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教えてティアリエ先生 2

「ねぇねぇ、シュラ君。君のステータスはどうだった?」


「む、見えないのか?」


「そりゃ、ステータスは基本的に他人には見えないよ。高レベルの鑑定スキル持ちとかなら別だけど」


俺はこの世界についてまだ何も分かっていない。


先程のステータスが高いのか低いのかさえ見当がつかないのだ。


「そういうものなのか」


「そういうものなんだよ。まあ、自分が見せても良いと思った相手になら『ステータス閲覧の共有化』が出来るんだけどね」


「それはどうやれば良い?」


「私に対して『ステータスの閲覧を許可する』って念じれば大丈夫だよ」


「了解した」


言われた通りに俺はティアリエを見ながら『ステータスの閲覧を許可する』と念じると……


「うん、バッチリと私の目にも君のステータスが表示されたよ!うーん、大した物だよ!レベル1とは到底思えないような値だよ!」


「そうなのか?」


「種族によって平均は変わってくるけど一般的な『普人族』ならレベル1のステータスの平均値はHPが150前後、MPが20前後、その他のステータスは10~20って所だからね」


となると、低めに見える器用(DEX)と敏捷(AGI)でも5~10倍ぐらいになるのか。


そう考えると確かに凄いな。


「でもまあ、値が高いとは言っても『レベル1のステータスとしては』って但し書きが付くけどね!ちなみに私のステータスはこんな感じだよ!」



NAME:ティアリエ・テークシス

TYPE:翼人(翠翼種)

JOB:錬金術師Lv.125

SJOB:忍者Lv.85

AGE:29

SEX:女

ELEM:風、光

Lv.250

HP:8500(+850)   9350/9350

MP:4500(+1350)   5850/5850

ST:2500(+500)   3000/3000

STR:2100(+900)  ATK:4000

VIT:1000(+250)  DFE:2250

DEX:3250(+1750)  HIT:6500

AGI:5600(+1400)  SPD:8500

INT:4200(+1800)  MAT:8000

MND:3600(+900)  RES:5500

LUK:80

NEXT EXP::1780620

SP:12

                   (1/5)



「レベル高ッ!」


ステータスも軒並み俺より断然高い。


まあ、これだけレベル差があれば当然ではあるが、数値として見ると凄いな。


「いやー、ある程度強くないと生き残れなかったからね!」


俺がそのレベルを見て驚いていると、彼女は誇らしげに明るく笑う。


彼女は笑っているが軒並みならない苦労をしていたのだろうと窺える。


「てか、お前29歳だったのな。その半分くらいかと思ってたわ」


どこからどう見ても三十路間近には見えない。


「誰が合法ロリか!というか、女相手に歳の事は言わない!デリカシーに欠けるよ!」


「それは悪かった」


確かに女性に対して年の事を言うのは不躾だったなので素直に謝る。


「分かれば宜しい」


「ところで、『STR』とかの数値は肉体の持つ基礎ステータスと思って良いのか?」


「そうだね!ちなみに基礎ステータスの右の()(カッコ)内の数値は職業補正で、『ATK』とかは装備込みの総合値だよ!戦闘中は技や術の効果で職業補正の横に上昇分の数値が追加されて総合値が変動する事もあるね!」


この辺りはゲームをしていれば馴染みのある話だったのですんなりと理解できる話である。


「にしても、本気で防御力低いのな」


VITとDFEの値だけが俺より低い。


「言ったじゃないか、『体が脆い』って。ぶっちゃけLv.100の普人族どころか、森人種(エルフ)より普通に低いからね」


要するに紙防御って事だな。


「あと、一番下の『(1/5)』ってこれは何なんだ?」


「ああ、表示画面だね。今映ってるのは『ステータス』表示で見えているステータス表示を指で横に滑らせるように触る動作をすると『称号、スキル』、『習得魔術、習得戦技』、『装備、耐性』、『選択可能職業、習得可能スキル』と表示が切り替わるよ」


あ、スマホの操作みたいな感じなのね。


試しに画面に触れる感じで指を滑らせると、確かに表示が切り替わった。


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