『QUEEN』のファーストアルバム『戦慄の王女』をマニアが語ります!
いや、ほら、アルバムが生まれた背景とか良く知らないけど、曲が好きだから、褒めて褒めて褒めまくります。
なので、その制作秘話とか、そんなものを求められると困ります。
単純な『QUEEN』マニアが、好きという理由だけでアルバムを語ります。
レビューとか評論とか、違います。褒めまくるのです。
ってことで、ファーストアルバム『戦慄の王女』を語らせてもらいます。
1973年、発表の『QUEEN』のファーストアルバム『戦慄の王女』
その一曲目の再生ボタンを押して……
キター!
なんですか、このイントロのギターフレーズは!?
右から左から音が躍り出てきます!
そうです。あの『炎のロックンロール』です。
『QUEEN』のファーストシングルで、作曲はギターのブライアンですね。
右から左からと、それぞれ聞こえてくるのはギターだけじゃありません。
フレディのボーカルも、右から聞こえてきたかと思えたら今度は左から……
誰こんなことを思い付くのでしょうか!
そして印象的なギターソロと……
何故にドラムソロ!?けど、それもカッコ良いから許しちゃう。
続いて二曲目は……
ふぅぅ……
一曲目と違って落ち着くぅ。
出ましたね『ドゥーイング・オール・ライト』
最初の一曲で心臓鷲掴みにされましたので、ちょっと余裕が出てきました。
と、いうことはもしかして、ここで落ち着かせてからの……
三曲目が…
この気持ち良いカッティングのリズムは、『グレイト・キング・ラット』だぁ!
って、なんですか、ネズミの王様って
やっとフレディの曲ですね。
っていうか、イントロのギターがたまりませんし、結構ギターがメインなので、ブライアンの曲だと長いこと思っていました。
ってか、この疾走感、たまりません。
本当にたまりません。
で次に行くわけですけど……
そしてA面最後の四曲目は……
ファーストアルバムで最高に『QUEEN』らしい曲。
『マイ・フェアリー・キング』っす。
曲の構成、これ、どうなってるの?
どんな頭でこの曲がかけるの?
もう、フレディの才能溢れすぎ。
コーラスが『QUEEN』らし過ぎる。
もう全編素晴らしい。
ロックバンドの曲ではありませんな。
ちなみにこの曲、次のアルバム『QUEENⅡ』に続く感じで大好きです。
って、ああ、もうA面が終わっちゃった。
さ、次はB面だ。
B面一曲目は、あの……
ひゃっほい!『ライアー』だ。
この曲、『QUEEN』らしいハードロック過ぎる曲だけど、曲の構成がハードロックの器じゃない。
もう、たまらんでございます。
長い曲だけど、最高です。
もっと長くても良い感じです。
私的には。
最後に向かう疾走感なんて、最高っすよ。
この曲もフレディなんですね。
あなたの頭、どうなってるんですか!?
続いてB面二曲目は……
か、身体が自然に横揺れに……
『ザ・ナイト・カムズ・ダウン』ときたか。
ロックバラードではない、バラード。
凝りに凝っています。
ブライアンのギター凄すぎ。
って思ったらブライアンの曲だった。
癒されるぅ。
で、癒された後はパンチの効いたB面三曲目……
モンターンロケンロー!
じゃなくて『モダン・タイムズ・ロックンロール』
おお、やっとロジャー登場。
ロジャー御得意の骨太ロッケンロール。
シンプルイズ最高な一曲。
ああ、最後に近づいてきてしまった。
B面四曲目は……
『ジーザス』
語りかけています。
フレディの歌声、語りかけています。
私にだけ語りかけています。
アルバムを締めくくろうというのですね。
そして最後……
『輝ける七つの海 インストバージョン』
イントロの輝けるピアノ旋律。
それを突き破るパワーコードのギターサウンド!
ああ、最後の曲なのに、何か物語が始まるような……
って、フェイドアウトしちゃうしぃ!
これでは、次のアルバムを聞きたくなっちゃうではありませんか!
って、え、この曲のボーカルバージョンが、次のアルバムにあるというのですか!
あああああああああ。
次も聞かなくちゃ!
読んでくれる方、ありがとうございます。
お暇であれば、『異世界旅行記 【異】世界の歩き方』という物語の方も書いてますので、覗いてみて下さい。