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教えてティアリエ先生 6

『人造生命体Lv.1』

錬金術により生み出された生命体に与えられる称号。

称号Lv.×100 INT追加補正。

Lv.1特典 補助スキル『回復力強化Lv.1』取得。

NEXT Lv:絵本を5冊読了する or 1SP



今までの称号が破格なものばかりだっただけにしょっぱく見えるな。


いや、特典で有用そうなスキルが取得できるだけでも有り難いんだけどさ。


頑張って称号レベルを上げる意味はあまり無さそうな感じだ。


次行ってみよう。



『錬金術師の従者Lv.1』

錬金術師の従者として生み出された存在に与えられる称号。

称号Lv.×250 STR追加補正。

創造主:ティアリエ・テークシス

NEXT Lv:創造主の命令に10回従う or 2SP



火力アップは序盤だと特に重要だよな。


これは有り難い称号だ。


急速成長に必要なSPが低いのも良い。


はい、次。



『翠翼の守護者Lv.1』

自らの意思で翠翼種の翼人を守護すると心に決めた存在に与えられる称号。

称号Lv.×500 STR追加補正。

称号Lv.×500 VIT追加補正。

称号Lv.×500 MND追加補正。

称号Lv.×500 守護対象のHPが1割減少する毎にHP、MP以外の基礎ステータスが上昇。

守護対象からの信頼度と守護対象への信頼度の平均に応じて上昇倍率が変動する。※現状上昇倍率1倍。

守護対象:ティアリエ・テークシス

NEXT Lv:守護対象への攻撃を20回防ぐ or 7SP



『物質龍の欠片』には及ばないものの、この称号も凄いVITとMNDの追加補正があるな。


しかも、STR追加補正とティアリエの残存HPの度合いに応じたステータス上昇補正まである。


間違いなく当たりの称号だな。


正直、レベル1のステータスが高いから不安だったのだが、理由が判明して安心した。


ホラ、パ○プロだと天才型って爆弾抱えやすいイメージあるじゃん?


あとダイジョバナイ博士の事故とかな!


俺の場合、LUKのステータス低いのだから尚更不安になって当然だろう。


「どうやら、外れの称号はないみたいだな」


俺が安堵と共に漏らしたのだが、


「…………………………」


ティアリエからの反応が無い。


「ティアリエ?」


先程まで騒がしかったヤツが急に静かになったので、心配になって呼び掛ける。


「……んあッ!?シュ、シュラ君!?」


俺の呼び掛けてようやく気が付いたようで、ティアリエは慌てた様子だ。


「突然ボーっとしてどうした?」


「い、いやーゴメンゴメン。この称号を見て驚いちゃってね」


「まあ、確かに破格すぎる称号ではあるが、『物質龍の欠片』に比べたら大したことないだろ?」


「私からしたら大した事だよ!生半可な思いでは称号というモノは発現しない!つまり君は本気で……」


「当然だろう。やるからには本気だ」


俺は決して器用な生き方が出来る人間では無い。


むしろ、酷く不器用な生き方しか知らないと言えるだろう。


だが、これは性分だ。


中途半端な思いで『護る』などと言えば、むしろティアリエをより危険な目へと導くだろう。


そんなのは真っ平御免だ。


ならば、本気で然るべきというものであろう。


「良いのかい?私は私の身勝手な都合で無理矢理君を呼んだ存在だよ?」


「俺も異世界に憧れてたクチでな。死んで終わるはずだった俺にまたとないチャンス与えてくれた恩人相手だ。そうしたいと思う理由としては十分じゃないか?」


そう口にしてはいたが、本音のところは違う。


まあ、先程の建前も嘘では無いんだがな。


俺は後味が悪いのは嫌いだ。


不遇な命運に曝されて尚、本気で楽しそうに笑っているティアリエを見ていたら、この笑顔を失わせたくはないと思っちまったんだよ、畜生。

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