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初めての勝利とレベルアップ 12

朝になって、調子に乗って自身の躰の『形状操作』をしまくった結果、MPが底ついた俺は廃材置き場へと向かっていた。


無論、『自動修復』でMPを回復する為である。


ティアリエからは『廃材置き場』などとは言われていなかったが、『ここの物は自由に持って行って良い』と以前言われているので多分そういう事だろう。


実験の結果としては良好だったと言えよう。


先ず判明したのは『形状操作』は変形させる量に応じてMPを消費する。


腕や体の一部なら少なく、全身を変形させたりすると多くMPを使う。


そんな感じだ。


『形状操作』の実験結果だが、○ドのアームブレードとか、ウ○ヴァリンの爪とか、パイルバンカーは出来た。


内部保存している物質さえ足りていれば、グ○ンラガンのギ○ドリルブレイクも可能だと思う。


ただ、実写版のトラ○スフォーマーみたいな複雑な変形は無理であった。


それを成す機構のイメージがつかなかったからだ。


どうやら、『形状操作』による変形は機械的な構造体だと内部機構のイメージまでしっかりと出来る物に限られるらしい。


俺の場合は元々が工業系の学校を卒業している身なので、そういった機構には詳しい方だ。


故に内部機構も含めてイメージするのは簡単であった。


試しはしなかったが、銃器の変形も可能だと思う。


職業柄、銃器の分解整備はお手の物だったので、パーツ単位で詳しい機構を鮮明にイメージできるからな。


あと、自身の外見の変形は凄く楽しかった。


外見だけなら中身を詳しくイメージできなくても問題無いようで、自身がイメージできるロボットや全身鎧のようなものであれば全部問題無く行けた。


ガ○ダムを筆頭とするロボットも、パチンコで一躍有名になった深夜特撮の狼をモチーフとする黄金の騎士も、ベ○ダー卿も行けたし、変わり種ではゾ○ドも行けた。


ただ、メッキに使えるような素材が内部保存には無かったのでカラーリングは元のままだったから少し残念感が漂う感じではあった。


それでも楽しくない訳が無い。


子供の頃憧れて、今でも強く印象に残るその姿になれたのだから。


それと車とかバイクといった乗り物系も行けた。


完全ではないにせよトラ○スフォーマーやれたぜ!


ただ、人型じゃない変形は滅茶苦茶MP使うんだけどな!


でも、金○バイクとか、ロマン溢れる乗り物にも姿を変えられて大変満足している。


『形状操作』このスキルはヤバイな。


男のロマンが詰まってると言っても過言では無い。


調子に乗った結果、MPが尽きた俺が廃材置き場に向かっていると、廊下の右側の扉……


寝室から出たティアリエの姿が見えた。


彼女は少し眠たそうな様子で、手で軽く瞼を擦っていた。


「おはよう、ティアリエ」


いつも通り俺がティアリエに挨拶すると、


「ああ、おはよう、シュラ君……って、何だい!?その姿は!?」


ティアリエもいつも通り挨拶を返してきたのだが、俺の姿を見るなり声を驚いて張り上げていた。


ちなみに今の俺の姿は戦車とガ○ダムを足して2で割ったようなもの……


ガ○タンクであった。


ついでに言うと、変形機能のあるR○44だ。


今は戦車形態だったので、MS形態に切り替えて立ち上がる。


俺の変形を目の当たりにして、ティアリエは興味深そうにまじまじと俺を見詰めてくる。


「ああ、新しく取得したスキル『形状操作』を夜通し試してたんだ」


「そうなんだ。それはそれとしてスキルの事とか、色々聞かせて欲しいな!」


と俺に言うティアリエは子供の様に目をキラキラさせていた。


実年齢はともかく、見た目とはマッチしているので微笑ましい気持ちになる。


俺はスキルの内容とか現状を伝えつつ、ティアリエと共に廃材置き場へと足を運ぶのであった。


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