特別回『ノアとカエデのニヤニヤ妄想タイム』
「才能を奪って、成り上がる!」
無職で底辺だった俺が、美少女ヒロイン達とともに現代社会を攻略していく物語、ぜひ覗いてみてください。
ちょっと空き時間に、俺の成り上がりハーレム物語をどうぞ!
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──葉山潤、不在。
静かな部屋。
残されたのは──忠誠ガチ勢と、関西ノリの軽快ヒロイン。
カエデ「……なぁノアちゃん。もし潤君とデート行けるとしたら、どこ行きたい?」
ノア「……デート、ですか……」
カエデ「妄想でええねん。ほら、夢語ろや」
ノア、少し俯いて──ほんのり赤い。
ノア「……劇場、でしょうか」
カエデ「やっぱ役者魂やな〜。何するん?」
ノア「……誰もいない劇場で、潤様と二人きり。……演技指導と称して、距離を詰めて……」
カエデ「うわぁ……やるわそれ……絶対照れるやつやん」
ノア「……その表情を、独り占めしたいのです」
カエデ「はぁぁ〜〜甘いなぁノアちゃん。ウチはな……」
カエデ「温泉旅行がええわ」
ノア「……温泉?」
カエデ「そや。ちょっと古い旅館で、部屋に露天風呂つきで……潤君が気ぃ抜いて、浴衣でゴロゴロしてるとこを隣で見たいねん」
ノア「……それは……破壊力が高いですね」
カエデ「ふふ。ほら、髪濡れたままで、『あ〜もうええわ〜』って寝転がってるとことか……可愛すぎて反則やろ」
ノア「……あの方の無防備な姿……ぜひ、記録したいです」
カエデ「まだ言うてる!怖いわ!」
ノア「では、カエデ様。次は……もし潤様に呼び方変えてほしいとしたら?」
カエデ「うわ、ええ質問来たな〜〜〜」
カエデ「ウチは……名前呼び捨てやろ」
ノア「……カエデ、と?」
カエデ「そう。あの声で不意打ちで呼ばれたら、即死するわウチ」
ノア「……私は……『ノア』と、優しく囁かれたいです」
カエデ「(ガチや……この子ガチや……)」
──二人のニヤニヤ妄想タイムは、まだまだ終わらない。
カエデ「……あかん。これは早よ現実にせな」
ノア「……はい。行動あるのみ、ですね」
カエデ「潤君帰ってきたら、何か仕掛ける?」
ノア「……当然です」
静かに、燃えるヒロイン達。
次に帰宅する潤を待つ、その笑顔は──極めて危険で、そして……愛おしかった。
──特別回・終──
カエデのベッタリもノアの独占欲もめちゃくちゃ好きです
ちょっと愛は重めですが…