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The mysterious land  作者: マッドフォックス
Chapter 5 : The killers mission
86/86

第四部:ネイトコーを殺す?

同じ日に、イプシロンはターゲットを殺すように命じられた。


イプシロンはすぐに任務を遂行することにした・・・。即刻暗殺することが組織の要望


だからだ・・・。この任務が来たということは、ターゲットを殺すために、組織がすべて


を計画していたことを意味している。


ターゲットは誰だっけ?


ネイトコー!犯罪者ハンターの一人か・・・。最強のヤツかな・・・。


特別であるはずの組織に対して、ことごとく邪魔をしてきた・・・。そのため、ネイト


コーは組織のブラックリストに載っていた・・・。しかし、デッドリー・キャラクター・


スクワッドとは対峙したことはない・・・。だからこそ、今度は本当に何が起こるかわか


らない!


イプシロンか・・・


それともネイトコーか??


しかし、不思議なことに、それほどの技術を持っているにも関わらず、ネイトコーが敵


を殺しているところを見た者はいない・・・。戦っている相手の身の安全を心配するなど、


とても不思議なヤツだ。


時間:午前一時


ホテルの宿泊客の誰もが眠りに落ちている時間であるはずだが・・・暗殺者にとっては


むしろ、チャンスだ・・・。完全に気づかれずに任務を完了すること・・・それは、間違


いなく暗殺者にとって最大の目的である。


だから、イプシロンも、その時間に暗殺を行うべきだと考えた。辺りで一番高いビルの


上に座っていたが・・・突然、その時が来たと感じ、目を開けた・・・。いや、むしろ、


今がその時だと、本能が告げたのか・・・!


今までに失敗したことのないデッドリー・キャラクター!


イプシロンは、ムーンソウルと名づけた銃を取り出し、屋根の上から静かにホテルに侵


入した。心を落ち着けて廊下を歩き始めると、自分の気配を完全に消した。


Fx:スローモーション


そして、物憂げな顔に現れたあの冷たい視線・・・それは、任務を遂行する心の準備が


16 できていることを示していた・・・。


「これは・・・変だ!何かおかしい・・・。この場所には人がいっぱいいるはずなの


に・・・。なんで、この巨大な建物の中に、気配が全く感じられないんだ?」


イプシロンは、何か奇妙なことが起こっているのは感じていたが、同時に、何者も彼が


始めたことを止めることができないと感じていた・・・。そのため、目的の場所に向かっ


て、ホテルの廊下を突き進んだ。


部屋番号4!手紙の内容通り、ターゲットはそこにいる・・・。


イプシロンは、ターゲットが潜んでいる部屋のドアの近くに立った。その表情は・・・


まるで、早く終わらせて暗い部屋に帰って寝ようと、自分に言い聞かせているかのようだ


った・・・。


そう、ターゲットが誰であるか、イプシロンは全く気にしていなかった、その時、彼の


心を占めていたのは、ターゲットを排除して家に帰ることだけだった・・・。


そして、一度瞬きした後・・・ドアを開けて部屋に入った・・・。


・・・


・・・


・・・


・・・


・・・


・・・・・・・・・!!


・・・・・・!!!!!!!!!!


・・・・・・・ ??????????


はぁ??


一体・・・・・・!!


これは・・・・・・!!


・・・・・・・・・!!


・・・・・・・・・!!!!!!!!!


・・・・・・・・・・・・??????????


「へ、変態!!!!!あたしの部屋で何してんのよ?この変態野郎~!!!あたしの


部屋に変態泥棒が!!!誰か、早く来て」


17


突然部屋の中から発せられた悲鳴は、明らかに男の悲鳴ではなかった!!


女の子??


どうして部屋に女の子が?


イプシロンははっきりと見た!部屋の中で制服の着替えを終えた少女がいたのだ!とい


うか、まだ着替えの途中だったのかもしれない。


制服?


・・・


青みがかった黒髪・・・


ほっそりとした見た目とは裏腹に、強そうな体つき・・・。


ハチミツ色の瞳も!??この子はきっと・・・


彼女に違いない・・・。


そうだ!あの子に違いない・・・。


マヤ?レストランの子?なんでこの子がいるんだ?


