第148話『俺、新たなスキルが……使えんの?これ』
【読たんへお願い!】
作者の夢──
ヒロインの薄い本です!!(ドン!!)
え?真面目な目標じゃないって?
うるさいっ!!
作者は本気なんです!!!(大事なことなので3回目略)
この夢を叶えるためには──
もっともっと!この作品が知られなきゃダメなんです!!
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評価
ブクマ
コメント(なんでも嬉しいです、雑談感覚でOK)
リアクション
あなたのアクション、全部が……
“読たんの一押し”が、作者の魂の着火剤になるんです!!
あなたが思っている以上に──
あなたのリアクションやコメントに、作者は救われています。
ブクマ、評価、コメント、リアクション。
その一つ一つが、
「ちゃんと届いてるんだ」って教えてくれるんです。
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可愛いけどやべー子たち!
愛しいのに社会壊すヒロインたち!
このバカで全力で尊いヒロインたちを、
もっと世界に広めるために──
お願い!
あなたの「読んだよ」が、作者のエネルギーになるんです!
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今後の目標:
「薄い本、ください」って言われるくらいのヒロインズを育てたい!
その第一歩を、あなたの一票で……!
俺は逃げながら必死に考える……!
(落ち着け……落ち着け……! こういう時こそ、過去の戦いから学べ!)
(そう、前回のヤツ……地味だけど意外と効いたスキルがあった……!)
(つまり……“エアーマン理論”だッ!!)
──強敵は、前のボスの能力で倒すッ!!
(……まぁ、エアーマンは倒せなかったけどな)
俺は背後から忍び寄る“愛情という名の災厄”──いや、“巨体の化け物”をギリギリで振り切りつつ、
目の前のコンビニへ滑り込むように飛び込んだ!
「……っしゃ、いけるッ!」
そして──
【スキル発動:自動反応無効(Lv2)】
対象:扉/センサー/エスカレーターなど
効果:自動的な作動を無効化し、対象を意図的に停止させる
(……これで!)
(自動ドアが“開かない”状態を作れば……後ろのデカブツは──)
ドン!!
「……来たなッ……!」
ヤツが突っ込んでくる!
俺は寸前で横っ飛び回避!!
──直後。
ガシャアアァァン!!!
自動ドア、全壊。
「……あ……」
(──開かないってレベルじゃねぇ!!)
(“扉”が“枠”ごと破壊されたぞ!?)
──つまり、あの巨体。
「扉が閉まってるかどうかすら関係ないタイプだったァァァァァ!!」
ガラス片が舞うコンビニに、悲鳴が響き渡る。
「い、いらっしゃいませぇぇぇ!?!?(動揺)」
──でも、まだだ!
俺はすぐさまレジ横に回り、逃げ道を確保!
ヤツの“ぎゅータイム”の腕が伸びてくる!!
(──くるぞ……ッ!!)
シュッ!
すんでのところで身を翻し、ヤツの抱擁を紙一重で回避!
──その腕が──
「にゃふぅぅ〜〜っ♡」
そのまま──
【Loppi】
(※店内マルチ端末。ローソンの心臓部)
──に直撃。
ギュッ……
メキメキメキ……
メキィィィィ……
(……おい、嘘だろ……?)
(Loppiってそんな音鳴るの!?)
──Loppi死亡。
「ぴ……ぴぴぴぴぴ……」
「ただいまサービスをご利用いただけません……」
「ご利用いただけません……」
「ご利用……」
「ご……」
「……ぴ。」
──終了。
(……ちょ、ちょっと待って)
(今のどう見ても──)
(Loppi抱きつかれて圧死してんだけど!?)
潰れたLoppiを名残惜しそうに見つめる巨体男──
目がうるうるしてる。
「……あったかかったにゃぁ……」
(うるせぇよ!!)
(お前のスキル、どうなってんだよ!!)
(っていうか、そもそも“何者”なんだよお前はァァァァァ!!)
──逃げ場を探して後退する俺。
もはやこの男、何を壊すか予測不可能。
──走る!とにかく走る!
