第二部:特別任務
「ミステリアスランド」をお楽しみください。もし、もっと早く更新してほしい、次の章を読みたいと思ったら、前の章について正直なレビューを投稿してください。もし、言葉の間違いや不自然な文章に気づいたら、コメント欄に書いて修正をご提案いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
====================================================================================
デッドリー・キャラクター、イプシロンはミステリアスランドの立ち入り禁止区域にあ
る隠れ家、地下司令部に辿り着いた。
犯罪者ハンター団のメンバーに尾行されている可能性を考え、場所を確認した後、左右
に曲がった。
完全に気配を消して建物に入ると・・・イプシロンは、司令部入口のメインホールど真
ん中に立つ人物に遭遇した。
イプシロンは、憤慨の表情を浮かべた・・・まるでその人物の顔を見たくないとでも言
うかのように。
・・・
その表情には・・・
悪意が滲み出ており・・・
目を細め・・・
人相学で言う「悪魔の顔」だ。
そして、その人物とは・・・デッドリー・キャラクター・スクワッドの筆頭カウンセラ
ーだった・・・またの名を、デッドリー・キャラクター、ベータ・・・。
カウンセラーは、30代前半の男だ・・・。
傲慢な男で、自分は大陸の一般市民よりも価値があると思っている。そのため、庶民を
極端に嫌うのだ。その傲慢さは、男が貴族の出自であるということに原因があった。
そして男の汚い手口といったら・・・大陸の人々に多大な災難が降りかかったのは想像
に難くない。
デッドリー・キャラクター、ベータは、デッドリー・キャラクター・スクワッドの隊長
とされている・・・。さらに、デッドリー・キャラクター・スクワッドに関する報告書を
書く責任者でもある・・・。さらには、反乱や異常行動があった場合には、そのメンバー
を追跡する役割も担っている。
カウンセラーの目の前を通り過ぎるとき、イプシロンは、ベータが女の写真を入れた奇
妙なネックレスを身に着けているのに気づいた。そのネックレスは、イプシロンの好奇心
を刺激した・・・。イプシロンは女の顔に見覚えはなかった。しかし、好奇心が沸いたの
だから、以前どこかでその女を見たはずだ・・・イプシロンは心の中でつぶやいた。
「ん?ネックレス?見たことはないはずだが、なんか見覚えがある気が?」
だが、イプシロンはあまり気にしなかった・・・。なぜなら、イプシロンは男のすべて
を嫌っていたからだ・・・。
9
・・・!
「おや、誰かと思えば・・・デッドリー・キャラクター、イプシロン・・・最強ギャン
グや国際機関からも恐れられているエージェント・・・。ふむ、直近では犯罪者ハンター
団の訓練生を殺す任務に就いていたな・・・。だが、残念ながら、任務を完了することが
できなかった・・・。だから僕が君に代わって任務遂行してあげたよ・・・。(うっとり
しながら)ああ、あの血溜まりといったら・・・・・・」イプシロンが自分の存在を完全
に無視していることに気付いたベータは、そう言った・・・。
その言葉は、イプシロンに男の話を中断させるのに十分なものだった・・・急に立ち止
まった直後・・・
軽蔑した口調・・・
冷たい目で・・・
イプシロンが言い放った。
「貴様が弱虫で臆病者だってのは組織もよく分かっているようだな、だから他のエージ
ェントじゃなく貴様が選ばれたんだ・・・貴様は小さな子供を殺すことぐらいしかできな
いからな。」
・・・
・・・?
何だって!?
ベータが最も嫌う人物からのあからさまな侮辱!!
ベータは、デッドリー・キャラクター・スクワッドの隊長のようなものだが、イプシロ
ンにはそう簡単にはケンカを売ることはできない。二人の立場の差は歴然だからだ!
だが、なぜ?
ベータはリーダー的存在なのに、なぜ組織内でのイプシロンエージェントの地位がベー
タよりも上なのだ?
単純明快だ!特別な組織の中では、物事はそうはいかないのだ!!最も優秀なエージェ
ントの地位が、より高いのは当然のことだ。
そして、イプシロンはもちろん、普通のエージェントではない・・・。
ベータの顔に明らかな憤りが現れ・・・今にも爆発しそうなほど顔が紅潮し、怒りの口調
で叫んだ。
「き、貴様!!!よ、よくもそんな!」
イプシロンはカウンセラーを睨みつけ、深い殺意の火花を散らした・・・。
その場を離れる前に、イプシロンは、怒りをはらんだ口調で吐き捨てた。
10 「組織と犯罪者ハンターの茶番劇が終わったら・・・まず最初に、俺がお前の汚い血を
流してやる!」
ベータは一瞬その場で凍りついた・・・明らかにベータは怯えており、為す術がなかっ
た。感じることすらも。心が一瞬空白になったかのように指を動かすことができな
い・・・。唯一できたことは、心の底からキャラクター、イプシロンを罵ることだっ
た・・・。
「許せない!こんなこと・・・許せない!!いつか必ず貴様の存在を終わらせてや
る・・・。貴様か俺か!どちらかが死なねばならないぞ・・・イプシロン!」
イプシロンは受任登録のために指令室に向かい、任務の内容と目的地が書かれた封筒を
受け取った・・・。
受け取った後、開封して中身を確認した。
ネイトコーを殺せ。サウスホテル、エリアA1、メインストリート、部屋番号4




