あなた達二人は横に並ばす!すれ違う時にはジェットストリームアタックの様に縦に並ぶッッ!!」


潤が両手をワキワキさせながら、二人のチンピラ(エキストラ)を正面からガン詰めする。


「そして貴女も!自分家じゃないんだから!何でそんなゆっくり堂々とこっち来るんですか!?商店街の道幅知ってますか!?人の気持ち考えたことあります!?公共性ってご存じですか!?」


(えっ……なんか……めちゃくちゃ怒られてるんですけど……!?)


──計画、大狂い。


でも!!


私は更なる色気を出した!

倒れ込んだ姿勢から、ふわっと目線を上げ、潤を見つめ──

“心配して♡”のオーラを全開放!!


(これ!これがハニートラップの真骨頂!!)


つい抱きしめたくなるでしょ!?でしょ!?


……と。


「ほら立ってください」


潤、無表情で手を差し出す。


しかも──

全く動揺がない!?


(なに!?この空気……!)

(セクシーの“セ”も届いてないんですけど!?)


(まさか──この男、“色気”という感情を認識していない……!?)


──ヤバい。このままじゃまずい!


私は慌ててチンピラ男たちに合図を送る。


「……あーん?にいちゃんタダで済むとおもってんのかぁぁぁ?」


男が声を荒げる。──が、次の瞬間。


「っぷ……ふふふ……ぷぷぷッ……」


「おい聞いててあふひっぷぷぷきぃいてはっはっは!!」


──爆笑。


チンピラA、突然の腹筋崩壊。


(え、ちょ、何!?何事!?)


(計画と違うよね!?台本にないよね!?)


私はもう一人に助けを求めるように視線を送る。


男B「お、おい!このくそがぁぁぁぁ!」


──ブンッ!!


大ぶりなパンチを潤に向けて振り抜くが──


スッ。


クネッ。


なんか……なんかキモい動きで軽やかに回避した……!?


(なに今の……なんか……ヘビみたいな動きだった……!!)


──直後。


「アチョ〜アチョ!」


バッ!バババッ!!


潤の“謎のカンフー突き”が炸裂し、男Bがそのままベンチの方へ吹っ飛んでいった。


チンピラB「ぬっふぅぅっ!!?」


ドサァッ!


静まり返る商店街。


潤は静かに缶コーヒーを拾い直して、ホコリを払う。


「ったく……今日もやけに絡まれるな……」


(………………)


(…………いやいやいやいや!!!)


(何そのクネっとした動き!!そして“アチョ〜”って!!めちゃくちゃダサい!!)


(なのに……何で誰も勝ててないのよ!!!)






【あとがき小話:エンリ&ノアに寄せたら世界が終わった件】


作者『はい!!来ましたぁぁぁーーーッ!!』


潤「うるっせぇな!? 何が来たんだよ!」


作者『見てこれ!読たんからコメント!“エンリさんとノアちゃん推してます”って!!』


潤「……あー……うん。すげぇわかる。どっちも強いしな」


作者『それを聞いたヒロインズが……ちょっとザワついてまして……』


潤「嫌な予感しかしねぇ!!」


\ズンッ!!/

(廊下から足音とプレッシャー)


ユズハ(ノア風)「潤様、私だけを見てくださらないと……いけませんよぉ?」


潤「待て!? お前誰だよ!!」


ユズハ「ノアですけど? 見ての通り、完全に仕上げてきました♡」


潤「仕上げる方向性間違ってるからな!?語尾が軽い!!顔が笑ってる!!てかスカート短すぎ!!」


カエデ(エンリ風)「ふふ……潤さんが安心してくれるなら、それだけでウチは……嬉しいんやで?」


潤「関西弁抜けてねぇよ!?あと今完全に“誰かわからん寄りの女神”みたいになってんぞ!!」


ユズハ「もしかして~? 潤様って呼ばれると……興奮しちゃいますかぁ?」


潤「すーぐ小悪魔フィルター乗っけるのやめろ!!語尾に♡乗せんなノアで!!」


ミリー(ノア風)「じゅ、潤様ぁ……み、ミリーだけを見てください……!うぅぅ緊張で鼻水出ちゃいそう……!」


潤「出るな!!あとノアそんなテンパらないからな!?何だその声の震えと腰の低さ!!」


カエデ(継続)「ふふ……潤さん……今日はちょっと、隣、座っても……ええかな……?」


潤「やめとけぇぇぇぇ!!本物のエンリはそんなにためらわねぇ!!てかお前が座ったら絶対密着してくるだろ!!」


リア(ノア風)「潤様、私が一番ですよね?」


潤「無理すんなぁぁぁぁ!!そのトーンで言われても尋問にしか聞こえないんだよ!!“私が一番ですよね?”(圧)って怖い怖い!!」


ユズハ(自滅)「……やっぱ無理。ノアちゃんの“潤様”って、何か……照れる……あはっ♡」


潤「急に素に戻んな!?ノアが見てたら泣くぞ!!」


カエデ(自滅)「ウチ、無理や……エンリちゃんって、なんか“優しさで全員消毒”してくるやん?ウチ、途中でギャグ入れたなるもん……」


ミリー(自滅)「ミリーもノアちゃんの真似してたら、途中で“ねぇねぇぎゅーして!”って言いそうになっちゃったの……違うのぉぉぉ!!」


リア(自滅)「分析結果──“やっぱり本人が一番強い”。模倣には限界がある。終了」


潤「お前ら全員、キャラ乗っ取る前に一回落ち着けって!!」


作者『というわけで!エンリ&ノア推しの読たん、ありがとうございます!ご本人たちは──』


\ズドン!/(本物の登場音)


ノア「潤様。私のモノマネで遊んでいた皆様に、お仕置きの許可をいただけますか?」


エンリ「うふふ……私の真似? それはそれは……光栄ですね。ふふふふふふふふふふふふ」


潤「ふ、ふたりとも顔が笑ってない……!!全然笑ってない!!!」


作者『え〜と、今日のあとがきはここまでにしておきます!ね!?読たんもそう思うよね!?よね!?』


潤「こっち見るな!!お前が引き金引いたんだろ!!」


──


あなたの推し、全力で待ってます。が、寄せすぎると命が危ないので注意。

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