表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
才能奪って成り上がる!無職の俺がヒロイン達と社会を支配するまで  作者: pyoco
第2章『作者がやりたいことやるでしょう』
171/262

第149話『俺、変装の達人に命を狙われる(ミリー似)』

【読たんへお願い!】


作者の夢──

ヒロインの薄い本です!!(ドン!!)


え?真面目な目標じゃないって?

うるさいっ!!

作者は本気なんです!!!(大事なことなので3回目略)


この夢を叶えるためには──

もっともっと!この作品が知られなきゃダメなんです!!



評価

ブクマ

コメント(なんでも嬉しいです、雑談感覚でOK)

リアクション


あなたのアクション、全部が……

“読たんの一押し”が、作者の魂の着火剤になるんです!!

あなたが思っている以上に──

あなたのリアクションやコメントに、作者は救われています。


ブクマ、評価、コメント、リアクション。

その一つ一つが、

「ちゃんと届いてるんだ」って教えてくれるんです。




可愛いけどやべー子たち!

愛しいのに社会壊すヒロインたち!


このバカで全力で尊いヒロインたちを、

もっと世界に広めるために──


お願い!

あなたの「読んだよ」が、作者のエネルギーになるんです!



今後の目標:

「薄い本、ください」って言われるくらいのヒロインズを育てたい!


その第一歩を、あなたの一票で……!



──全速力で逃げながら、俺は震える指でスマホをタップした。


『ゼェッ……ゼェッ……リア!助けてくれ!!』


『……何があったんです?』


『ミリーに──いや、ミリーに似たナニカに……!ミリーの皮をかぶった化け物に襲われてる!!ぎゃぁぁぁぁっ!!』


「じゅ〜んく〜ん♡ ぎゅ〜〜〜っ♡」


背後からズシン、ズシンと響く重低音。振り返れば、ゴリラミリー(推定95kg)が両腕を広げて猛ダッシュしてきていた。


(物理的に“抱き潰す”気じゃねぇか!!)


『なるほど……分析が一致しました。ラブアンドピース──詳細が判明しました』


『はあっ!?ゼェッ……分析とかどうでもいいから!こっちはもう──』


『これは“潜入型暗殺者”です。変装の達人であり、ターゲットの最も身近な人物に扮し、心理的なスキを突いて接触──最後は物理で折り曲げます』


『変装の達人なわけがあるかああああああああっっ!!』


俺は街角を曲がり、コーンを飛び越え、滑るように駐車場を突っ切った。

その背後を、足音皆無のデカミリーが“浮くように”追ってくる。


(音がしないのが逆に怖ぇよ!!なんでこんな巨体でステルス!?)


『……既に追われているのですね』


『そうだっつってんだろぉぉぉぉぉお!?!?!?』


──バッ!


脇道から飛び出してきたデカミリーが、ハグの構えで俺の視界を覆う。


『じゅ〜んく〜ん♡ ぎゅっ♡』


『ぎゃあああああああ!!肺が潰れるぅぅぅう!!助けてくれぇぇえ!!』


とっさに横っ飛びで避けると、デカミリーはそのまま街頭に激突──


ガッシャアァァァン!!


(鉄柱が折れた!!あれもう抱擁ってレベルじゃねぇだろ!?“殺意を込めた愛”ってなんだよ!!)


──スマホからリアの冷静な声が返る。


『……潤、安心してください。既にカエデさんと警備チームが、近隣の倉庫街で待機しています』


『よし!!そこで迎撃して──』


『そこまで走って逃げてください』


『あっ結局、根性論じゃねぇかああああああああああああ!!!』


ズガアァァァン!!


背後で何かが爆発した音がした。振り返ると、ミリー似が自販機ごと投げ飛ばしてきた。


『じゅんくんの愛を自販機より重くしてあげるね〜♡』


『そんな比較あるかぁぁぁぁぁぁっっっ!!!』


(こいつのせいで次に恋人できた時の基準がバグるわ!!)



──俺は全力で走った。


(くっそ、まだ来るのかよ……!)


倉庫街。無人の搬入エリア。

トタンの壁を蹴って曲がり、薄暗い通路に滑り込む。


「──潤くんこっちや〜っ!!」


その声とともに、振り返る間もなく“デカい何か”が飛び込んでくる。



──偽ミリー(巨大)猛追中!!


俺はコンテナの前に身を投げるように滑り込み──


「ここだッッ!!」


横へステップ回避!


ズシャァァァァァァァァァンッッ!!!


偽ミリー、反射で止まりきれず、そのままコンテナの中へ突撃イン!!