コジャは何と言っていいか分からず・・・最大限に目を見開いていた。おそらく、こん


な顔をしたのは初めてだったであろう。


「(緊張しながら・・・)ま、待って!!落ち着いて。ごめん。そんなつもりじゃなか


ったんだ・・・。」


コジャは、それ以上、言葉を続けることができなかった。


「俺は何をしてるんだ?任務の最中に、一般人に話しかけているのか?殺すべきか?こ


の子に、俺の顔をはっきりと見られた!でも、待てよ!俺は何を言ってるんだ?大陸の


人々を危険から守るために秘密裏にやってるんだ・・・。ネイトコーって名のアイツのよ


うな危険から・・・。組織がこんなひどいやり方をすると勘違いされちゃ困る。」


イプシロンには、他に選択肢がなかった!すぐにその場を離れること以外には。結局の


ところ、きっとこの子は、すぐに俺の顔を忘れてしまうだろう・・・そうだろ?イプシロ


ンは、こっそりと部屋を出ていく間に、そうなることを期待していた。


そのときまでは・・・・・・


「そこのあんた!!ちょっと待って・・・。その背負ってるのって!短剣!?もしかし


て・・・あんた、組織のメンバー?あたしを殺すために組織が送り込んだの?」


18


マヤは、イプシロンの背中にある物に気づいた・・・。慌てて部屋から出て行こうとし


たため、イプシロンは油断をしてしまったためだ・・・。


本物の男ならば、イプシロンと同じことをするだろう・・・。


・・・


イプシロンは、さらに混乱した・・・。彼は、真剣な表情で振り返った。この子とこれ


以上話をしたくなかった。イプシロンは、ただすべてを切り捨てたかった!


「忘れてくれ・・・!」


・・・


・・・


・・・・・・!!


その瞬間までは・・・。


デッドリー・キャラクターは、その場で固まってしまった。その少女を見て焦ったのは


二度目だった!そう、このバカな女の子がイプシロンを脅かしたのは二度目だったの


だ・・・。


一度目は、イプシロンが部屋に入った時・・・。


そして二度目は・・・


いつの間にか少女は、イプシロンに向かって銃を向けていた・・・。


「な、何?」


待ってくれ。何がどうなってるんだ?マヤは、レストランで働いている普通の女の子な


んじゃないのか?


マヤが持っていた武器は、ただの護身用だろ?


何が起こっているのかは分からないが、一つ確かなことは・・・イプシロンも、この子


がそんな武器を持っているとは、思いもよらなかったということだ。


銃を持つことは不思議なことではない。特にミステリアスランドのような場所では!!


しかし、そのデザインは奇妙で、イプシロンは一瞬、唖然とした。


水晶の形をした赤色の拳銃。


しかし、イプシロンはこれに驚いたのではなかった・・・。


19 どういうわけか、その銃は見慣れた彼の銃と同じものだ。それをこの少女が持っている


のを見て、彼は少し戸惑った。


「この銃、もしかして・・・ムーンブラッドか?俺の銃の双子?なぜこの子がムーンブ


ラッドを持ってるんだ?」


そして・・・すべてはその時から始まった・・・。


とびきりの笑顔で・・・。


イプシロンの顔が、普通の人間の顔に変わった・・・彼の内面の死を表した表情に取っ


て代わって・・・。


そう、この人物の内面は常に死んでいた・・・。


しかし今・・・一瞬興奮した様子を見せた・・・。


「やっと見つけた!ありがとう・・・君のおかげで、目標を一つ達成できた・・・。聞


いてるかい?ネイトコー!」


イプシロンは、そう言った!


イプシロンは、マヤを見つめていた・・・自分に向けられたピストルを気にすることも


なく。


マヤはいつもどおり子供じみた顔をしながら・・・驚いてイプシロンを見つめてい


た・・・。


だが、待ってくれ・・・。ちょっと待って?イプシロンはネイトコーと言ったか?もし


かして、あのレストランの女の子がネイトコーなのか?


突然・・・!


*バーーーーーーン*


****


そうこうしている間に・・・誰かが慌ててホテルの外に出て行った。


制服を身にまとった、女性のようだ。


20 彼女は、携帯電話を手に取ると、非通知着信に応答した!


