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初めての勝利とレベルアップ 13

廃材置き場に行く間に昨日確認したスキルの内容を離すと……


「シュラ君……羨まし過ぎる!特に『組成操作』は生産に関わる者にとっては、奪えるなら殺してでも奪いたくなるような能力だよ!?」


「まあ、だろうな」


素材さえ揃ってれば過程を飛ばして求める物質を造り出せるんだからな。


『形状操作』と組み合わせたら生産方面で色々と楽が出来るのは間違いないだろう。


「私としてはそのスキルで私の生産活動を手伝ってくれたら嬉しいかな?」


「悪用しようとしない限りは元よりそのつもりだから安心して良いぞ」


ティアリエには色々と世話になっているからな。


俺に出来る事で恩は返すつもりだ。


「ありがとうシュラ君!愛してる!」


何か感激した様子のティアリエに抱き着かれるが、ドキドキ感とかは一切無い。


見た目が中学生ぐらいの子供にしか見えないし、本人の性格も子供っぽいところがあるから只々ひたすらに微笑ましいだけだ。


「よーし、シュラ君が居てくれれば色々と捗るぞ!今から楽しみだよ!」


そう言って目を輝かせているティアリエの姿は本人には申し訳ないが、とてもじゃないが大人には見えない。


信じられるか、こいつコレでアラサーなんだぜ?


「それはそれとして、私としては君の『形状操作』も大いに気になるんだよね。今の君のその姿とても興味深い造形なんだけど……君の世界ではそういうのが一般的なのかい?」


「一般的ではないな。俺達の世界の物語の中の人型機構の姿だな。実現には至っていない夢想の姿の縮小版とでも言ったところか」


巨大ロボは男のロマンなのです。


「そうなんだ。じゃあ、そういった人型機構が登場する物語が多かったりするのかい?」


「ああ。それに関しては間違いなくそうだと言えるわ」


ガ○ダムだけでも相当な数になるし、それ以外にもホント色々あるからな。


ギャグ系からシリアス系、ファンタジー要素を含むものまでホント色々とネタに困らない題材である。


ロボットものに限らず特撮ヒーローとか含めたら冗談抜きで膨大な数になる。


オタク大国日本の異名は伊達では無い。


「あと、『形状操作』で変形するときはどんな感じなんだい?」


「感覚的には全身が一瞬熱くなったと思ったら想像した姿に変わってる感じだな。少し待ってくれ、今、MPを回復して実際にやって見せるから」


「うん!私としてもシュラ君がどういう風にどんな姿になるか楽しみだからね!幾らでも待つよ!」


(ティアリエにどの姿を見せようか?)


目の前の廃材を内部保存しつつ並行して『自動修復』を手動(マニュアル)で発動。


MPを回復しながら少し考える。


変形するタイプで好きなのはイ○ジスガン○ムとかあるんだが、アレは空中仕様だから浮けない状態だと残念感が漂うよな。


床に転がる、巡航形態と強襲形態はさぞかし滑稽だろう。


あとカラーリング的に合う合わないの問題もあるよな。


まあ、黒に近い濃紺色だから途轍もなく合わないといったものは意外と少ないんだが、イメージ的に黒系のが良いよな。


そこで俺が選択したのは、ガ○アガ○ダム。


四足獣形態とMS形態になれるのが特徴的な陸戦特化型。


メインのカラーリングも黒だから違和感も少ない。


「お、おおーッ!!」


俺がガンタ○クから姿を変えると、ティアリエが興奮気味に声を上げる。


最初はMS形態を見せて、四足獣形態へ移行すると……


「さっきもそうだったけど、今のは『形状操作』を使ってない変形だね!こういう形の機構ってのもアリなんだね!はぁー……勉強になるよ」


彼女は感心した様子で変形ギミックをまじまじと見ていた。


「シュラ君、シュラ君!もっと色々見せて欲しいな!」


そして、大変楽しげな様子のティアリエに乞われて再度調子に乗った俺はまたMPを使い切るまで様々な姿を見せたという。


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