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才能奪って成り上がる!無職の俺がヒロイン達と社会を支配するまで  作者: pyoco
第1章『ズバリ!才能奪取成り上がりでしょう!』
12/262

第10話『俺、巻き込まれる』

【読たんへお願い!】


作者の夢──

ヒロインの薄い本です!!(ドン!!)


え?真面目な目標じゃないって?

うるさいっ!!

作者は本気なんです!!!(大事なことなので3回目略)


この夢を叶えるためには──

もっともっと!この作品が知られなきゃダメなんです!!



評価

ブクマ

コメント(なんでも嬉しいです、雑談感覚でOK)

リアクション


あなたのアクション、全部が……

“読たんの一押し”が、作者の魂の着火剤になるんです!!

あなたが思っている以上に──

あなたのリアクションやコメントに、作者は救われています。


ブクマ、評価、コメント、リアクション。

その一つ一つが、

「ちゃんと届いてるんだ」って教えてくれるんです。




可愛いけどやべー子たち!

愛しいのに社会壊すヒロインたち!


このバカで全力で尊いヒロインたちを、

もっと世界に広めるために──


お願い!

あなたの「読んだよ」が、作者のエネルギーになるんです!



今後の目標:

「薄い本、ください」って言われるくらいのヒロインズを育てたい!


その第一歩を、あなたの一票で……!


やっちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!




せっかく手に入れた《話術レベル3》……


お試し期間、過ぎて消えちまったぁぁぁ!!




せっかく……

せっかく……

大企業に就職して、もやし生活脱却の夢が……





ちくしょおぉぉぉぉぉ!!





俺は畳に突っ伏して、もやしを抱きしめていた。


……その俺の前に、なぜか二人の影が差す。


 


「ところで、お二人はなぜ俺の家に……?」


 


「そんなん決まっとるやろ〜? 潤くんに会いに来たんや♪」


カエデが右腕にぴとっ。ニコニコ笑顔でスリスリしてくる。


 


「潤様のお世話をするために、です」


ノアは逆サイドにすっ……と正座。真面目な顔でじっと俺を見る。


 


(っていうか朝から来る!? しかも当然みたいな顔で!?)


 


「潤くんのお世話やったら、ウチがやるから。ノアはいらんってことやな?」


 


「いえ。あなたといると、潤様が危険ですので」


 


「危険ってなに? ウチ、こうやって守ってるやん?」


 


おっふ。カエデの柔らかいものが思いっきり当たってます。けど!


 


「離れてください。さすがにあなたでも、潤様に近づく“虫”は排除します」


 


(いや、物騒すぎるだろ!!)


 


「誰が虫やて!? 潤様潤様言うて、潤くんの本とかすぐ捨てるやろ〜? あ〜こわ〜い。ウチやったら、そんな潤くんもまるごと包み込んでやれんのに〜」


 


「あなたこそ、昨日の夜、潤様が寝静まったあと――忍び込んでましたよね?」


 


(なっ……おい、今さらっと爆弾投下しなかったか!?)


 


「それ言うんやったら、ノアやってカメラ仕込もうとしとったやろ? ウチが全部、ゴミ箱にポイしたったわ」


 


(カメラ!? 嘘だろ……全部見られてたのか俺……!?)


 


「……あなたが犯人だったんですね」


 


(もうダメだ……これ、人としてダメだわ)


 


「あなたに潤様は――」


「アンタに潤くんは――」


 


「あげません!」


「渡さんわ!」


 


(いや、どっちのものでもねぇからな!?)


(俺の意志どこ!? 人権ってなんだっけ!?)


 


俺はもやし鍋に向かい、そっと火をつけた。

よし……目の前のもやしを真剣に茹でよう。


バチバチの空気が背後から伝わってくるけど、俺はもう知らん。


 


一本一本、丁寧に。真心込めて――


 


「そういえばウチ、ヤバそうな噂、持ってきてんねん」


 


(聞こえなーい。俺はいま、もやしと向き合ってる……!)


 


「やばい話とは……?」


 


(ノア、乗るなって! 今、もやしが最高の茹でタイミングなんだって!)


 


「とりあえず、今から潤くん、デート――いや、下見いこか!」


 


「潤様が行くなら、私も行きます。……行きましょう?」


 


えっ、今ちょっと、もやしが……!


 


「ノア、ちょっ、ウチが一緒に行くんや!」


 


あああああああああああ!!


 


もやしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!


 


ズルズルッ。

そのまま、バタン!


 


――台所には、茹で上がったもやしだけが静かに残された。


今日も平和な一日が、もやしとともに幕を閉じた――。




ここまで読んでくださって、ありがとうございます!


この作品では、ヒロインたちの個性や掛け合いをとても大事にしています。

彼女たちのちょっとした裏話や、日常の一コマを“あとがき小話”として、毎話ちょっとずつお届けしていきます。


 


もし、「このキャラに聞いてみたいこと」や「こういう話が見たい」などあれば、

どんな些細なことでも大歓迎です。

感想・質問など、どしどし送っていただけたら嬉しいです!


 


ブックマーク・評価・コメント、すべてが本当に励みになります。

これからもどうぞ、よろしくお願いします。


 


作者:pyoco

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― 新着の感想 ―
宣伝を見かけまして興味本位で読みましたが、話を読んでいて続きが気になってしまいここまで読み切ってしまいました!! 中世ヨーロッパの世界観ではなく、現代日本で行われる無双劇。登場しているスキルも実際に…
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