「計画どおりに進んでいます。キャラクター、イプシロンは、今、ネイトコーと戦って


いるはずです・・・。司令部に戻ります。」


たとえ暗闇で顔が分からなくても、彼女の声にはとても聞き覚えがある・・・。


彼女は、マヤが初めてホテルに到着した時に、ホテルの入り口でマヤを出迎えた人物


だ・・・と言うよりも・・・


ライラ・・・。


冷たい表情で・・・


「そう、私がネイトコーよ!ちょっとでも変な動きをしたら、今度こそあんたの頭をぶ


ち抜いてやるから」マヤは、そう言った・・・。


イプシロンの頭近くの壁を撃ったところを見ると、こうやって脅すということは、彼女


は本当に対処法を知っているということだし、銃の使い方にも長けているということでも


ある・・・。


ということは、本当にこの子がネイトコーなのか!?


冷たい笑顔を浮かべながら・・・


イプシロンも同じようにすることにした!今度は、気にする必要もないため、ネイトコ


ーに素顔を見せることにした。


そう、詰まるところ、イプシロンは、殺人のために送られたのだから!


・・・


・・・


三秒の沈黙の後・・・イプシロンは、素早く銃を構え、躊躇することなく二発撃ち込ん


だ・・・。


*バーン、バーン*


「な、何よ!!マジで??」マヤが気の抜けた声で言った。


銃弾を避けて飛び跳ねた後!マヤは真剣な顔で続けた。それでも子供っぽく見えるのだ


が。


21 「私が人を殺したことないってバレてる?ヤバイ!マジでヤバイ」


イプシロンもまた、ジャンプして、自分とネイトコーの間の距離を空けた。部屋の中に


大きな空間・・・。つまり、この部屋は普通の部屋ではない。


そう考え、身の回りを分析しようとすると、イプシロンの中で、殺人者の直感が突然起


動した。イプシロンは、不思議に思い始めた・・・。


「この任務って、普通の暗殺任務じゃなかったのか?いや、あの身のこなしを考えれ


ば・・・あの子を簡単に暗殺するのは不可能だと断言できる・・・。組織があの子を雇っ


て、ここで戦うように仕向けたとも考えられるか?あの子の衣装はメイド服のようだし。


だから、この建物に人の気配を感じなかったのか・・・。このホテルは、戦場にするため


に空っぽになってたんだ。」


不穏な表情で・・・イプシロンは言葉を続けた。


「ああ!情報不足のまま任務を与える組織のやり方、本当に嫌だ・・・」


まあ、組織はイプシロンの直感の鋭さをよく知っているし・・・彼が自分の環境を瞬時


に分析できることもよく知っている・・・。だから、イプシロンが自分で発見するだろう


情報を与えても意味がない・・・。


「あんたを止めてやるわ!組織の犬」


二人は互いに攻撃し合った。ネイトコーが発砲するたびに、イプシロンは短剣を使って


攻撃を止め、時には銃弾を避けた・・・。一方マヤは、非常に俊敏に動き、逃げ回ってい





このままじゃ・・・永遠に戦いが終わらない。もうすぐ、ブルー警察がここに到着す


るだろう。もちろん住民も通報するだろうし。もし警察が通報に応答しなかったら・・・


住民は組織にクレームを入れ、怠慢だと文句を言うだろうからな・・・。ブルー警察は特


殊な組織に所属しているから、そうなるだろう。警察に俺の顔を見られちゃだめだ。だか


ら俺がここに来ることを、組織は警察に知らせてなかったんだ!だからこそ、早く終わら


せないと!素早く殲滅だと?いいぜ、お望みのとおりやってやるぜ、シファー」


イプシロンは、深呼吸をすると!すぐに戦うのをやめた・・・。


「は?あいつ、何してんの?」


22


そして、落ち着いた口調で言った。


「レ~~イ~~ム!!!!!!!!」


イプシロンが発したその言葉は、マヤを混乱させるに十分だった!マヤは、その言葉の


意味をよく知っているだ!


「えっ!!まじで??!」


マヤは、イプシロンの行動の意味が最初はよくわからなかった。相手を怖がらせるため


なのか、それとも別の意図があったのか・・・。


イプシロンにはその意味を説明する気も無いと、マヤが悟ったとき・・・実際の行為に


よって示された・・・イプシロンの体から奇妙な何かが流れ出てきた!


蒸気?


いや、体の毛穴から真紅の蒸気が出てきたのか?


はっきりと目には見えるのだが、一体全体、何がどうなってるんだ?


それに、その意味は?


・・・・


イプシロンは、「レイム」と言ったか?


