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エピソード28王様に会いに行こう②


ーーガガッ、、

『こちらα(アルファ)チームぅ♪

 門の前に到着したで♪ドーゾォ♪』


明るく元気よく魔道具をトランシーバーのように

扱っているのは、

ピンクの髪をした女の子『甘飴甘味(あまあめかんみ)』だ。


ちなみにこの魔道具は、

『りと!』が即席で作った"インスタント魔道具"だ。

あらかじめ魔力が蓄積されている為、

使用回数を過ぎると使えなくなってしまう。

少ない魔力ですぐに通信することができる品物だ。



α(アルファ)チームは王宮の近くの建物の壁に身を潜めながら、

王宮の入り口の門番の様子を伺っている。

甘飴甘味(あまあめかんみ)はちょこんと座っている。

シャウラは1番前で兵士を注意深く観察していた。

後ろにいるアカベコは、

……ものすごく帰りたそうにしていた。



ーーガガッ、、

『こちらb(ブラボー)チーム、

 水流弾の準備ok、いつでも撃ち込めるぜ。

 ドーゾォ、、、じゃねぇぇぇー!!

 なんでアタイがこんなことに

 付き合わされなきゃならねーんだぁ⁈

 今すぐ面会の許可を貰え!許可を!』



金色の髪に海賊帽子、

スタイル抜群な女の子、転校生の『リンク』が、

このチームのリーダー甘飴甘味(あまあめかんみ)に物申していた。

どこから持ってきたのか、

近くには大砲のような兵器が……



そこへ、


2人のやり取りに、

割り込みの通信が入ってきたのだった。



ーーガガッ、、

『こちらΔ(デルタ)チーム、

 海賊はね、

 政府との争いを避けて通れないものなのよ?

 おわかり?

 あなたワンピースちゃんと読んでる??

 ドーゾォ。』



紫髪のお目目ぱっちりな女の子が、

「海賊を目指しているなら参加するのは当然」

みたいな口ぶりでリンクに告げた。


ーーガガッ、、

「アタイに対して

 なかなか面白いこと言うじゃねーか!オーバー」


ーーガガッ、、

「あなたもなかなかのツッコミよ。アデュー」


『いやそれ、永遠の別れやないかーいっ!』


リンクの鋭いツッコミに、

無線を聞いていた全員が吹き出した。


りと!はもちろんボケたので、

ツッコミを入れてくれたリンクを認めた。


2人の間に奇妙な友情が芽生えた瞬間だった。


ーーー


時は(さかのぼ)り、


なゆ姫先生を保健室まで運んだ甘飴甘味(あまあめかんみ)と、りと!は、

王宮に向かう準備をしていた。


恐ろしいことに、

最初から甘飴甘味(あまあめかんみ)はアポ無しで突撃する気満々だったのだ。

むしろ、

「アポイントメント??

 なにそれ?メントスの新しい味?」

みたいな認識なのだ。



そこへ、


青い髪の女の子、

見た目がイケメンの『シャウラ』が通りかかった。



「あっ、シャウぴ♡

 今から王様に会いに行くけど一緒に行く?♪」



シャウラは詳しく話を聞いてみることにした。



(この東の国の国王様と面会するってか⁈

……ふっ。

しかもアポ無しかよ……。面白そうだな。)


シャウラが仲間に加わった。

ピラピラピラー♪

(あっ、これは仲間になった時の効果音です。)




3人が廊下を歩いている。


すると、


「やぁ、かんみ。

 みんなとどこか行くのかい?」


黒い髪の女の子『レート』が声をかけてきた。


「そう♪今から……(以下略」


レートも仲間に加わった。ピラピラピラー♪


ちなみにこの時のレートは、

国王様との面会の許可を得ているものだと、

勘違いしていたのだ。




部屋のドアが開いていた。


部屋には魔道具の宿題をさっさと終わらせ、

ベッドの上で体育座りをしながら、

本を読んでいる黄色の髪の女の子

十六夜(いざよい)』がいた。


「あっ、いざぴ♪今から……」


「いい。」(ボソッ)


甘飴甘味(あまあめかんみ)が以下略を言い終わる前に、

こちらには目を向けず熱心に本を読みながら、

十六夜(いざよい)は秒で断った。



転校生のリンクの射撃の腕前がかなり良いとの評判を聞き、

ぜひともチームに加えようと、

甘飴甘味(あまあめかんみ)が強引に誘った。


リンクもレート同様、

"常識的に考えて、

面会の許可を得ているのもの"だと勘違いし、

東の国の軍事力に興味があった為に参加。


無許可と知り後悔することに……

ぶっきらぼうな性格だが、

様々な大陸を見てきた為か、意外と常識人なのだ。



リンクも仲間に加わった。ピラピラピラー♪


こうしてあれよ、あれよと、仲間が増えていった。


まだまだ仲間をご紹介したい所だが、

ページの都合上、この辺で、、、


次回は、

αチーム、bチーム、cチーム、Δチームを一気に

ご紹介いたします。


はたして彼女らは、

無事に国王様と面会することができるのか……


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