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初めての勝利とレベルアップ 4

「いやー、ゴメンゴメン。こんな説明文の称号は初めて見たものだから可笑しくてね」


一頻り笑った後、目尻に浮かんだ涙を拭いながらティアリエはそう言った。


「だろうな」


「こんな称号があるなんて知らなかったよ。まあ、条件を見たら当然と言えば当然とは思うけどさ!」


「まあ、竜相手に裸単騎で挑むとか正気の沙汰じゃないわな」


俺、人間で言ったら全裸で竜に挑んだのか。


今は魔導機構の躰だから全身鎧にしか見えないが、脳内変換したらヤバい光景だな。


原始人でも槍ぐらいは持ってるだろう。


マントでも付けておくべきだったか?


いや、裸マントだとより高度な変態になるだけだな。


それだったらいっそ全裸な方が清々しいぐらいだ。


「まあ、シュラ君は実際にそれをやっちゃった訳だけどね!」


「仕方ないだろ。俺だってまさか異世界に来て初の戦闘が竜になるとか思ってなかったんだよ」


「それもそうだね!」


「あの時は状況が状況だったから聞きそびれたが、『はぐれ』ってのは何だ?」


「端的に言うと、生息地以外の場所に飛び出した個体の事だね。大抵は縄張り争いに負けて外に出ざるを得なかった個体が多いけど、そうじゃない場合もあるから断定はできないね」


「あの風竜はどっちだと思う?」


「私の見解だと前者かな。風竜としてはレベルが低かったしね」


どうやら、ティアリエも『鑑定』は使えたらしい。


俺に対して使わなかったのは多分マナー違反的な事を気にしたからなのかもしれない。


「あれでレベルが低い方なのか。とんでもないな」


「風竜に限らず属性竜ってのは基本的にS級に分類される魔物だからね!Lv.500を越えてる方が普通なんだよ」


「確かにあの風竜はLv.460だったな」


「まあ、風竜の中では弱いとは言っても、私を含む大抵の存在にとっては十分脅威なんだけどね!」


「腐っても竜だからな」


「最強種族の一つに挙げられるのは伊達じゃないよ」


「だな」


話しも一区切りついたところで確認作業に戻るとしますか。


次は『選択可能職業』で上限レベルになった『騎士』と『隠密』の確認をしておくか。



選択可能職業

戦闘系  適性

弓士   A

槍士   A

剣士   A

戦士   A

双剣士  B

騎士★  S

浪人   A

拳士   A

銃士   EX

砲手   EX

兵士   A

斥候   A

狩人   A

隠密★  A

騎手   B

神官   F

魔術士  C

付与術士 B

潜影騎士 S



『選択可能職業』を見ると、一番下に新しい職業が表れていた。


当然ながら生産職の方には変化が無かった。


あと、レベル上限になった職業の横には『★』が付くのな。


一目で分かるのは良いな。


「『潜影騎士』?何だコレ?」


「『騎士』と『隠密』の複合上位職だよ!騎士系統の職業の中ではDEXとAGIに高い補正が掛かるのが特徴だね!」


「さてはこの組み合わせで発現するの知ってて黙ってたな?」


「うん!お楽しみは取っておこうと思ってたからね!」


「全く、別に俺はネタバレとか気にしないから言ってくれて良かったんだが……」


「その方が面白いだろう?」


「ま、否定はしない」


どうやら、ティアリエはイタズラ好きな側面もあるみたいだ。


『これはしばらく退屈しそうにないな』と何やら予感めいた感想を抱いた。

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