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ヤンデレ少女を逆に監禁してみた

作者: みはらあるた

ん…あれ…ここは…


えっと…私、何してたんだっけ…


確かさっきまで学校に居て…それから…


え、なにこれ…手錠…?しかもよく見るとここって、私の部屋…?


あっ!せ、先輩!?どうして先輩がここに…?


もしかして、先輩が私に薬を飲ませてこんなことを…?


ふふ…ふふふふふふ…


そっか…先輩が、私を監禁するためにここまでしてくれたんですね…


はぁあ…まさか先輩が私のことをここまで思ってくれていたなんて…!


この手錠も先輩がかけてくれたんですか?嬉しいです!実はこれ、先輩のために用意したものだったんですよ!


本当は先輩を監禁するためのものだったんですけど、これはこれで役に立ってくれましたね…


先輩…もっと私を見てください…!先輩の力で動けなくなってしまった私の姿…


あぁ…私いまとっても幸せです…


もう食事もいりません…先輩と同じ部屋に居られるだけで、先輩に一日中見つめてもらえるだけで、先輩に関心を持ってもらえるだけで、私は満足です…


もしかして先輩が私を監禁したのって、私が自由に行動できないようにするためですか?


そうですよね、こうでもしておかないと、私は先輩に群がる邪魔な虫どもを次々始末してしまいますからね


今日までに起きた一連の事件…私が犯人だってよく分かりましたね、先輩?


私が犯人だって分かるくらい、先輩はずっと私のことを見つめていてくれたってことですよね?


あぁ、なんて幸せ…私が先輩の事を想うのと同じくらい、先輩も私のことを想っていてくれてたんだ…


でも…甘いですよ?


これくらいの手錠、コツさえ知っていれば簡単に外せちゃいますからね


だからもし先輩が一瞬でも私から目を離したら、私はその隙に逃げ出して邪魔者を全員片付けちゃいますよ…


ねえ先輩…もしそれが嫌なら、どうすればいいかわかりますか?


例えば今日から毎日24時間私と一緒に過ごすとか、私が逃げ出せないくらいもっと厳しく縛り付けておくとか…


それか、私の逃げる気が失せるくらい痛めつけるとか、逆に私の体力が尽きるまで愛してくれるとか…


理解できましたよね?いずれにしろ、あなたはずっと私と一緒に居るしかないんです


さあ、先輩の愛を、もっと肌で感じさせてください…


先輩にされることなら、どんな方法でもいいんです…!私はあなたと関われるならどうなってもいい…


私はあなたのことを深く深く愛しています!


先輩になら、この命さえ捧げても構わないと思えるくらい…!


だから、今すぐ私に教えてください。


先輩は私のことをどれくらい愛してくれていますか…?


ふふ、ふふふ…あははは…

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― 新着の感想 ―
[良い点] はじめましてm(_ _)m これは先輩は監禁ではなく、私人による現行犯(これから犯罪をする可能性も含めて)を緊急措置で拘束し、逃走出来ないように確保していると考えるべきですか? 何にせよ…
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