第13話『浦間サチコのその後』
【読たんへお願い!】
作者の夢──
ヒロインの薄い本です!!(ドン!!)
え?真面目な目標じゃないって?
うるさいっ!!
作者は本気なんです!!!(大事なことなので3回目略)
この夢を叶えるためには──
もっともっと!この作品が知られなきゃダメなんです!!
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評価
ブクマ
コメント(なんでも嬉しいです、雑談感覚でOK)
リアクション
あなたのアクション、全部が……
“読たんの一押し”が、作者の魂の着火剤になるんです!!
あなたが思っている以上に──
あなたのリアクションやコメントに、作者は救われています。
ブクマ、評価、コメント、リアクション。
その一つ一つが、
「ちゃんと届いてるんだ」って教えてくれるんです。
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可愛いけどやべー子たち!
愛しいのに社会壊すヒロインたち!
このバカで全力で尊いヒロインたちを、
もっと世界に広めるために──
お願い!
あなたの「読んだよ」が、作者のエネルギーになるんです!
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今後の目標:
「薄い本、ください」って言われるくらいのヒロインズを育てたい!
その第一歩を、あなたの一票で……!
「水!? 買うわけねーだろ? このインチキ占い師が!」
男は捨て台詞を吐いて、店を蹴り出ていった。
「はぁ……なかなかカモを見つけるのも辛いねぇ」
昔は、それでも年間五百万は儲けてた。
でも、最近はネットやらテレビやらでインチキ占い師が取り上げられるもんだから、客足もめっきり減っちまった。
「それにしても……この間の、なんも考えてなさそうなガキ。惜しいことしたねぇ」
もっと簡単に取れると思ってた。ぼーっとした顔、あれは完全にカモだったのに。
私も……腕が落ちたもんだよ。
そろそろ引退かね。
地元に帰って、農家でもやるのも人生さ。
店を片付けながら、ふと思い出す。
「……あのガキは、久しぶりに占えたねぇ」
ここんとこ、ずっと“見えなかった”から。もう終わりかと思ってたけど――
あれは、なかなか困難な人生、歩むよ……。
さあ、田舎に帰ろうかね。
その日を境に、この町で占い師が姿を見せることはなくなった。
* * *
――一方その頃。
「へっくし!」
「潤様! 体調を崩されるなんて……このノアが、つきっきりでお世話いたしますので!」
「潤く〜ん♪ うちがぎゅーってしてあげるから、あったか〜くなって寝ぇや♪」
「ちょっと! カエデ! くっ……今日こそ、あなたを排除します!」
「潤君〜♪ ノアが怖い〜〜っ」
(頼むから、寝かせてくれ……)
(……あの水、買っといた方が良かったのかも……)
潤は――風邪に苦しむのだった。
【あとがき小話】
作者『占ってもらうなら、何を占ってもらう? 二人は?』
カエデ『うちやったらなぁ、潤くんとの相性とか未来とか恋の行方とか……んふふ~、王道やろ?』
ノア『……私は、潤様と“生涯を共にできる確率”を。0.01%でもあれば……私は、信じます。』
作者『なんか片方だけ重さの次元が違ったな……』
カエデ『ウチの占い、もうちょいフランクやで? せやけど負けへんけどなっ♪』
ノア『ふふ……どんな運命でも、私は譲りません。』
作者『いやもうちょっと軽い話題のつもりだったんだけど!?』