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The mysterious land  作者: マッドフォックス
Chapter 5 : The killers mission
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第一部物語の始まり

「ミステリアスランド」をお楽しみください。もし、もっと早く更新してほしい、次の章を読みたいと思ったら、前の章について正直なレビューを投稿してください。もし、言葉の間違いや不自然な文章に気づいたら、コメント欄に書いて修正をご提案いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。




===================================================================================




大西洋の何もないところからあの大陸が突然現れたのは、ずっと昔のことだった。その


出現といったら、奇妙で、本当におかしかった。科学者、というより地質学者たちは、そ


の大陸がどこから来たのか躍起になって調査した。


だが・・・


ことごとく失敗した!


何の証拠も得られずに・・・


人は順応する生き物だ。その言葉どおり、皆、どこからともなく現れた大陸にすぐに慣


れてしまった。そう、共和国の大統領たちは、望めばいつでもこの不思議な大陸に移住で


きるようにしたのだ。白人共和国は常に世界を支配してきた。そのため、この時も新しい


世界組織を作り、それをI.S.O.M.L.(ミステリアスランド国際特別組織)と名


付けた。


そして、例のごとく組織設立の理由は・・・


そこにいる人々の福祉!


大陸市民を完全に支配するために、組織は間接的かつ悪質な方法を使っている。大陸市


民はこのことをよく分かっているが、誰も為す術をもたない。大陸の人々が搾取されてい


ることは周知の事実だが、ほとんどの大陸市民が第三世界の国や社会経済的地位の低い国


から来ているため、簡単に搾取されてしまっているのだ。そのため組織は、誘拐や非人道


的な実験といった大陸市民への犯罪行為を、難なく続けることができている。


これが2117年(架空)の人類の世界、いや、いまだ運命が定まっていない新世界で


ある。


2117年2月15日


辺りが暗闇に包まれると、ミステリアスランド東部エリアB3の市場では、用事を済ませ


た人々が、それぞれの家に帰っていった。その中に、灰色がかった黒髪に暗い碧色の目を


した、十八歳くらいの青年が静かな足取りで歩いていた。顔の特徴からして、いかにも興


味深い人物だ。そして、その冷たい表情から、同年代の若者とは違う雰囲気が見てとれた。


3 突然、青年は桟橋の反対側を見つめながら、速度を落としてゆっくりと歩き始めた。そし


て一点を見つめたまま、完全に歩みを止めた。現代刀工の店、正確にはドーノの店脇に人


が集まっていた・・・。


「さて、メインニュースです。・・・特殊組織が犯罪者ハンター部隊の訓練生約二十七


名を殺害しました・・・さらに、C1市の近郊で十歳の少年の遺体が見るも無残な状態で


発見されました・・・暗殺者はレイムと呼ばれる殺害技術を使ったもようです・・・。つ


まり、犯人は「デッドリー・キャラクター・スクワッド」のメンバーである可能性が高い


と思われます。」


どうやらあの組織がまた市民に絡んできたようだ・・・。


「うわっ!こりゃひでぇ!」


「どうなってんだ?」


「犯罪者め!バレないと思いやがって・・・お前らの秘密なんかお見通しなんだぞ!臆


病者め。」


ドーノの店の近くでニュースを聞いていた住民は、恐怖の声を上げた・・・。


「組織のボスのコメントによると、『組織が築いた平和と安全の道に反対する者は皆殺


しだ。訓練生が勤務時間外の組織のメンバーを殺したため、組織はすべきことをしただけ


だ。』・・・。」


ニュースを聞いていた一人が怒りのあまり声を荒げた。


「畜生!偽善者め!安全と平和を口実に、腐敗したシステムに異を唱える者を皆殺しに


しやがって。組織のメンバーを見かけたら、絶対に容赦しないぞ!」


その姿と粗末な武器からして、この青年は組織に反対する犯罪者ハンター部隊の新米訓


練生のようだ。


その青年の言葉を聞いて、ドーノは強烈な不満を感じた。そして怒りを込めて言った。


「おいおい、人前で乱暴な言葉遣いはよせよ。組織に徴収される店の税金だけでもうう


んざりなんだ。何よりこれだ!服装からすると、あんた、ただの犯罪者ハンター訓練生だ


ろ?そんなヤツがデッドリー・キャラクター・スクワッドにどう立ち向かうってんだ。自


分の名前を出すのすら怖いんだろ?それにあんた、レイムの殺害技術すら習得してねぇだ


ろ。」


4


訓練生は無意味に答えた。


「そんな技術、今関係ないだろ?そんなのプロのマフィアや殺し屋だけが使える技じゃ


ないか・・・。僕を死人扱いして、そんな呪われた謎のエネルギーを解放しろってのか?


