表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/44

エピソード10危険な野外訓練①


私やヴェポ先生が追いつく少し前の

とあるパーティーの生徒たちの様子がこちらよ↓



いじめっ子ナカジマ「おい、いその!

          サッカーしようぜ!」


      いその「……わかったよ。」


りと!「ダメよ!

    遊んでないでちゃんと依頼をこなして!

    それにサッカーってなに⁈

    ちゃんとファンタジーの

    "世界観"を大事にして!」



このパーティーの紅一点の『りと!』が

ボールを蹴っている2人を注意した。



「うるせぇ!

 女は黙ってろ。

 お前は『天才』なんて呼ばれてるんだろ?

 『天才』なら1人でも余裕だよなぁ?

 いいかぁーよく聞けぇ。

 俺はなぁ、

 『天才』って言葉が大っ嫌いなんだよ!!」



そう悪態をついては

『りと!』のことをいじめている。


そんないじめっ子の名前は

『いじめっ子ナカジマ』だ。

このパーティーの前衛を任されている。


そして子分みたいな存在のクラスメイト

名前は『いその』

彼はナカジマの命令には言いなりだ。


彼は自分がいじめの対象にならないのなら

他人がいじめられていても

なんとも思わない精神なのだ。



「……その辺でやめましょうか。

 ちょうど依頼のモンスターがお見えしましたよ?

 ナカジマくんは右側から、

 いそのくんはその位置から〈妨害魔法〉を!

 りと!くんは少し離れていなさい。」ふわりっ



手に持っている扇子をふわりと扇ぎ、

誰にでもくんをつける1人の男子生徒が

このパーティーの指揮をとっていた。


彼の名前は『メイショウ』

物静かな出立ちで、

先を見据えたその眼差しは

"現代の諸葛亮孔明"と呼んでも差し支えないだろう。

さすがのいじめっ子ナカジマも

彼の頭脳には一目置いているのだ。



いじめっ子ナカジマのパーティーが

依頼のモンスター〈マッチョラビット〉を

岩陰へと追い込んだ。



メイショウ「……ッ!!

      ナカジマくん!止まりなさい!

      これは、、、魔法陣?

      なぜこんな所に??

      術式からして、、、

     〈転送魔法〉ですね。

      ……"罠"ですね。」ふわりっ



メイショウのおかげで罠を回避できたナカジマ。


怪しげな魔法陣には近寄らないようにしながら

メイショウの指示で慎重に戦闘を継続している。


メイショウの指示通りにナカジマは

モンスターが岩陰から出てくるのを待ち、

出てきたところを一気に仕留めた。



いじめっ子ナカジマ「俺ってつえぇぇぇ!!」



頭脳派メイショウの作戦で

モンスターを倒したと言うのに、

さも自分の手柄のように振る舞っているナカジマ。


「さぁ、あと1匹だ!

 あと1匹倒せば依頼の達成だぞお前ら!

 余裕だなぁ! ゲハッゲハッゲハッ!」



……すごい笑い方ねナカジマくん。



 「ゲハッゲハッ……ゴホッゴホッ。(むせた)

  ……ん?

  あれは?

  甘飴甘味(あまあめかんみ)がいるパーティーじゃねぇか。

  なんであいつら

  こっちに向かって走ってるんだぁ??

  ……ちょっ、

  ちょっとお前ら止まれって⁈」



早くこの怪しげな魔法陣から離れたかったナカジマ。


そんなことなどお構いなしに、

突っ込んできたのは

甘飴甘味(あまあめかんみ)のいる美少女パーティー。

なにやら美少女達は悲鳴を上げながら

ナカジマ達の方へと走ってきた。


そして偶然にも、

その近くで依頼をこなしていた他の

二つのパーティーも、

運悪く巻き込まれることに……


この続きは③へと繋がるわよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