レイム・エネルギー?レイムの殺人技術?この言葉は聞き覚えがある!そうだろ?


イプシロンの体が強化されたように見えた・・・・ 。


そう、イプシロンの体はとても奇妙な姿になり、誰も見ても強化されたように。まるで


石のように固そうだ・・・・ 。これは、さっき発動させた技と関係があるのだろうか?


過去のある出来事を思い出してみると・・・まさに鍛冶屋の前で・・・訓練生の犯罪者


ハンターは、殺人者だけが発動できるレイムの殺傷術を目の当たりにしたのだろうか?


「こ、これって!!!」


イプシロンは続けて・・・武器を少し左に振り上げた・・・。そしてまた言った。


「レイム・スプリット!ケツロ!」


そう言った瞬間、右手に蒸気が凝縮し始めた・・・そして、一瞬で・・・


彼の銃「ムーンソウル」が、奇妙にも水蒸気を吸収し始めたのだ!ありえないことだ。


特に、普通の銃では誰にもできない。この奇妙な武器を持つキャラクターのみができるこ


23 とだ。


・・・


(人間?人間とは、どう考えても弱いものだ!でもこういうものがあれば!あるいは?)


「レ、レ、レ、レ、レ、レ、レ、レイム・ヴェイパーーーーー!!!!くそっ、くそっ、


くそっ、くそっ、くそっ、くそっ、あたし、ほんとにデッドリー・キャラクターと戦って


る?(恐怖におびえながら)この強いレイムの存在感、私、ほんとに戦えるの?」マヤは、


イプシロンが強化したのを感じ取り、バカっぽくそう言った!イプシロンは、まさにビー


ストだった・・・。


そしてすぐに・・・・


*バーン、バーン、バーン*


イプシロンが、一気に三発撃った!レイムの蒸気をまとったことで、弾は、より速く、


持久力を増した・・・。


・・・


*シャッ*


「く、くそ」


マヤの動きが鈍くなったのか?それとも弾の速度が速すぎたため、簡単に打たれてしま


ったのか?


そう、つまりそういうことだ!


マヤのレベルは全く落ちておらず・・・戦闘中も体力を維持していたが・・・やはり限


界があるようだ・・・。


24


特に、イプシロンが力を発揮した後。


腕と脚に傷を負うほどの威力だった。


それでも、マヤは、自分が始めたことを続けた。


もしかしてマヤは、この戦いに負けるのだろうか?果たしてマヤは、イプシロンの力の


前に屈し、この戦いで死ぬのだろうか?


****


(人間?人間は、存在するようになった日から開発してきた武器がなければ・・・必然


的に弱体化してしまう! !核、原爆・・・軽火器、重火器・・・。)


今や、武器を着用することすらできる・・・。


人間の身体にはない、そのあらゆる能力は・・・人間に自信を与えた・・・。そして武


器がなければ、人間は絶対的に弱い生き物だ!


そして、弱者は?弱者は、その中で強者を服従させるための力を得ようとしているよう


なものだ・・・。


強者は、いつの時代も、闇の中で成長し、様々な方法で世界を支配してきた・・・。


無期懲役・・・拷問・・・処刑・・・支配・・・搾取・・・


これが強者に対する世界の反応だ・・・。彼らがどれほど邪悪であろうと、彼らの影響


力がどうであろうと、彼らは最終的には制御されることになる・・・。


殺人と復讐という深い欲望・・・常に一定の征服欲のために、世代から世代へ継承され


る・・・。強者が経験する世界の反応は屈辱的であるにも関わらず、強者が強くあり続け


る理由となっている。その名前が何であれ・・・。マフィア・・・人殺し・・・泥


25 棒・・・「ハシャシン」・・・。強者は皆、この世界に対して同じ考えを持ってい


た・・・。


彼らが待ち望んでいた奇跡が起こるまで・・・長い間拒絶されてきた、殺人者と犯罪者


たちが待ち望んでいた奇跡・・・


その奇跡は、完全な大陸の形をとって現れた・・・。


世界は、それにミステリアスランドという名を与えた・・・その出現の原因は、全く不


明であった・・・。


そして、科学者や研究者たちは、突然現れた原因を追求し・・・それを新たな研究材料


とした・・・。


しかし、彼らがどれほど探求しても、また、どこからともなく突然現れたこの不思議な


ものを発見しようと躍起になっても・・・


彼らの思うとおりになることは全くなかった・・・。ミステリアスランドは世界の力を


拒み続ける・・・。


運命が、その新たな方向を定めたのか?


