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ゴドリックの護りたい存在(モノ) 5

「今セットしている職業以外はどんな感じなんだ?」


「細工師がLv.75、彫刻家がLv.70、家具職人がLv.72、農家がLv.80、料理人がLv.68、鍛冶師がLv.61といった所だ」


俺の問いに対してゴドリックはそう答えた。


どれも何気に高レベルだが、気になる事が一つ。


「見事に生産職ばかりだな。ゴドリックは戦闘職に就いたことはないのか?」


「うむ。手前は物造りの方が好きな故に生産職以外に就いたことは無い」


豚鬼種(オーク)としては物凄く珍しいんじゃないかい!?」


「そうだな。手前の集落では職人も戦う方が好き故に戦闘職の方がレベルの高い者ばかりであった。事実、戦闘職に就いたことが無いのは手前以外にはいなかったな」


その辺りは何かオークのイメージにピッタリな感じがする。


まあ、ゴドリックは色々と特殊なんだろう。


「よくそれでやっていけたね」


「うむ。手前は変異種故に基礎ステータスだけは高かったからな。それに生産職……特に肉体労働系は職業補正が高いので問題にはならなかったのだ」


「「あー……」」


理由を聞いて納得である。


あのHPとDFEなら攻撃喰らいながらでも大概の相手はぶん殴れるし、ATKも高いからな。


しかも、ゴドリックは耐久力を上げられる特殊能力を有しているみたいだから尚更か。


騎士達を相手にしていた時もそんな戦い方だった。


豚鬼種(オーク)ST(スタミナ)も自然回復力も高いから多少の怪我なら問題にならない種族だし、変異種となれば尚更だろうしね」


「うむ。集落の者達には勿体無いとは言われたが、それでも手前は集落の中では上から数えた方が早い程度には強かったので強く文句を言われた事も無い。豚鬼種(オーク)は基本的に単純で実力主義故にな。それに手前は元より豚鬼種(オーク)としては変わり者として皆から知られていた。その程度は今更だったというのもある」


「あ、やっぱオークとしては変わり者だったのか」


「うむ。それに関しては手前自身が一番良く自覚している」


「まあ、それはさて置いてだ。戦闘職の適性を見せて貰えるか?それ次第で方向性を決め易くなる」


「分かった」



選択可能職業

戦闘系  適性

弓士   E

槍士   C

斧士   B

槌士   B

剣士   C

戦士   A

騎士   A

拳士   A

兵士   B

斥候   D

狩人   C

隠密   D

神官   S

魔術士  A

付与術士 A



ゴドリックの戦闘職のみの適性はこんな感じであった。


「これまた予想外な感じになってるな」


「うん。一般的に豚鬼種は魔術系の適性が低い筈なんだけど……ゴドリック君の場合はむしろ、魔術系の戦闘職の方が適性髙めだね!」


流石ゴドリック、ここまで来るとそんな部分まで変わり者だったのかと感心してしまう。


でも、基礎ステータスのINTが低かったから魔術攻撃職には向かないだろうな。


となると魔術系戦闘職を選ぶなら、そこがあまり関わらない『神官』か『付与術士』の2択になるな。


「ゴドリックのスタイルを考えると高耐久型の方が良いよな?」


「そうだね。ゴドリック君の体格とステータスだとメイン職は受けるスタイルの『騎士』が一番向いてるかな」


「それなら俺も教え易いしな」


一度俺も通っている道だからな。


戦技の効果も実演込みで説明できるしな。


「あと安定感を増すためにサブ職には『神官』を据えればいいんじゃないかな。自前で回復出来れば、多少HPとDFEが下がっても全体的な耐久力は増す筈だよ」


俺の場合、『自動修復』があるから必要無かった選択肢だ。


「決まりだな。ゴドリック、メイン職を『騎士』、サブ職を『神官』にしてくれ」


「了解した」


俺達の決定にゴドリックは特に思うところは無かったみたいで、素直に職業を変更した。


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