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最弱スキル!?で異世界旅行  作者: 芳泉アキオ
3/5

なんだろう?このスキル

まだ、書き出しです。

おれは結局、30日ごとに、金貨10枚を貰い、マールデン王国の首都「マルス」に滞在する許可を得た。

城の外まで案内してくれた兵士に話を聞くと、金貨10枚程度で30日は庶民一家族が生活できるそうで、一人暮らしなら十分な金額だそうだ。


通貨の価値は、金貨1枚で銀貨10枚、銀貨10枚で銅貨1枚であること。


普通の宿屋に泊まって、食事付きで銀貨3枚程度らしいので、宿屋を渡り歩いても、十分お釣りが来る計算になる。


オススメの宿屋やレストランも確認して、もう割り切って、異世界で無職生活を始めますか!と、ハラを括ったその時だった。


「能力値、スキル、隠蔽工作を解除しますか?」と、AIの機械音っぽい声が響いた。この声は何だ?オレはあたりを見回したが、聞こえているのは自分だけらしい。


「能力値、スキル、隠蔽工作を解除しますか?」ふたたびAIのような声が響いた。

よくわからんが、心の中で答えた、「はい、だよ、はい!」


すると、「ステータスオープン」と聞こえ、いきなり目の前にウィンドウが開いた、そこを確認すると。

===============

名前 葛城 洋平、ヨへ

職業 無職(マールデン王から保護費受給中)

レベル 1

能力値

力 2400

敏捷 2400

賢さ 2400

魔力 2400

運 2400

スキル シュレディンガーのねこ、勉強家、ねぇグルグル

===============

とある。


う〜ん、何だこれは、、、

この世界って、鑑定魔法とか、ステータス確認とかできたのか?

太郎たちも、アイーザさんも、アルフォンソ王も、鑑定玉を使っていて、鑑定魔法は使ってなかったはずだよな、、、


しかも、能力値が2400って、、、700とかでも勇者並みで、その3倍ってことか!?

ひょっとして、オレはめちゃくちゃ強いんじゃないか?

でも、無職とか、この意味不明な名前のスキルが気になるな。


使ってみるか、じゃあ「シュレディンガーのねこ」と唱えた。が、何も変化している様子が無い。仕方が無いので次に「勉強家」と唱えた、がこちらも反応が無い。

だが、最後のこれは、アレだろう、アレ。期待を込めて、

「ねぇ、グルグル」と言うと、「はい、なんでしょうか?」とAIらしき声が答える。


やっぱり、あれか、と思ったので、「ねぇ、グルグル。ステータスウィンドウを閉じて」と言うと、ステータスウィンドウが音もなくぱっと消えた。

やっぱりね。アレだったか。


1人でブツブツ言っていたので、周りの人が怪訝な目でこちらを見ている。危ない、危ない、さっさと宿にでも入って、スキル確認の続きをするか。


城の兵士から勧められた『銀の琴亭』という宿屋を探そうと、街ゆく人に声を掛けると、首都マルスの東側の一般居住区にあると教えてくれた。何とか宿を探し終わる時には、あたりは暗くなり始めていた。さて、宿の方は、外観はなかなかに古びた建物だ、木彫りの看板にリュートのような楽器が彫ってあるからここで間違いないだろう。


入ると、「いらっしゃいませー」と快活な女性の声が響く。まだ10代に見える位の若さに見える。

その女性に、「ここは一泊、いくらするのですか?」と料金を聞くと、


「一泊だと銀貨3枚です。あとは、五日連続だと、割引きで銀貨15枚のところが、銀貨13枚になります。食事は、朝と夜の2回付いていますよ。お客さん、珍しい服を着ていますね、東の方の国から来たんですか?魔族領かドラッケン帝国領を通らないといけないので、マールデン王国で、東の国のかたをお泊めするのは私は初めてです。」と言われた、


おれは現代では普通のシャツとジーンズに靴はスニーカーを履いていたが、やっぱり目立つんだな、これ怪訝に見られていたのも、服のせいもあるのかもしれない。それに、帝国領なんていうのもあるのか、やっぱりどういう世界かまだ分からないね。


とりあえず、「うん、そうだね。」と曖昧に答えておいた。

宿の様子を見るために、まずは一泊だけしよう、その後で問題が無ければ五泊してもいいと思い、銀貨3枚を支払って、部屋に入る。


部屋は、小ざっぱりとした6畳位の部屋で、トイレや風呂は付いていない、ただ清潔そうなリネン風のシーツと毛織の掛ふとんがあり、触ってみると敷き布団は藁の詰まった綿の袋である木のベッドと、小さなテーブルと椅子がある。


窓を開くと、大通りに面していて、酒場の明かりと喧騒が飛び込んできた、奥のほうには、召喚された王城であろう明かりも見える。


まあ、贅沢は言えないし、とにかく眠くなってきた、木のドアは内側からかんぬきで一応は閉められるようだ、そもそも宿の中だし、疑っていてもキリがない、あとは、自分が召喚されたことなどはどこまで伝わっているのだろうか、明日スキルを改めて使ってみよう、などと考えながら、現代のベッドと比べたら、決して寝心地は良くないベッドでオレは深い眠りについた。

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