表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/44

エピソード25転校生


ーーガラッ


教室のドアが開くと、

そこから金髪の転校生の美少女が入ってきたわ。


彼女はスタイルが良く、

手にはなぜか海賊マークの入った帽子を

大事そうに持っていたのよ。


彼女の容姿を見るなり男子生徒たちからは、

「おぉー!!」っと歓喜の声が聞こえてきたわね。



だけどね、


彼女の自己紹介がはじまるとね、


生徒たちは固まってしまうことになるのよ……



転校生はドカドカと歩いてきては止まった。



「アタイの名前は『リンク』。

 職業は"海賊"を目指している。

 文句があるやつは相手になってやるよっ!」




ーーシーン。


教室は一斉に静まり返ったわ。


前代未聞の自己紹介だったわね。


これじゃぁせっかくの美少女が台無しだわ。


わざわざ自分から、

「海賊になりたい」

だなんて言い出すんだもん、、、


ちなみに海賊ってのは書いて字のごとく、

海の賊なのよ。

海で他人の財宝を奪ったりする人のことよ?


……本人の意思を尊重するこのギルド学園でも

さすがに人の道を外れた職業には就かせたくないわ。


まぁ、

私は担任だからあらかじめ聞いていたんだけどね。



なゆ姫「え、えぇ〜、、、

    なかなかユニークな転校生ね。

    みんな拍手〜!

    はい、転校生はそこに座ってね」




転校生の金髪美少女リンクは、

どこか腑に落ちない顔をしながらも、

足を机にドカッと乗せながら席へと座ったわ。



(わるぞう。見習いなさい。

こうゆーのワルって言うのよ?

……それにしてもこの転校生は

早くも番長のポジションに付きそうな

風格よね。

あっ、

番長って単語を使っちゃったけど、

あなた達の世代では使わないわよね……

ち、ちなみに!

永遠の20歳の私だって!

番長なんてそんな言葉!

かっ、勝手に出てきただけだからね⁈

か、勘違いしないでよね⁈)



ーーパチッ パッ、 パチ、 パチチッ。



生徒たちからの拍手も

どこかぎこちないものだった。


それもそのはず。


海賊と聞いて歓迎する人なんて

まずいない。



……あっ、1人だけいたわね、、、



「ちすちす!

 リンクさんはじめまして!♪

 私の名前は甘飴甘味(あまあめかんみ)やで♪

 みんなからは"かんみちゃん"って

 よく呼ばれてるで♪

 今日から仲良くしてなぁ〜♪」



ピンクの髪の女の子はニコニコ笑顔でそう言った。



「……アタイのことは呼び捨てで構わないよ。

 変なあだ名だけは付けないでくれよ?」



……先手を打つなんて、

なかなか良い読みしてるわよ転校生。



「それは残念やなぁ。

 でもわかったわ!

 リンクって呼ぶね♪

 リンクはどこから転校して来たの?

 その素敵な海賊帽子はどこで買ったの?

 海賊って言えば海賊王やんなぁ?」



甘飴甘味(あまあめかんみ)はグイグイと

転校生に踏み込んでいった。


周りのクラスメイトたちも

甘飴甘味(あまあめかんみ)が楽しそうに話しているのを見ては、

続いて転校生に話しかけていた。


次第に教室は転校生との会話で盛り上がっていた。


そんな転校生の金髪の美少女はと言うと、

同年代の女の子の友達がいなかった為、

急に友達ができて少し照れては嬉しそうだった。



……よかったわね転校生。

みんないい子だから、

すぐにでも友達ができると思うわ。

てか、もうできてるわね。うん。うん。



それにしてもあなた達……


ひとついいかしら?


……

………


『まだ授業中なんですけどぉぉぉ!!!』



私の叫び声が教室に響いた。



生徒たちはピタッっと話すのをやめた。


生徒全員「(あっ、そうだった)」


みたいな顔したわよね?あなた達。


よーし、


次回の予告は決まったわ!


あなた達、覚悟しなさい!!



ーーー


『次回!

 誰得の宿題⁈

 「ポケモンカード『一撃』『連撃』を

  すべてコンプリートせよ!

  (スペシャルアートは除く)」』


をお送りしまーす٩(๑❛ᴗ❛๑)۶



……え?あ、あれ???


なんてことなの⁈


『あなた様』は騙されないでちょうだい!!


これは偽物よ!


私の次回予告が、

この作者さんの陰謀によってすり替わってるの!!

本当はこっちだからね!!



『次回!

 鬼畜の宿題⁈

「なゆ姫先生に相応しい男性を100人ほど

 紹介せよ!」』



うん。うん。

素晴らしい宿題ね。

『あなた様』もそう思うわよね?



リンク『……』



リンク『いやいや、

    どっちも鬼畜やないかーいっ!

    てかまずポケモンカードって、、、

    ここってファンタジーの世界だよな?

    剣と魔法の世界観で、

    ポケカやってるやつなんて

    誰もいないだろうがっ!!

    もっと面白いこと考えろやぁぁぁ!

    作者ぁぁぁ!

    それになゆ姫先生も、

    利己的な宿題を出すんじゃねー!!

    ……アタイってば、

    転校先を間違えたか?』



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