「──今やぁっ!!閉めて閉めて閉めてぇぇぇっ!!」


社員たちが物陰から飛び出し、全自動コンテナシャッターのスイッチを連打!


バシャァァァァァァァァン!!


ガガガガガッ!ゴッッッ!!


大量のロックボルトが自動で起動し、内外から溶接──


【封印完了──《プロジェクト・ぎゅー抑止封印》作動】


(……何そのプロジェクト名)


そのままフォークリフトで持ち上げられ、台車に乗せられると……


「積載完了。行き先、北極──座標67°18′N、110°52′W」


「開けちゃダメだぞ!絶対だぞッ!!」


ブォォォ……


唸るエンジンとともに、封印コンテナはトラックごと出発していった。


──静寂。


(……ふ、ふぅ……なんとか、助かっ──)


「じゅんくぅぅぅぅぅぅん♡」


(声聞こえてるよね!?めちゃくちゃ怖いんだど?!?)


──どんな構造してんだあの化け物!!!


「潤くんッ!」


振り返ると、カエデが駆け寄ってくる。


「無事でよかったぁ〜……潤くん!ウチが今すぐぎゅーして癒したるっ!」


「もうぎゅーは……ぎゅーはとうぶんやめてええええええええええ!!!」






【あとがき小話:読たん取調室・Ver.1.0】


作者『なぁ〜? 読たん?』


読たん『……プルプル』


作者『そろそろ吐いて楽になろうよ?』


読たん『ガクガク……』


作者『ほら……本当は言いたいんでしょ?心の奥にずっと隠してたアレをさぁ?』


読たん『……白目(物理)』


作者『さぁ! 口を開いてごらん? 好きなアニメのタイトルを!!』


バシン!!


潤『推しだろ!!今は“推し”を聞け!!』


作者『いやまずはアニメの話題からほぐすのが取調べの基本で──』


潤『警察かお前は!! いや違う、警察でも順番逆だわ!先に動機訊くわ!』


作者『よ〜し気を取り直して──なぁ読たん?』


読たん『……白目維持(眼球震え中)』


作者『あの〜? ご趣味は?』


バシン!!


潤『だからお見合いか!? なんでテンプレ質問なんだよ!? 次“ご職業は?”とか言い出したら蹴るからな!!』


作者『えっ……でもさ? 趣味から話広げるのは定番だし──』


潤『それ会話であって尋問じゃねーから!!“告白してもいいですか?”みたいな圧のかけ方してるのに中身フワフワかよ!!』


作者『じゃあさ……こういうのはどう?』


作者(机をバン!)


作者『読たん!! “このキャラに殺されたい”って一度でも思ったことがあるだろ!?』


読たん『ヒッ!?』


潤『どんなジャンル前提だよ!? あと読たんの表情すごいことになってるぞ!?タコみたいになってるぞ!?』


作者『じゃあもうシンプルに聞くね? “最近、笑った話のタイトル”──言えるよね?』


読たん『……ぷるぷる……ぷる……』


作者『あっ今ちょっと口元動いた! ねぇ今なんて言おうとしたの!? “潤の顔が”って言った!? “潤の顔が”って言いかけたでしょ!?』


潤『絶対言ってない!!俺に八つ当たりすんな!!』


作者『……わかった。なら最後の手段だ』


作者(目を細めて)


作者『黙秘ってことは──“全員推し”ってことでいいんだね?』


読たん『!!!!!(全力白目)』


潤『うわ出た!!一番面倒なまとめ方!!誰も幸せにならない全肯定ワード!!』


作者『でもしょうがないじゃん。だってコメント欄、まだ真っ白なんだもん……』


潤『やめろ!!その“しょんぼり演出”で情に訴えかけるな!!地味に効くんだよそれ!!』


作者『だから……なぁ、読たん?』


作者(小声で)


作者『……「面白かった」だけでも、いいんだよ?』


潤『うわ〜〜〜〜〜〜出たああああ!!最大級の“重いひと言圧”演出!!』


潤『やめろ!!言わせたくなるやつじゃん!!読たんの心、もう無言で震えてんだよ!!』


作者『──じゃ、コメント欄で待ってるね?』


読たん『ぷるぷる……(フラフラしながらスマホを握り始める)』


潤『……ま、これでホントに一言くれたら、全力で感謝するよ。読たんのコメント、俺たちには栄養だからな』


作者『よし!じゃあ俺は今から正座してコメント欄の前で待機します!!お茶とポテチを用意してッ!!』


潤『ポテチ用意してる時点で正座の意味ゼロだわ!!!』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