今度こそ世界は邪魔者を裏切ることにしたのか?


・・・


・・・


ミステリアスランドが出現してから、様々な不思議なことが起こり始めた・・・。


それにより、犯罪者を際立たせ、世界から軽蔑されていた犯罪者らに、強大な力を与え


た・・・。その力は、犯罪者たちの体から流れ出る蒸気の形をとった・・・代々強い殺意


を受け継いできた犯罪者たちの体から・・・。。


身体を圧倒的に強化する蒸気・・・超高速・・・あるいは高い肉体剛性・・・。


確かに、殺人集団や一族のメンバーではなくても、その恩恵を受けている者が多いのは


事実だ・・・。エリート軍人や、国際的な権威のある特殊部隊のように・・・。まあ、こ


のエネルギーを自由に使うためには、犯罪者の血をひいている必要がある、というわけで


はないのだが・・・。


26 殺人の意図をもって、殺人を行おうとするだけで、エネルギーを自由に操ることができ


るのである・・・。


しかし、強力な殺戮遺伝子を受け継いだ者の方が有利だった・・・。


今までずっと世界から軽蔑されてきた者たち・・・。


これは、レイムと呼ばれる奇妙なエネルギーが現れた世界の話である・・・。レイムは、


殺し屋と一般人を区別する・・・。


「あ、あぶないっ!」マヤは、おかしな口調で叫んだ・・・。


イプシロンの銃弾がマヤをかすめる・・・。マヤはバランスを取り直して、あちこちに


ジャンプし、致命的な一撃を避けた・・・。


「これがネイトコーなのか?動きから見ると・・・痩せていて軽いからこそ、レイムの


ショットを避けることができるんだろう!だが、ついさっきは、レイムで彼女に手傷を負


わせることができた!・・・そうだ、それが、あの子が最初はレイムのスピードに適応で


きなかった証拠だ!ふん!・・・動きが速いから弾を避けるって言ったっけ?ふざける


な・・・この子は、俺の銃の距離と弾の速度を予測して・・・完璧なタイミングで弾を避


けてる・・・。たった三発の銃弾で適応することができたのか?俺の銃の構造じゃなく、


俺の射撃のタイミングが悪かったのか?(微笑みながら)格闘技が得意な女は珍しいな。」


マヤは、しばらくの間、おかしな顔でイプシロンを見ていた・・・。マヤは、向かって


くる銃声に集中していた・・・。そしてバカにした口調で言った。


「ハァッ?どういうこと?全然あたしを殺せそうもないわね」


イプシロンは、少女が自分を挑発しようとしているのだと理解した・・・。だからこう


言い返した。


「そうか?もうすぐ殺せそうだけどな」


そして、イプシロンは心の中で言葉を続けた。


「せいぜい四分だな」


イプシロンを数秒見つめた後、マヤは、イプシロンが繰り返し抜け道を作ろうとしてい


27 ることに気付いた・・・。それにより、マヤは、イプシロンが本気であることを理解し


た・・・。それに、イプシロンの、いかにも興奮した様子の嬉しそうな笑顔にも気づい


た。・・・まるで、戦いの最中にこのような楽しみを見つけられるとは、とでも言うかの


ように・・・。


その様子は、マヤにとってかなり不快だった・・・。いや、マヤは、今見ているものす


べて・・・今起きていることの背後にある何かに対して・・・心の中で憤りを感じてい


た・・・。


それは何なのか?


「ふざけんな!どういうつもり?」


我々は知らない・・・。おそらく誰もが、本当の戦闘員しか知り得ない何か!


しかし、そうとは言え・・・マヤは、敵にそのような顔を見せたくなかった。そして、


短時間で自分の本質を取り戻した・・・彼女にはそれなりの勇気があったかのよう


に・・・。


しかし、マヤの顔にずっと浮かんでいた笑顔は、簡単には取り戻せなかった・・・。だ


から、マヤは、無理矢理笑顔をつくり、自分を追い込んで、言った。


「組織によくしつけられてるようね!あんたを組織の犬って呼んだけど、間違ってなか


ったわけだ」


「フン・・・組織の犬になるのは問題ない・・・今はもっと任務をこなすだけだけ


だ・・・。犯罪者ハンターって名の過激派を、組織が皆殺しにするまではな」


*バーン*


「な、何っ?」


・・・


突然・・・


その場はひどく静かになった・・・。


怒気をこめた・・・


険しい表情をして・・・


なんとか自分を抑え込んで、マヤが言った・・・


28 「もう一回言ってみな!もう一回言ったら、今度は本当に殺してやるから」


イプシロンは、一瞬マヤを見つめた・・・一瞬唖然として目を見開いた・・・そして、


目を下に向けて、マヤが一瞬前に彼につけた顔の傷を見つめた・・・。


そう、さっきの銃声はマヤの銃声だったのだ!


