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教えてティアリエ先生 15

「そうだねぇ、思い当たるのは火属性『吸収』は『ヒヒイロカネ』と『不死鳥の冠羽』、石化、即死、呪怨『反射』は『アイギスの盾』辺りかな?」


ひとしきり笑った後、ティアリエはそう答えた。


「マジかよ!?」


『ヒヒイロカネ』に『アイギスの盾』、どっちも神話に出て来るような代物で俺達の世界では実在はしてない。


不死鳥も空想上の存在だ。


そんなものがこの世界には実在してるというのか!


俺達の世界の伝承と一緒なのかどうかは分からないが、それぞれに残る逸話を考えたら分からないでも無い。


アイギスの盾は英語読みでイージスの盾とも呼ばれており、イージス艦の命名の元となったギリシャ神話上の防具だ。


ありとあらゆる邪悪・災厄を払う魔除けの能力を持つとされている。


地味にメドゥーサの首が装着されている方なのか、されてない方なのかが気になるがそれは些細な問題か。


「それ自体が強烈な炎の力を宿す『ヒヒイロカネ』と燃ゆる炎の中で蘇り、強い癒しの力を宿す『不死鳥の冠羽』この2つが上手いこと調和して火属性『吸収』という結果を生み出したんじゃないかなと推察するよ。石化、即死、呪怨『反射』については『アイギスの盾』の効果そのままだね!」


装備は先程確認した時に『無し』と表示されていた。


そこから導き出される結論は……


「盾は俺の中に内蔵されているのか?」


「うん!君の心臓と脳に当たる部分……(コア)を護る防護殻に加工したよ!」


やはり、俺の躰を構成する一部として扱われてるみたいだ。


でなければ、装備『無し』とはならないだろうからな。


「加工して良かったのか?もしかしなくてもかなりの貴重品じゃないのか?」


「まあ、世界に2つと無い代物だろうね!だけど、私の職業は錬金術師と忍者だからね!どれだけ凄くて貴重だろうと使い道が無くて持て余してたから良いのさ!」


大胆というか、豪胆な答えであった。


「他にはどんなヤバイ素材を使ったんだ?」


「魔力に対する全般的な耐性を持つ『オリハルコン』、魔力によって形や大きさを自在に変える『神珍鉄』、圧倒的な硬さが自慢の『アダマント』、『ミスリル』を特殊加工して作られる『イシルディン』、天空の彼方より落ちて闇を内包する『ガルヴォルン』……金属素材だとこの辺りの希少金属は惜しまず投入したね!」


「うわぁ……」


メジャーなのからマイナーなのまで、元の世界では架空の金属を使ってるわ。


物質龍(マテリアルドラゴン)の欠片Lv.1』の称号補正のVIT+1000抜きでもVITが2500もある訳だわと妙に納得。


「君を売りとばせば素材の分だけでも城が余裕で幾つも建つ値段になるだろうね!」


「聞いておいて何だけど、知りたくなかったわ、その事実」


もし誰かに知られたら俺も狙われちゃうじゃないですか、ヤダー。


俺とティアリエって、傍から見たら莫大な金が2つ並んでるのと同義じゃないのか?


うわ、色んな意味で頭痛くなってきたわ。


「どうせ私が狙われているんだし、一緒に行動する以上君が狙われていようといまいとどっちにせよ一緒さ!気にするだけ無駄だと思うよ!」


「まあ、そうなんだけどな」


この件に関しては考えるだけ無駄だな。


聞きたい事も聞けたし次の表示……


『選択可能職業、習得可能スキル』の確認に行くか。



選択可能職業

戦闘系  適性

弓士   A

槍士   A

剣士   A

戦士   A

双剣士  B

騎士   S

浪人   A

拳士   A

銃士   EX

砲手   EX

兵士   A

斥候   A

狩人   A

隠密   A

騎手   B

神官   F

魔術士  C

付与術士 B


生産系  適性

料理人  B

農民   C

漁師   B

猟師   A

鍛冶師  S

技術者  S

薬師   B

彫刻家  C

大工   B

船大工  B

細工師  A

測量士  A

縫製士  B

彫刻家  B

歌手   B

舞踏家  D

医者   A

人形師  A


この下にまだ『習得可能スキル』続いている訳だが、『選択可能職業』がこれまたいっぱいあるな。


大体は俺が持っているスキルに準拠しているのが分かるな。

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