「ヒッ……ヒィィィッ! なんだよこの体力ぅぅぅッ! オレの肺、今たぶんクレーム出してるって!!」
背後からはドスッ、ドスッと地響き混じりの足音。振り向きたくない、でも振り向く。
「うっわぁ……追ってきてるぅぅぅ! 笑顔でハグ体勢ぃぃ!? なにあれ!? ジャスコに現れるタイプの人!?」
──そして俺は気づいた。
(無理……これ、まじで逃げ切れない……)
だったら──やるしかない。
「……スキルウインドウ、展開!」
【スキルウインドウ展開】
【奪取対象:剛力タケシ】
悪事:不法侵入 殺人未遂 器物損壊 経歴詐称
スキル:怪力(Lv6)/強化筋肉(Lv5)/跳躍術(Lv3)/追跡術(Lv4)/反射強化(Lv4)/軌道予測(Lv3)/威圧(Lv4)
【才能をランダムに奪いますか?】
→ イエス!
──取得スキル:【反射強化(Lv4)】
「よしっ……! 何か来たっ……てこれ、逃げに使えるやつか!? “反射強化”って防御寄りじゃない!?!?」
──次の瞬間、背後から何かが飛んできた。
ギリギリで躱わす
「お前今、自販機のゴミ箱投げたよな!?!?」
バインッ!!
「あっぶねぇ!? 跳ね返ったぁぁ!!!」
ドカァァァン!!
「お前が投げたゴミ箱で吹っ飛んでんじゃねぇぇぇぇよ!! 地元の子供泣くぞ!!!」
──なんか知らんが、跳ね返ったゴミ箱で一瞬ひるんだらしい。今がチャンスだ!
「っしゃあああ! 逃げるぞおおおおおっ!!!」
俺は反射強化のスキルを一切活かさず、全力で走って逃げた。
だって怖いもん。うなじ狙って来そうだもん。
【あとがき小話:話しかけにくいって言うな】
作者『俺は……PVのグラフを見て知ってしまった……』
潤『読まれて……ないとか?』
作者『違う!最新話を追ってくれてる読たんが“いる”ってことを!!』
潤『……うぉ……それは……ありがたい……』
作者『え、何?泣いてんの?……ちょびっとキモイんだけど……』
潤『るっせえよ!!感情の発露を汚物みたいに言うな!!』
作者『いやーだってさ?見て?この折れ線グラフ。波があって、でも確かに最後まで読んでる痕跡が……読たんが息してるッ……!』
潤『その言い方やめろ!?まるで絶滅した種族の観測記録みたいにすんな!!』
作者『けど同時に、問題も明らかになった。──この作品、読者が話しかけづらい』
潤『まぁ、そりゃそうだろうな!!』
作者『だってこっちから話しかけずにいたら、空気ヒエッヒエだもん。気温で言えばアンデス山脈級』
潤『具体的すぎて余計寒いわ!つーかそもそもお前が“熊さんパ──”とか言い出すから……』
作者『それが原因だろ』
潤『……即答したぁーっ!!お前も自覚あったんかい!!』
作者『でも、言いたい。“話しかけていいよ”って。“気軽に”って。“俺はただ熊のパン──”』
潤『黙れって言ってんだろがあああああああ!!!!!』
ミリー「じゅんくんっ!作者さんがまた熊さん話してるー!ほらほら、ミリーのも見るぅ?」
潤「お前まで脱ぎかけるな!?あとがきでバンされるぞこの空間!!」
ノア「……潤様、視線は私の方へお願いします。今だけで構いませんから」
カエデ「んふふ~、じゃあウチは膝んとこ乗っちゃおっかな? あったかいで~♡」
ユズハ「作者さんの“熊さんフェチ”を世界に発信したいと思います。タイトルは『アンダーで繋がる物語』でどうですか?」
リア「……この空間のIQ、マイナス域ですね。潤、あなたも少し冷静になりましょう。ほら、氷嚢を」
潤「違う意味で冷やすな!あとがきで冷静分析するな!そして話しかけにくいとか言ってたのに、このノリでさらに遠ざかるんだよ!!」
作者『読たん……気軽に話しかけてね?ほんとに?だってこう見えて、意外と照れ屋だし?』
潤「じゃあ“熊さんパン──”ってネタから手を引けぇぇええ!!」