「過激派って言った?犯罪者ハンターが過激派なら、組織は何なのよ?私は・・・私は、


大陸に平和をもたらすために、犯罪者ハンター団に入ったのよ・・・私達の思い出と夢が


詰まったこの大陸に・・・。たとえ、組織と犯罪者ハンターが平和に共存する姿を見るこ


とになってもね!だから、そのためにはこの戦いに勝って、この夢を叶えるためにがんば


り続けなきゃいけないのよ!」


「おい!あの子、何言って・・・?」イプシロンが言った。


イプシロンはマヤの言葉に違和感を覚えた!こんなことを聞いたのは初めてだったのだ。


いや、実は二度目だった!


マヤの言葉を聞いて、イプシロンは、初めてはっきりと思い出した・・・その記憶は、


突然彼の言葉を中断させた・・・。その記憶は、イプシロンの心の中を走馬灯のように通


過した・・・鋭い印象を残し、彼の心の中に再び冷たい記憶を呼び起こして・・・


イプシロンは、ドーノの店の近くで起きたことを思い出した・・・


犯罪者ハンターの訓練生の言葉を思い出していた・・・


あの時に抱いた不安すら思い出していた・・・


突如として彼を捕らえたあの感情・・・


自分でもよくわからなかったその感情・・・


思い出した途端、イプシロンは急に我に返り、そんな心配は無用であると、思い込もう


とした・・・。


「そうか?分かった・・・。俺もさ。それなら本気になるよ」


たった一秒で!


29 「レイム・スプリット!ランダム!」


再びレイムを爆発させたイプシロン・・・それは生命力に満ちた恐るべきエネルギ


ー・・・持ち主の執念を感じさせる・・・イプシロンがマヤに銃を向けた瞬間・・・・!


*カチッ・・・カチッ*


イプシロンは引き金を二回連続で引いたが・・・弾丸は発射されなかった・・・イプシ


ロンはすぐに、残りの弾薬を隠している右ポケットを見た・・・。


そして瞬時に、銃をリロードする時間がないことを理解した・・・。ネイトコーは、今


にも俺を撃つだろう・・・。


何も考えずに・・・短剣を抜いて、非人間的な速さでマヤに向かって走りだした・・・。


これは間違いなくレイムの特徴の一つだ・・・。


マヤは何度も銃を撃ったが、無意味に終わった。イプシロンは簡単に全ての銃撃を避け


た・・・。


「は、速い・・・・・・!何か・・・」


その言葉を終える前に・・・マヤは、左足の近くに木の棒を見つけた・・・。それは壊


れた家具の一部に過ぎなかったが・・・。


そして、劇的な動きで、マヤはそれを左足で持ち上げた・・・かろうじて、マヤはイプ


シロンの攻撃を止めた・・・。


「お、重い」


このすべてが、たった二分の間に起こった!


二人は再び長い戦いを始めたが、マヤは木の棒をプロのように使った・・・まるで侍が


刀を使うかのように・・・。そのため、イプシロンの短剣には大きな圧力がかかってい


た・・・。


30 これは彼にとってかなり不利だった・・・。


その時、イプシロンはコントロールを失い、短剣が飛んでいってしまっ


た!!!!!!!!


そして、同時に、かつ最後の瞬間に、二人はお互いの間に大きな空間を空けて銃を掴み、


一発だけ銃弾を装填してお互いに向けた・・・。一瞬にして二人は同時に撃ち合った。


*バーンッ




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「ミステリアスランド」をお楽しみください。もし、もっと早く更新してほしい、次の章を読みたいと思ったら、前の章について正直なレビューを投稿してください。もし、言葉の間違いや不自然な文章に気づいたら、コメント欄に書いて修正をご提案いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

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