僕なりの方法で彼らを止めてみせるさ。僕は・・・僕は誓う・・・。ヤツらが大陸の人々


にしたこと、そしてヤツらがしようとしていることへの復讐をしてみせてやる。」


灰色がかった黒髪の主はただ目の前の出来事を見ていた。沈黙したまま、彼は怒りのあ


まり拳を握りしめていた・・・。そして、ひっそりとその場を離れ、帰路についた・・・。


「さあ、みんな!家に帰ってくれ。市場はもう閉店だぜ!」ドーノはそう言って、店の


近くに集まっている群衆を解散させた・・・。


****


三十分もの長い散歩を終えて・・・黒髪の主は自宅に戻ってきた。心の中に虚しさを感


じながら暗い部屋に直行した彼は、何かを気にかけているようだった・・・。そう、その


表情からも明らかだ。彼はベッドの上に横たわり、腕を目に当てて・・・周りのことを気


にもせず、まるで子供のようにすぐに深い眠りに落ちた・・・。


一時間も経った頃・・・


突然携帯電話が鳴り、彼は慌てて目を覚ました。


プルルル・・・プルルル


「ん?」


発信者を確認すると、青年は眠そうな表情を浮かべながらゆっくりと携帯電話を手に取


った・・・。発信番号は、ラテン文字を伴う奇妙な番号で、もちろん論理的な数字でもな


かった(77GGA5)。少し奇妙だ・・・。しかし、青年の反応からすると、よく知っ


ている発信者のようだ・・・。だから彼は静かなトーンで電話に答えた。


「パスワードは?」


「茶色のキツネは怠け者のイヌの上に素早く飛び乗る。」相手が答えた・・・。


5 言葉のトーンは穏やかで丁寧なものの、誰でもわかるほど、欺瞞的であった・・・。黒


髪の青年が答えた。


「何の用だよ、シファー!」


「君にはこれより正式な任務に就いてもらう。司令部に来て、受任登録をしてくれたま


え。」


「どんな任務だ?」


「獲物を捕まえてくれ。ここ数ヶ月間、依頼が多すぎるのは、ボスも謝っておられ


る・・・。君が命を危険にさらして多くの任務を遂行してきたことは確かだ・・・。だが、


君はいとも簡単に任務を達成してきた。しかし、今回の任務は少し難しい・・・。我々が


最も望むのは素早く殲滅することだ。記録的な速さで任務を遂行できるエージェントと言


えば、君しかいない・・・。ああ!オミクロンは連れて行かなくて結構。彼女は既に任務


に就いているからね・・・どうかね?デッドリー・キャラクター、イプシロン君!」


青年は電話を切り、おどけたしゃべり方をしてみせた。


「はぁ~!ひどすぎるぜ。香港での任務から帰ってきてまだ何日も経ってないっての。」


そしてため息をついて、落ち着いた口調で続けた。


「最近、任務が多ぎるよ。寝る時間すらないじゃないか。」


・・・


・・・


・・・


!!!?


待って!二人の会話の裏には、どうもおかしな点がある。話の最後に、電話の相手が何


か怪しいことを言っていたような気が?デッドリー・キャラクターと言ったか?イプシロ


ン、デッドリー・キャラクター?市民を恐怖で震い上がらせている、あのイプシロン?だ


としたら、灰色がかった黒髪の主は特殊組織の部隊に所属しているということか?


6


コジャ・・・これがこの物語の主人公の名前であることは間違いない・・・


しかし!


この人物の正体は?


組織との関係は?


果たして思った通りの人物なのか?


・・・


・・・


・・・!!


そうだ、これこそ口に出すのも恐ろしい真実なのだ!


この人物は、ミステリアスランドの一般市民ではない。この人物は、間違いなく組織の


一員である。それだけではない・・・彼は間違いなく特殊組織の最強部隊に所属してい





魔人間を集めたその部隊とは・・・


デッドリー・キャラクター・スクワッド!


大陸のどの勢力も止められない不動の部隊・・・不幸にもその組織はミステリアスラン


ドの市民を支配する全権を与えられている・・・


組織の侵攻を受け、ミステリアスランド市民に危害を加えようとする者に対抗するため


に市民が設立した犯罪者ハンター団でさえも、この悪魔人間たちの強さに比べれば無価値


である。


コジャはベッドから立ち上がると・・・すぐにクローゼットに行き、スタイリッシュで


7


エレガントな暗殺者風の衣装を纏った。プロの殺し屋の衣装?そして、別の大きなクロー


ゼットを開けた。二つ目のクローゼットには、種々の重火器や軽火器・・・最新式の武器


が溢れていたが、他のどれでもなく、ムーンソウルという名の銃を手に取った。


決して温まることのない、速く強力な銃!!これと同じ物は世界にあと一台しかないと


言われている!


そして、彼はもう一つ重要な武器を手にとった!ただの短剣だが、どんな任務にもこれ


を背負って出かけるのだ。彼はこれをドラゴンネックと呼んでいる。


敵の弾を撃退し、時には攻撃にも使う!刃を空中でスライドさせることで、弱くとも軽


快な動きができる。このような不思議な仕組みを持っているため、ムーンソウルに次ぐ重


要な武器なのだ。


コジャは身支度を整えると、ネクタイを直し、黒のバイクに跨がって司令部に向かった

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