『ドント・ストップ・ミー・ナウ』入ってます!『JAZZ』です。けどロックしてます!
『JAZZ』って言葉にはどんな意味があるんでしょうか?
音楽ジャンルではないと思うのですけど。
とりあえず、調べてみましょうか……
『JAZZ』です。
あ、『JAZZ』っていっても音楽ジャンルの『JAZZ』じゃなくて、アルバムタイトルが『JAZZ』なんです。
なんでしょうかね?『JAZZ』って。
何か意味があるんでしょうね。
で、本作ですけど、前作に比べて更に力強くなりました!
シンプルなハードロックナンバーが増えましたが、それでも『QUEEN』らしさは健在です。
だって、最初の一曲目からアレなんですもん!
ってことで、早速一曲目。
『ムスターファ』
さ、最初っからぶっ飛ばします!
なんですか、この歌詞の意味は?
そしてこの旋律は?
どこの国の音楽なんですか?
アラビアンナイトでも出てきそうな、ジェシーが出てきて三つの願いを聞いてくれそうな、そんな世界感の曲なんです。
どこまで音楽性を広げるんですか!
でも、流石は『QUEEN』で、サビの部分の曲の広がりは聞いていてたまりません!
次はおなじみの二曲目。
『ファット・ボトムド・ガールズ』
おなじみのロックナンバーです。
この曲、インロトのコーラスからギターリフに入るところ、ここが非常に気持ちが良い!
で、ギターリフが印象的でずっと頭から離れない。
色んなところで耳にする曲っすよね!
本作では数少ないバラードの三曲目。
『ジェラシー』
この曲、ほら、なんか変った楽器の音が聴こえますよね。
インドのシタールっぽいていうか、これ、ギターの音なんですかね?
でもこの音がこの曲にはピッタリです。
で、初期の頃の『QUEEN』って感じの曲だと思うのは私だけ?
そして、あの四曲目。
『バイシクル・レース』
なんすか?この歌詞?
自転車が好き~……って。
これが歌詞ってどういうこと?
でもレース感いっぱいだし、チリンチリンってベルも聴こえるし。
コミックソングなの?
んな筈はありません!
ちゃんと『QUEEN』してます!
何度も口ずさみたくなるメロディに仕上がっています。
それにギターの掛け合いなんて最高です。
こういった曲をヒットさせるところが凄いところっす!
あ、『ファット・ボトムド・ガールズ』と『バイシクル・レース』って、二曲で一組って印象があります。EP時代に両A面扱いだったからでしょうか?
そしてここからがロックンロールコーナーの始まりの五曲目。
『うちひしがれて』
ジョンらしい素直なメロディのハードロックナンバーです!
凝ったメロディではなく、相変わらずスッと入ってくる曲です。
それからギターとボーカルの掛け合いのところ、格好良いっすよ!
来ました六曲目。
『レット・ミー・エンターテイン・ユー』
イントロのピアノとベースから入るところ、ここからもう期待させられます!。
そしてボーカルとギターのユニゾンが気持ち良い。
で、2分25秒ぐらいのところ、ニュ~~~ってボーカルが伸びるところ、最高っす。
からのぅ、七曲目。
『デッド・オン・タイム』
おおおおおおっ、このドライブ感がたまりません!
走り出したくなるじゃありませんか。
この曲の聞きどころはなんといってもギターソロ。
ブライアンには珍しく(失礼)早弾きしてます。
疾走感のある気持ちの良い早弾きです。
ちょっと落ち着いて八曲目。
『セブン・デイズ』
この曲もサードアルバムに入ってそうな気がするんですよね。
いえ、気がするだけです。
間奏のギターオーケストラなんかもね、そんな感じなんですよ。
でも『QUEEN』お得意のコーラスが無いし。
やっぱり進化しているんでしょうね。
で、また新しい感じの九曲目。
『ドリーマーズ・ボール』
なんでもニューオーリンズ風ジャズっていうらしいのですけど、そんなことより、いい曲です。
どんなけ引き出しがあるんでしょう。
ついつい口ずさんで歩きたくなる曲です。
機嫌の良い時に口ずさんだりしています。
ダンサブルな十曲目。
『ファン・イット』
この曲が流れるとフィンガースナップ(指パッチン)をしたくなりませんか?
なんか次のアルバムにある『ドラゴン・アタック』だとか『地獄へ道連れ』だとかに繋がるダンスナンバーですよね。
私、『ホット・スペース』好きだがら、もちろんこの曲も大好きです。
そして安心の十一曲目。
『去りがたき家』
バラードです。
いやぁ、バラードです。
このアルバムってバラード少ないですよね。
だからこそ、大事な一曲です。
これ『QUEENⅡ』の『サムデイ・ワンデイ』に感じが似てます。
このアルバムって新旧の色々と良いところが入ってますよね。
とうとう来ましたクライマックスの十二曲目。
『ドント・ストップ・ミー・ナウ』
ビアノバラードから始まり、ノリの良いハードロックナンバーに変身!
でもこの曲、ハードロックなのにギターはソロまで聴こえてこないんですよね。
なのに十分にロックしてます。
あ、ロックの定義は知りませんが。
それにあの2分ぐらいのところから始まるボーカルの掛け合いパート。
こういったところ大好きです。
この曲が嫌いな人がいるのでしょうか!
ああぁぁ最後の十三曲目。
『モア・オブ・ザット・ジャズ』
印象的なギターフレーズの曲。
そしてロジャーのハイトーンが聴ける曲。
アルバム最後の曲って感じで、締めくくり的に『JAZZ』に入ってる曲のフレーズが少しずつ入っている曲。
ああ、これでこのアルバムは終わりか~
さみしぃ……
でも次はあのビックヒットアルバムの……
パンクとか色々な当時流行っていた音楽のアンチテーゼって意味……って、分かりませんでした。
お暇であれば、『異世界旅行記 【異】世界の歩き方』という物語の方も書いてますので、覗いてみて下さい。