エピソード24 平和な日常
今日も平和に授業を受けている生徒たち。
ちなみに野外訓練から1週間が経っているわ。
【王都ギルド】の調査によると、
生徒たちが転送された場所〈大樹城〉の一室には、
なにやら幼い子供達が誘拐されては
実験されていた部屋が発見されたみたい。
孤児院の近くの平原の岩陰にあった怪しげな
魔法陣は、
興味本位で見にきた幼い子供を誘い込む為の
罠だったらしいわ。
ちなみに犯人でもある『ジップ&ロック三人衆』はと言うと、
石化されてバラバラになった状態で発見されたみたいね。
そこは私も目視していたわ。
犯人が死んで一件落着かと思われたんだけど、、、
【王都ギルド】のエリート達の調査結果としては、
『まだ"黒幕"が存在している』っと、
そう睨んでいるらしいわ。
まぁ私達には関係ないことよね。
このまま【王都ギルド】のエリート達に任せましょう。
そして事件に深く関わった生徒たちの心境は
自分達の実力の未熟さを痛感しているみたいね。
まぁ見習いにしてはよくやったと思うわよ。
生徒たちに変化があったとするなら、
あれから少し"顔付き"が凛々しくなったかも?
きっと、
それぞれの意識に変化があったのね。
こうやって知らない内に成長していくのね……
〜〜昼休みの中庭〜〜
てふ「……あれから1週間やなぁー。
クラスメイト達も
みんな無事だったみたいやし、
結果的には……
"良い経験"
やったとちゃうんかなぁ?」
そう言ったのは、
見た目がオシャレなギャルだった。
あの日の出来事を振り返りながら
自作のお弁当に入っているタコさんウィンナーを
お箸を使って口に運んでいた。
見た目のオシャレな派手さとは打って変わって、
手料理のお弁当はとても慎ましく美味しそうだった。
レート「……そうだね。
良い経験になったよ。
僕達の経験不足がハッキリでたね」
黒髪の女の子は、
食堂で買ったシャケおにぎりを食べ終わり
お茶をゴクリと飲んだ後にそう返事をした。
にぎぃ「たしかにぃー。
怖い人達が出てきた時は
びっくりしたよねー。
怖い人達はBランクの敵さんだった
みたいだよぉ。
それにしても、、、
そんな敵さんを前にして
レートちゃんは臆せずに
ウチらのことを守ろうと
してくれてたよねー♪
ありがとう♪」
常に身体が少し光っている女の子がお礼を言った。
その女の子の両手には
食べかけのランチパック(たまご味)が握りしめられていた。
甘飴甘味「はい シャウぴ。
あーんってして♡」
ピンクの髪の女の子が手に持っている食後の後のデザートの苺を
青い髪の女の子の口に近づけていた。
このピンクの髪の女の子は
あの野外訓練の後からずっと、
この青い髪の女の子に夢中なのだ。
シャウラ「……いや、いいから。
オレは自分の物しか口にしないから。」
クールな表情で拒否した青い髪の女の子。
青い髪の女の子は警戒心がとても強く、
口にする物には
ずいぶんと気を使っているみたいだった。
信頼する人以外からは
食べ物や飲み物を受け取らない主義なのだろう。
これで何度目の拒否なのか知らないが、
ピンクの髪の女の子は ぴえん顔 を作っていた。
しかしまだまだ諦めてはいない様子だ。
ピンクの髪の女の子の手に持つ苺は、
間に座っていた身体が小さく髪が黄色の女の子の頭の上でやり取りをされていた。
すると、
その女の子が頭上を見上げて
パクリと苺を食べたのだった。
十六夜「……食べないなら私が食べる(ボソッ)
おいちぃ♡」(もぐもぐ)
いつも無表情な女の子なのだが、
この時だけは、
少しほっこりしている顔になっていた。
例えば……(*´꒳`*)←こんな顔だ。
美少女達は仲良く中庭でお昼ご飯を食べていたのだった。
〜〜お昼休みの学園内訓練所〜〜
2人の若者が剣術の訓練をしていた。
お互いにその手には木刀を握りしめている。
ーーカンッ
ーーカンッ
ーーカンッ
夏輝「……おっ、
いい剣筋じゃねーか"べこ''。
お前は剣士の方が実は、
向いてるんじゃねーのかぁ?」
そう言った黒い髪の男子生徒。
余裕の表情で反撃を開始しはじめた。
ーーガッ
ーーガッ
ーーガッ
重い剣撃を赤い髪の男子生徒に繰り出している。
アカベコ「……そりゃどうも。
くっ、
ダメだわぁー
受け切れねぇ〜」ーーパンッ!
