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才能奪って成り上がる!無職の俺がヒロイン達と社会を支配するまで  作者: pyoco
第1章『ズバリ!才能奪取成り上がりでしょう!』
15/262

特別回『ノアとカエデのニヤニヤ妄想タイム』

「才能を奪って、成り上がる!」


無職で底辺だった俺が、美少女ヒロイン達とともに現代社会を攻略していく物語、ぜひ覗いてみてください。


ちょっと空き時間に、俺の成り上がりハーレム物語をどうぞ!


感想・評価・ブクマ、ぜんぶめちゃくちゃ励みになります。

書く気力が120%になるので、応援よろしくお願いします!


ブックマーク&評価をいただけると、次の展開の原動力になります!

感想も全部読んでますので、お気軽に一言でも残してくれると喜びます!


──葉山潤、不在。

静かな部屋。

残されたのは──忠誠ガチ勢と、関西ノリの軽快ヒロイン。


 


カエデ「……なぁノアちゃん。もし潤君とデート行けるとしたら、どこ行きたい?」


ノア「……デート、ですか……」


カエデ「妄想でええねん。ほら、夢語ろや」


 


ノア、少し俯いて──ほんのり赤い。


 


ノア「……劇場、でしょうか」


カエデ「やっぱ役者魂やな〜。何するん?」


ノア「……誰もいない劇場で、潤様と二人きり。……演技指導と称して、距離を詰めて……」


カエデ「うわぁ……やるわそれ……絶対照れるやつやん」


ノア「……その表情を、独り占めしたいのです」


 


カエデ「はぁぁ〜〜甘いなぁノアちゃん。ウチはな……」


カエデ「温泉旅行がええわ」


ノア「……温泉?」


カエデ「そや。ちょっと古い旅館で、部屋に露天風呂つきで……潤君が気ぃ抜いて、浴衣でゴロゴロしてるとこを隣で見たいねん」


ノア「……それは……破壊力が高いですね」


カエデ「ふふ。ほら、髪濡れたままで、『あ〜もうええわ〜』って寝転がってるとことか……可愛すぎて反則やろ」


 


ノア「……あの方の無防備な姿……ぜひ、記録したいです」


カエデ「まだ言うてる!怖いわ!」


 


ノア「では、カエデ様。次は……もし潤様に呼び方変えてほしいとしたら?」


カエデ「うわ、ええ質問来たな〜〜〜」


カエデ「ウチは……名前呼び捨てやろ」


ノア「……カエデ、と?」


カエデ「そう。あの声で不意打ちで呼ばれたら、即死するわウチ」


 


ノア「……私は……『ノア』と、優しく囁かれたいです」


カエデ「(ガチや……この子ガチや……)」


 


──二人のニヤニヤ妄想タイムは、まだまだ終わらない。


 


カエデ「……あかん。これは早よ現実にせな」


ノア「……はい。行動あるのみ、ですね」


カエデ「潤君帰ってきたら、何か仕掛ける?」


ノア「……当然です」


 


静かに、燃えるヒロイン達。

次に帰宅する潤を待つ、その笑顔は──極めて危険で、そして……愛おしかった。


 


──特別回・終──


カエデのベッタリもノアの独占欲もめちゃくちゃ好きです


ちょっと愛は重めですが…

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