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教えてティアリエ先生 14

「まあ、状態異常の発生確率については自身と相手のLUKも絡むから額面通りとは行かないんだけどね!」


「それはヤバくないか?自慢じゃないが俺のLUKの値は5だぞ?」


どこかの月見たら大猿に変身する戦闘民族のお兄さん居たら『LUK…たったの5か…ゴミめ…』とか言われそうだ。


「うん。控えめに言ってヤバイね。普通は低くても20ぐらいなんだけど、シュラ君みたいに1桁は流石に中々見ないね」


つまり、大抵は俺よりはLUK高いから状態異常に陥り易いって訳ですね?


大体理解しました。


「ステータスの中でもLUKだけは特殊なんだよね。日によって数値が0~100の間で変動するし」


「固定値じゃないのか!」


少し希望が見えて来たぞ!


今日は特別運が悪いだけかもしれない。


「とは言っても、大体中央値の±10ぐらいの範囲でしか変わらないけどね」


「おうふッ……!」


今の値が最低だったと仮定しても最高でも25ぐらいって事かよ!


俺の最高でようやく一般の低いをギリギリ越えたぐらいか……


一瞬だけ見えた希望はホント一瞬でした。


見えたと思ったら即消えたよ!


「LUKは確率が絡む事象に対する倍率補正の数値だからステータス表示には一切書かれてないけど地味に単位が%だったりするんだよね!」


「そうなのか」


だから、数値が0~100と上限と下限が定められている訳なのかと納得。


「だから、計上するときはLUKの数字を100で割る必要があるんだ。さっきの状態異常の例で言うと……


実質的な発生確率=額面上の発生確率×{1-(自身のLUK-相手のLUK)/100}


という感じになるね!」


「成程な。俺のLUKが相手のLUKより数値が高ければ倍率が下がり、逆なら上がるって事だな」


「その通り!」


具体例を挙げてみよう。


前にティアリエが言った例に加えて、相手のLUKを55と仮定した場合……


実質的な凍結発生確率=20×{1-(5-55)/100}

          =20×1.5

          =30[%]


となる訳だ。


倍率が変わるのはデカイな。


コレは確かにヤバイわ。


発生したら面倒な類の精神異常に対する耐性が!!


うーむ、これは『『自立式魔導機構』の称号レベルは上げとかないと後々に響きそうだ。


今の精神異常耐性は称号の効果で5%上がってる状態でアレだしな。


状態異常の発生確率に関しては、理解できたな。


次に気になるのは……


「火耐性に『吸収』、石化と即死と呪怨に『反射』ってあるんだが、コレは?」


「どっちも文字通りだよ!火属性の含まれる攻撃に対してHPとMP回復。HP回復量は受ける筈だったダメージと、MP回復量は相手の消費したMPと等しい値の回復になるね!」


イメージ通りで正に『吸収』だな。


「『反射』は対応する項目が含まれている攻撃全てを完全反射するよ!」


それもイメージ通りではある。


が、俺が聞きたいのはそこじゃない。


「効果は字面から想像つくんだけどな、気になるのはどうしてそんなぶっ飛び性能の耐性が俺に付いてるんだって辺りだ」


「そりゃ、君の躰に使った素材に『物質龍(マテリアルドラゴン)の欠片』以外にも半端なじゃない物使ってるからね。言っただろう?『今持てる最高の技術と素材を使ったって』」


「具体的には何を突っ込んだんだらそんなのが発現するんだよ?」


吸収とか反射のような反則並の耐性が発現するとか絶対ヤバイ代物だよな。


「自分でも扱いに困ってた素材やらアイテムやらを危険物処理も兼ねて全力で突っ込んだからなぁ……」


「おい、今サラッと凄ぇ不安になるような不穏当な発言が聞こえたぞ!」


「あっはっは!細かい事は気にしない!ハゲるよ?」


「全身金属だから元から毛が無いんだが……」


これ以上ハゲ様が無いという。


「それもそうだね!」


俺の言葉を聞いて、ティアリエは楽し気に笑うのであった。


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