対する赤い髪の男子生徒は
夏輝から来る猛攻を受け切れず、
手に持っていた木刀を弾かれてしまった。
赤い髪の男子生徒の木刀は
後方まで飛ばされたのだった。
ダイ「勝負ありだね。
さすが『聖騎士』を目指している夏輝くんだ。
次は俺と手合わせしてくれたまえ!
それにしても、、、
アカベコくんは吟遊詩人見習いなのに
なかなかの剣術だったよ。」
髪が緑色をした男子生徒が熱い眼差しを向けている。
両手を腕組みしながら仁王立ちで
2人の特訓を観戦してはそう言ったのだ。
アカベコは手を「ふぅー。ふぅー。」っと
しながら、
飛ばされた木刀を拾いに行き、
それをダイに渡してあげた。
今度は夏輝とダイの手合わせが始まった。
……アカベコは少し離れ
壁際に行きドサッと座り込んだ。
2人の特訓を観戦することにした。
するとそこへ、、、
訓練所の入り口の近くで、
お弁当を販売していたヤンキー姿で
頭がリーゼントの悪田わるぞうが入ってきたのだ。
アカベコの近くに座っては
アカベコにお茶の差し入れを渡してあげた。
見れば夏輝やダイの分もあった。
わるぞう「オレッちは入り口から見てたがよぉ。
お前さん、
魔気力持ちだったよな?
なんで魔力を使って
"身体強化"をしなかったんだぁ?
気力だけの強化なら
夏輝の方が上だってことは
最初からわかっていたろうに……
めんどくさがりのお前さんのことだ
手抜きか?」むしゃむしゃ。
そう言いながら自分が販売を始めているお弁当を、
1人ムシャムシャと食べている悪田わるぞう。
アカベコはわるぞうに
夏輝から受けた斬撃で赤くなった手を見せてはこう言った。
「……別に手を抜いたわけじゃねーよ。
気力を使った"身体強化"の方が、
格段に能力向上がするだけの話さ。
つまり夏輝の方が気力が上なんだから
魔力を使って身体強化しても
結果は変わらないってことだよ。
それに俺は
吟遊詩人を目指してるしな。
だから勝とうが負けようが
どっちでもいいってこと」
わるぞうはムシャムシャと唐揚げ弁当を食べては
「ふーん。そうゆうことにしといてやるよ」
っと言って食べていた。
お昼休みも終わり、
午後の授業が始まろうとしていた。
なゆ姫「えー、、、
お前たちに嬉しいお知らせがある。
男子生徒たちは心して聞くように!
なんとこの教室にだなぁ
美少女の転校生が入ってくるぞー!
はい、拍手〜!」
パチパチパチパチ
パチパチパチパチ
ーーガラッ
教室のドアが開かれた。
入ってきたのは金髪の髪が綺麗な
それでいて身体が
『ボンッ!キュッ、ボンッ!』な
女の子の生徒が入ってきたのだ。
名前は……
ーーー
ちなみにここはナレーションルームだからね?
(ーーー)←これが入ってるときは
だいたい回想シーンか、
区切りの部分か、
終わりのナレーションルームなのよ。
りと!「ボンッ!キュッ、ボンッ!って、
表現が古いわね。」
なゆ姫「いいのよ。
1番わかりやすい表現なんだから。
それに今後この子は
あなたの"親友"に
なる予定らしいわよ?」
りと!「(ガタッ)!!!」
ナカジマ「はぁー⁈
俺様のおもちゃに
手を出そうってかぁ〜。
転校生にちょい挨拶してやるか」
りと!「やめて!
転校生はいじめないで!」
なゆ姫「……え?いじめ??
まさか私の教室に
いじめがあるの???
そこのところ詳しく、、、
ちょっと2人とも待ちなさい!!」
『次回!
低次元いじめっ子ナカジマ
vs
超次元トマト撲殺系配信者』




